01.15
ストックホルム旧市街、ガムラスタン。
北欧はスウェーデンの首都、ストックホルム。
旧市街であるスターズホルメン島は ガムラ・スタン Gamla Stan と呼ばれ、美しい中世の街並みが人気を集めています。
ガムラGamlaは「古い」、スタンStanは「街」を意味します。小さな島なので、地図も持たずに気軽に散策を楽しめます。多くの見所が集まり観光客も多いのですが、一歩角を曲がればひっそりと静まり返っていたり、人一人通り抜けるのがやっとの路地があったり。ときどき姿を見せる教会の尖塔が、歴史と威厳を感じさせてくれます。歩き疲れたら大広場のカフェで一休み。ストックホルムを訪れたら、必ずガムラスタンには立ち寄りたいものです。
ガムラスタン(旧市街)への行き方
地下鉄ガムラスタン駅Gamla Stan下車、またはストックホルム中心部から国会議事堂を通り抜けてスターズホルメン島へ徒歩。
旅の醍醐味は、空気を肌で感じられること。
難しいことは考えず、人の流れに乗って歩いてみます。結構坂もありますよ。
ショーウインドウのお土産。
木の馬はスウェーデンの民芸品としてお馴染みのダーナラホース(ダーラへスト)です。
大広場 Stortorget
島のほぼ真ん中にあるのが ストールトルゲット広場 Stortorget です。
後ろに見えているのは 大聖堂 Storkyrkan。ストックホルム最古の教会です。
もとは13世紀に建てられたものの、後の災害によりこれは15世紀に改築されたもの。王宮に合わせてイタリア・バロック様式になっています。
カラフルな建物が肩を並べており、とても絵になります。ストックホルムに来たら必ず訪れたかったのがこの広場。カフェもあるので、ちょっと一休み♪
広場の建物はストックホルムを紹介するカットとしてよく使われます。
下はタイ航空の機内誌「サワディー」から。冒頭で掲載した写真も、ほぼこのアングルで撮影されています。
スウェーデン・アカデミー Svenska Akademien
大広場に面する建物は、1786年に設立された スウェーデン・アカデミー Svenska Akademien。
もとは証券取引所だったそうです。
1900年から、ここスウェーデン・アカデミーがノーベル賞の選考を行なっているそうで。
2001年にはノーベル賞100周年を記念して、ノーベル博物館 Nobel Museet がオープンしています。
ちなみにノーベル賞の授賞式は、ストックホルム市庁舎で行なわれます。
王宮 ストックホルム宮殿 Stockholms Slott
島の北の角にあるのは、スウェーデン王室の宮殿。3階建ての建物には600室を超える部屋があり、一部が一般公開されています。
運が良ければ、中庭で 王宮の衛兵交代式 が見られるかも?
この向こうや後ろはすぐ海で、左奥に見えているのが大広場の先にあった大聖堂です。
とても小さな島であることが分かるでしょうか?
国会議事堂 Riksdagshuset
ストックホルム市街とガムラスタンを結ぶ橋の中間にあるのが、スウェーデンの国会議事堂。
島が丸々、議事堂になっています。
ここは中央の石畳の橋を歩いて通り抜けることができます。
宿泊先の シェラトンストックホルムホテル から近いので、何度もお散歩しました。
船から見たガムラスタンの全景。
日程に余裕があれば、海からストックホルムを見るのも素敵です。
ストックホルム市庁舎の展望塔に登ると、ガムラスタンを俯瞰することができます。
更新履歴
2013年 2月10日 作成
2016年 1月15日 見出しと地図の差替え
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