12.18
ソフィテル アテネエアポートホテル (ギリシャ・アテネ)
ギリシャの玄関口、アテネ国際空港にある ソフィテルアテネエアポート Sofitel Athens Airport はトランジットや日帰りアテネ観光に便利。特にギリシャ国内線は早朝便も多いのでターミナル正面というロケーションは助かります。ここ以外のホテルが空港周辺に存在しませんからね、皆さんも泊まったことがあるのではないでしょうか?
Hotel Sofitel Athens Airport
【住所】 Athens International Airport, Spata, 19019 GREECE
【TEL】 +30 210 3544000
【FAX】 +30 210 3544444
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行き方
アテネ国際空港(ATH)のターミナルビル地上階を出れば真正面に見えます。
屋根はつながっていないので雨の日は濡れますが、横断歩道を渡ればスグという立地は有難い。なお、アテネ空港は24時間オープンです。
アテネ空港の周辺にはソフィテル以外のホテルはありませんが、タクシーやエアポートバスは24時間動いているので深夜早朝にアテネ市内と空港を行き来することも不可能ではありません。アテネ市内で安心して泊まれるホテルとして最高級ホテルの グランドブルターニュアテネ Hotel Grande Bretagne を当ブログで以前ご紹介しています。
チェックイン
チェックイン・チェックアウトの時刻はともに正午です。
エントランスにはベルが常駐。空港ホテルなのでスーツケースは自分たちで運んでしまいましたが、荷物の手伝いのお声掛けをしてくれるなどサービスは手厚い印象です。
ロビーに置かれているお水は無料で飲むことができて、特にライム入りドリンクの美味しさが記憶に残りました。コンシェルジュデスクもあり、別の滞在でギリシャ国内郵便を出す必要があったときはホテルで引き受けてくれるなどビジネス客向けのサポートも充実しています。
Le Club Accorhotels
ソフィテルはアコーホテルズのブランドのため、Le Club Accorhotels のゴールドメンバー・プラチナメンバーは会員としてベネフィットを受けられます。お部屋にウェルカムアメニティとゼネラルマネジャーからのメッセージが届いていました。
また、ロビーバーでウェルカムドリンクもサービスしていただきました。
ギリシャということで僕がお願いした飲み物は ウゾ Ouzo というお酒で、ボトルに入っているときは透明なのに氷の上に注がれると真っ白に濁るのが何度見ても不思議。実はこの後イスタンブールに向かったのですが、トルコの ラク Raki とほぼ同じ蒸留酒であり、フランスのペルノー、イランやシリアで飲まれるアラックとも近いものです。
フロアマップ
ゲストルームは345室、うち154室が禁煙ルームです。
スタンダードなお部屋はいずれも28㎡で、2~3階がスーペリアルーム、4~7階がラグジュアリールーム、8~9階がラグジュアリールーム・クラブソフィテル。スイートルームは2~7階にジュニアスイート、9階にクラブソフィテルスイートとプレステージスイートが用意されています。
リフトはキーカードでコントロールされておりセキュリティも安心。
お部屋からランウェイが見えるので航空ファンには堪らない眺望ですね。
ラグジュアリールーム
ここではラグジュアリールームの様子を掲載します。
ソフィテルアテネの窓にはカーテンではなくスライド式のドアが付いているので防音と遮光も完ぺき。面積は前述の通り28㎡ですがスーツケースを広げる余裕もありました。この時は夜遅くに ザキントス島からのオリンピック航空 で到着し、ベッドは既にターンダウン済み。眠りやすいベッドです。
お部屋でのWi-Fiによるインターネット接続は Le Club Accorhotels のシルバーメンバー以上で無料です。室内の時計が15分遅れなのが気になりました、飛行機のパッセンジャーを主な客層としているのに時計が狂っているのは問題です。
ミニバー
フリッジはロックされているので電話でリクエストして開けてもらう必要あり。
ボトル入りウォーターは無料。ルームサービスも24時間対応です。
バスルーム
全室にバスタブがあってフライトの疲れも癒せるバスルーム。
アメニティの数はかなり多く、コットン・綿棒・シャワーキャップ・爪やすり・ソーイングキットまでありました。歯ブラシを置かないのはヨーロッパ標準です。
バスアメニティはフランスの ランバン Lanvin で、クラブフロアとスイートではやはりフランスの エルメス Hermès が採用されています。空港ホテルとはいえ仏資本アコーホテルズの最上級ブランドらしさが窺えますね。
セーフティボックスのほか、バスローブや使い捨てスリッパやブラシも常備。
ハンガーの数が少なめですが長逗留するようなホテルではないので充分でしょう。
プール
最上階に屋内プール・スパ・サウナがあります。
ヨーロッパのエアポートホテルでプールの存在は珍しいですね、23時までのオープン。夜はサウナを、朝はプールを利用しました。
まとめ
アテネ空港周辺のホテルとしては唯一の存在で、立地は最強です。
ギリシャ国内線は行き先によって早朝のとんでもない時間帯の出発便も多いので、こちらに滞在される観光客やビジネスマンは多いのではないでしょうか?口コミもおおむね良好で、個人的にはアコーホテルズ傘下なのが嬉しいところ。
ホテルの裏に郊外鉄道プロアスティアコスの駅があり、2016年現在市内まで所要40分で片道9ユーロです。1日だけのアテネ観光ならソフィテルアテネエアポートに泊まって手ぶらでアテネ市内観光に出かけても良いでしょう。荷物の預りにも慣れているホテルです。なお、空港バスやタクシーは渋滞に巻き込まれる心配があり、鉄道はラッシュ時のアテネ市内でスリや“混み過ぎて乗車できない”恐れがあるので、一概にどの手段がベストとは言い切れません。
また、もし夏なら空港の南西に位置するアポロコーストに出てビーチで過ごすのもオススメ。今年はアテネで別のトランジットの機会に高級リゾートの アスティアパレス Astir Palace を再訪しました。空港からの距離は25kmでアテネ市内より近くタクシーで40分、運賃は30~35ユーロ(空港チャージ5ユーロを含む)です。一例として アリオンリゾートアンドスパ Arion Resort & Spa の旅行記を後日掲載しますので参考にしてください。
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