ひつまぶし＠あつた蓬莱軒 （日本・名古屋市）

Kitagawa＠Nagoyaです。毎年この時期は日本に滞在しており、土用の丑のうなぎをいただくのが楽しみ。
残暑厳しい８月の終りに地元 名古屋の鰻の名店「あつた蓬莱軒」を訪れました。本店に加えて、アクセスしやすい松坂屋店や駐車場の大きな神宮店も利用しましたので改めてご紹介します。

あつた蓬莱軒 本店

蓬莱軒は明治６年創業の老舗。日本料理のお店ですが、鰻の蒲焼きである ひつまぶし が名物となっています。元はと言えば、ひつまぶしって蓬莱さんの登録商標なんですよね。本店、蓬莱陣屋は拙宅からも近く、時々立ち寄らせていただいています。

どうですか、この渋い店構え。
はるばる遠方から訪れるお客さんも多く、平日でも正午前後は行列になって１時間ほど待つことも。あまり待たずに…となると、夕方一番に駆けつけるか、あるいは名古屋中心部にあるデパート「松坂屋」の南館10階にある店舗を利用した方がスムーズかも知れません。

メニューはこちら、2014年9月現在のものです。

やはり人気はひつまぶし。細かく刻みこんだ蒲焼きをご飯にのせて、たれをかけたものです。これが絶品、たれがたっぷりしみ込んでジューシーながら、焼き上がりのカリッカリ感もしっかり残っていて本当に美味しい！待つことは分かっていても、またどうしても食べたくなるひつまぶしなんて、ここ蓬莱軒のものくらいです。

一膳目はそのまま、二膳目は薬味をのせて、三膳目は独特のだしをかけてお茶漬けで。最後はお好みのスタイルで…という食べ方は、蓬莱軒のメニューの受け売りです。（笑
ちなみに僕はシンプルに、わさびだけをチョンと付けていただくお味をもっとも気に入っています。

とても混み合うお店ですが、大学生くらいのお客さんや女性のお一人様も多く、気軽に美味しいうなぎをいただけます。店員さんの対応も老舗とは思えない軽さで、個人的にはもう少し落ち着きがあると嬉しいなぁなんて思ってもみたり。
地元では良く知られた名店。熱田神宮の南に位置し、名古屋駅からは距離がありますが、名古屋にお立ち寄りの方はぜひ一度足を延ばしてみてください。

松坂屋店

ショッピングのため名古屋の中心部にある繁華街、栄（さかえ）に立寄りまして、せっかく久しぶりに松坂屋まで来たので蓬莱軒にてひつまぶしを食べてから帰ることにしました。場所は南館の10階。こちらも並ぶことがありますが、既に８月下旬とあってすぐお席に案内していただけました。ただし週末は１時間待ちになることもあり、ここは必ず１名が列に居なければなりません。

テーブル席がメインの明るい店内。平日のお昼時ということもあり客層は圧倒的に女性が多く。とは言っても騒々しさはなく、カウンター席にはお一人様もたくさんいらっしゃいました。出てくるのも割と早くて良いですね。

2015年8月現在、お値段変わらず3,600円でした。
蓬莱陣屋に比べるとレストラン感覚が強いものの、鰻はさすが蓬莱軒。お買い物のついでに立ち寄れるロケーションは便利でしょう。

お隣の席は着物姿の年配の方でしたが、慣れた風に「ご飯少な目で」と頼んでいたのが聞こえてきました。なるほど、僕も次回から少しご飯の量を減らして注文してみようと思います。

あつた蓬莱軒 神宮店

海外からお友達が遊びに来て急きょ鰻を食べに連れて行くことに。
本店がお休みの水曜日だったので近くにある神宮店を訪れました。既に予約席はいっぱいのため店頭で待つことにしましたが、目安として案内していただいた30分もかからずお席に着けました。店内入って左手には広めの待合室もあります。

こちらが定番のひつまぶし。
2016年8月現在のお値段は変わらず 3,600円なり。日本食も好んで食べる食通の皆さんですが…その感想は「一度食べれば満足だね」と口を揃えていました。そもそも海外ではウナギを食材にすることが稀で絶滅の危機に瀕していることも知られていますからねぇ

Kitagawaが頼んだのは長焼で、６切れ乗った上長焼定食。
鰻の旨みだけをじっくり味わうことができてオススメ、脂の乗り具合やサクッとした食感が最高です！もちろん肝吸いに変更していただきました。

若いスタッフが多く応接の程度は高くありません。また、観光客が写真を撮りまくっても子連れで騒いでもまったく問題ない雰囲気。他店舗に比べるとお一人様は少ないかな、神宮店には大きな駐車場があるのも地元民には嬉しいところです。

更新履歴

2014年 9月07日　作成
2015年 9月01日　松坂屋店の情報と地図を追加
2016年 9月03日　神宮店の情報を追加

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