10.16

オールドダッカで最も美しい宮殿、ピンクパレス Ahsan Manzil(バングラデシュ・ダッカ)
バングラデシュの首都ダッカにある アーシャンモンジール Ahsan Manzil は別名「ピンクパレス」や「ピンクの宮殿」とも呼ばれ、オールドダッカきっての観光名所。鮮やかな外観だけでなく内部のミュージアムも見学できます。
আহসান মঞ্জিল (Ahsan Manzil)
バングラデシュ ダッカ オールドダッカ
【開館時間】 午前10時半~午後5時半
(金曜日: 午後3時~午後7時半)
【休館日】 木曜日
【入場料】 500タカ(4 USD)
【URL】 ahsanmanzil.org.bd/
行き方
ダッカの旧市街、オールドダッカ Old Dhaka に位置し、ブリガンガ川 Buriganga River に面しています。船でアクセスする人はめったにいないと思いますが(笑)渡し船でショドルガットとサウスダッカを見学したついでにアーシャンモンジールの前まで送ってもらいました。船着き場の後ろにピンクの宮殿が見えていますね。
オールドダッカは大量の人やリキシャが入り乱れて通りはめちゃくちゃなことになっているので、アクセスは車ではなく自分もリキシャやオートリキシャに乗ってくるのが早いでしょう。オールドダッカ内なら50タカくらいだと思います。敷地の東側の入り口右側にチケット売り場がありました。
入場券
ピンクパレス – アーシャン・モンジール
Pink Palace – Ahsan Manzil
なかなか古い歴史がある土地のようです。
以下にKitagawaが英語の資料を要約しかいつまんでご紹介します(転載禁止)。
ここに建物が造られたのは18世紀まで遡り、フランス商人が宮殿風の商業施設を建築しました。それを1830年に Nawab Abdul Ghani の父、Khwaja Alimullah が購入。1859年から1869年にかけて改修を行ない、ナワブ家の本部とします。初めて水道と電気がアーシャンモンジールで使用され、以後のダッカの基盤になっていきます。(Kitagawa)
最古の建物である西棟はアンダルマハル Andarmahal と呼ばれ、1888年の竜巻を被災し倒壊。その再建の際に、ランマハル Rangmahal と呼ばれる東棟に現在の美しいドームが設けられました。
20世紀に入ると所有者が変わり、一帯も荒廃。1985年にバングラデシュ政府が宮殿を取得して改修を行ない、現在は博物館として公開されています。(Kitagawa)
東棟のランマハルには31室あり、うち23室でナワブ家ゆかりの品を展示。収集した家財や食器などが見られるほか、1904年に撮影された写真をもとに家具や絵画も再現されています。館内の写真撮影は禁止ですが、特に第3展示室のダイニングルームが圧巻。国内外からの来賓との応接室として使われた部屋です。テーブル上の磁器やガラス製の食器類はオリジナルで、ナワブ家が実際に使用したそうなのでお見逃しなく。(Kitagawa)
混沌としたオールドダッカにあって、ピンクパレスだけは別世界。宮殿と川の間は18世紀から変わらず庭園だったそうで、観光客だけでなくバングラデシュ人にとっても格好の自撮りスポットになっていました。南向きなので時間を問わず順光で綺麗な写真を撮れそうですね。周辺の見どころは、当ブログ内の バングラデシュ旅行記オールドダッカ観光 のページをご覧ください。
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