02.05
レンタカーのすすめ(アイスランド旅行記)
アイスランドの魅力を一言でいうと大自然!
変化に富んだダイナミックな自然を目いっぱい楽しもうと思ったら、レンタカーの利用がベストです。
ヨーロッパはどの国も車で旅すると面白いのですが、アイスランドはことさらレンタカーでの旅行がおすすめです。変化に富んだ大地の魅力を余すところなく楽しめます。
郊外にはアットホームなホテルやレストランもあって、その素朴さがまた良いのです。
探し方は、もちろん口コミ!スーパーのレジやガソリンスタンドで「この辺で美味しいレストランない?」なんて聞こうものならさぁ大変。仕事も忘れてあれこれ教えてくれます。そのうち、後ろに並んでいる人達まで話に入ってきたりして…(笑
道中は何気ないシーンに心動かされて、ちょっと一休み。
声をかければ、誰からも笑顔が返ってきます。地元の人との会話から、次の目的地が決まったり…自由旅行の醍醐味です。英語の通用度の高さにも驚かされました。
このページでは、アイスランドでレンタカーを利用した際に気付いたことを簡単にまとめておきます。
今後ご旅行を計画されている方の参考になれば幸いです。
アイスランドAVISレンタカー
いつもアメリカでお世話になっているAVISレンタカーを利用しました。
レイキャヴィーク市内の場合、電話をすればホテルまで無料で迎えに来てくれます。お迎えの車に乗り込んでAVISのオフィスに行き、チェックアウト(車輌の借出し手続き)をします。電話1本でホテルに迎えに来てくれるのは、アイスランドの主要な観光ツアーと同じパターンですね。
ケプラヴィーク国際空港から首都レイキャヴィクまでは50kmの距離があります。空港バスも安くはありませんので、空港で借りてしまうのがスマートかも知れません。今回は滞在中にレンタカー利用に切り替えたので、レイキャヴィクで借りて空港で返却としました。
運転免許証
アイスランドはジュネーヴ交通条約に加盟していますので、日本の国際運転免許証があれば運転できます。
Kitagawaはあちこちの国で車に乗るので、自動車免許を4つも持っています。(笑
車種について
ヨーロッパなのでほとんどがマニュアル車。オートマもありますが、台数が少なく料金も高めになっています。もしハイシーズンにオートマを利用したいなら予約がベターです。
基本料金のほかに税金や保険が加算されますので、総額は結構いい金額になります。
路面状況
ゴールデンサークルを回るくらいなら小型車でも行けますが、内陸に向かうなら4WDでないとオフロードを走れません。アイスランドは天候があっという間に変わるので、遠出する場合は準備も慎重に。予め地図で路面を調べたうえ、出発前には最新の状況をWEBサイトで再確認しましょう。
できれば出発前に交通情報センターに電話をしてアドバイスを受けておくと完璧です。
地図とカーナビ
有料ですが、カーナビを借りておいた方が安心です。道路には簡単な看板が出ていますが、本当に簡単すぎて見落としてしまったり。しかもアイスランドの見どころは野原のど真ん中にポツンというパターンも多く、探すのに苦労します。
観光スポットの名称ではカーナビで場所が出てこないこともあり、事前にGoogle Earthで調査が必要でした。地図は現地で入手できますが、マニアックな見どころを回るならガイドブックとしてロンリープラネットをおすすめします。
ラウンドアバウト
日本人がヨーロッパでの運転で戸惑いやすいのが、ラウンドアバウトと呼ばれる信号のない円形交差点。アイスランドもほとんどの交差点がラウンドアバウトになっています。
重要なのは、環道の中にいる車が優先という点です。ラウンドアバウトの手前では充分に速度を落とし、中で回っている車がいれば停車です。他の車の前に割り込んでは絶対にいけません。右側通行なので反時計回りなのは言うまでもありません。
制限速度
当たり前ですが、制限速度は遵守を。特に市街地ではみんな速度を守って運転しています。
見通しのよい1本道だとついついスピードが出てしまいそうですけどね、オービスも設置されています。
給油
ガソリンスタンドはセルフサービスのところが多く、クレジットカード清算です。
通常レンタカーは満タン返しなので、もし深夜・早朝にチェックイン(車の返却)をする場合には周辺の24時間営業のガソリンスタンドを聞いておくと良いかと思います。
駐車禁止
駐禁の取締りは厳しく、罰金も高額です。詳細は割愛しますが、レイキャヴィーク市内は場所と時間によって駐車できたりできなかったり変則的なのでご注意を。現地のドライバーと情報交換するか、有料パーキングの利用が無難です。
なお、レイキャヴィーク中心部だと駐車場のあるホテルは限られます。
郊外のホテル利用のすすめ
レイキャヴィークを少し離れると、お手頃なホテルがたくさんあって助かります。
まぁ少しと言っても十キロ単位の距離だったりするのですが、車だとそれほど苦にならないもの。お部屋の前がパーキングになっているような、アメリカでいうところのモーテル形式のホテルもあって便利です。
お部屋からの景色、素晴らしいでしょ?
