06.28
Museo de Arte de El Salvador エルサルバドル美術館
中米にあるエルサルバドル共和国。その首都サンサルバドルは治安が悪く、大した見どころも無いので、ホテルの目の前にあった Museo de Arte de El Salvador エルサルバドル アート美術館 が唯一の観光となってしまいました。
サンサルバドルに観光で来る人は少ないかと思いますが、数少ない見どころの一つなので簡単にご紹介しておきます。
Museo de Arte de El Salvador、通称 MARTE はサンサルバドルの Zona Rosa ソナロサと呼ばれる地区の丘の上にあります。周りは各国大使館が集まる閑静な住宅街ですが、美術館の周囲にもまったく人通りがなくて不気味です。
下の写真は美術館の前の様子。向こうに見えている白い建物が宿泊先のシェラトン・プレジデンテ・サンサルバドル・ホテル。こんな近距離ですが、手荷物はすべてホテルにおいて手ぶらで来ました。
入場料は 1.5 USD(約150円)。エルサルバドルでは通貨として米ドルがそのまま使われています。
中はとても近代的で、床から壁から天井まで真っ白!空調もよく効いており、各フロアにしっかり作品が展示されています。外の世界とのギャップに、いったいここがどこなのか一瞬分からなくなってしまうほど。(笑
ラテンアメリカの作家をメインに、割と最近の作品を集めているようです。
絵画だけでなく彫刻などの立体物も置かれており、飽きずに見て回れました。見どころの少ないサンサルバドルで良い暇つぶしになります。
しかしながら…僕以外に誰一人お客さんがいませんでした。
エルサルバドルは中米で最も人口密度が高い国ですが、地元の人たちが現代アートに触れてみようというほどには経済が復興していないのかも知れません。
首都サンサルバドルは中米の中でも特に治安が悪く、日没後は絶対に出歩かないように、日中でも町の中心部には近付かないように!とホテルから再三注意を受けました。内戦が終わったのは1992年ですが、未だにバックパッカーでも避けて通る人が多い国です。見どころもありませんので危険を冒して見物に来る必要はないでしょう。初めてのサンサルバドル観光は、たまたまホテルの前にあったMARTEの観光だけに終わってしまいました。
でも、これだけではあまりに物足りないですよね?この程度の治安の悪さには慣れておりますので、体勢を立て直して改めてエルサルバドル共和国をレンタカーで観光しています。郊外には サン・アンドレス遺跡 や ホヤ・デ・セレン遺跡 などの見どころがありますので、追ってエルサルバドル旅行記としてご紹介していきたいと思います。
MARTE, Museo de Arte de El Salvador
レボルシオン通りの北端、シェラトン・プレジデンテ・サンサルバドル・ホテルの前。
【住所】 Final Avenida La Revolución, Colonia San Benito, San Salvador, EL SALVADOR
【TEL】 +503 2243 6099
【FAX】 +503 2243 1726
【開館時間】 午前10時~午後6時(月曜休館)
【入場料】 1.5 USD
【WEB】 marte.org.sv/
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