レイキャヴィークを離れれば夜は真っ暗なので、運が良いとオーロラが見えるかも!
探し方は、現地の観光案内所で教えてもらったり、トリップアドバイザーなどの口コミサイトが参考になります。よほどのことがない限り予約は不要。直接行ってお部屋を見せてもらってから決めればOKです。
たいてい無料で朝食も付いていますし、インターネットも問題なく使えます。
スーパーマーケット
車があれば、スーパーも気軽に利用できます。
アイスランドではBONUSとKRONANが二強みたいです。お持帰り寿司のTokyo Sushiなんてコーナーもありました。
なお、スーパーを本気で使い倒すならキッチン付きのホテルがおすすめですが、レイキャヴィーク中心部は駐車が面倒なんですよね。
ファストフード
アイスランドはファストフード不毛地帯で、なんと首都のレイキャヴィーク市内には皆無と言っていい状態です。ただし郊外には極僅かに点在しており、その中でもこちらドミノピザにはすっかりハマってしまいました。
ファストフードのピザには良いイメージを持っていないのですが(バンコクのドミノピザの不味さと言ったら!)
アイスランドのドミノピザは生地がもっちもちでチーズも絶品。ちょっと味付けが濃いものの、寒い日には身に染みるうまさです。ぜひお試しあれ!
アイスランドのお金
アイスランドは他の北欧諸国と同様にクレジットカードの通用度が非常に高いので、まったく現金を持たなくても旅行は可能ですが、今回は車で郊外に行くために少しばかり両替してみました。
実際のところほとんど現金を使う機会はありませんでしたが、コインには動物の絵が描いてあってカワイイのでよい記念品になりました。
最後に、借りた車がこちらです。
当初は僕らも現地のゴールデンサークルツアーなどを利用して観光していたのですが、天候に大きく振り回されたうえ、移動中の車内が暇すぎてすぐに飽きてしまいました。そこでレンタカーに切り替えたのですが、とても同じ道を走っているとは思えない爽快感です。ストロックル間欠泉やセリャラントスフォス滝はレンタカーで訪れていますので、ゴールデンサークルツアーのページと比較してみてください。
アイスランドを訪れる方は、ぜひレンタカーの利用を検討してみてください。また、実際に利用された方からの更新情報もお待ちしております。
次は夏のシーズンに来て、4WDでオフロードに出かけてみたいものです。
本文中で言及したサイトへのリンクをまとめておきます
エイビスレンタカー・アイスランド
Avis Car Rental Iceland
(こちらで車を借りました。)
www.avis.is/avisonline/is-gb/avis.nsf
アイスランドのガイドブック
(ガイドブックと言えばロンリープラネット。アマゾンの商品ページへのリンクです。)
www.amazon.co.jp/Lonely-Planet-Iceland-Greenland-Islands/dp/1741799422/
アイスランド気象庁
Icelandic Meteorological Office
(滞在中は毎日ここでお天気をチェックしていました。とても使えるサイトです。)
en.vedur.is/
アイスランド道路沿岸局
Icelandic Road and Coastal Administration
(最新の路面状況が分かるので、レンタカーで観光する場合は要チェックです。)
www.vegagerdin.is/english/road-conditions-and-weather/the-entire-country/island1e.html
写真の撮影地
HOTEL LAXNES (お部屋からの写真はこのホテルのもの。)
Kaffihúsið Álafossi (料理の写真はこちらのレストランです。)
シンクヴェトリル国立公園 (雪一面の道路は国立公園内を走行中のもの。)
スーパーマーケット
Krónan (持帰り寿司のTokyo Sushiが便利。)
Bónus (豚のマークが目印です。)
Google Maps
(今や旅行になくてはならない存在。)
maps.google.co.jp/
コメント
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Born to be wild って雰囲気が良く伝わりますね
東人サン、喩えが渋いっ!