ＪＷマリオットホテルバンコクのキッチン付き１ベッドルームスイート

年内いつでも一泊わずか7,900円という前代未聞の激安の宿泊料で、マリオットの最上位ブランド JW Marriott のスイートルームに滞在しました。長年ホテルを泊まり歩いていますが、これほど破格のディールは後にも先にも今回だけでしょう。

タイの首都バンコクのメインストリート、スクンヴィット通りのナナ駅近くにある24階建ての高級ホテルです。朝食やプール、クラブラウンジなどの口コミは当ブログ内の ＪＷマリオットバンコクホテル宿泊記 をご覧いただくとして、ここでは１ベッドルームスイートの写真をまとめます。

ゲストルームは8～24階に位置し、泊まった19階の西側のお部屋はすべてスイートだったので予約を取りやすくアップグレードも期待できそうです。スイートルームは「１ベッドルームスイート」「コーナースイート」「ＪＷスイート」の３タイプあり、面積は66㎡～です。

リビング

室内は黒をアクセントにベージュ系のナチュラルカラーでまとめられています。テレビに面してソファのセットと、入り口すぐにあるキッチンの前には楕円形のダイニングテーブルも。ダイニングがベンチシートなので使い心地については意見が分かれそうです。

キッチン

調理もできるフルキッチンが備え付けられています。
バンコク市内では マリオットエグゼクティブアパートメントバンコクスクンビットトンロー などのアパートメントタイプのホテルを除けば珍しいのではないでしょうか。

ミニバー

フリッジの飲み物はソフトドリンク120バーツ、ビール200バーツとやや高め。クラブラウンジでお酒が提供される時間帯が長めのホテルなので、上手く使い分けると良さそうです。ティーバッグは２つのみ、ロンネフェルト社のものを採用していますがホテルの格からすると数や種類が物足りないと感じました。

ワークデスク

ベッドルーム

壁にタイの伝統的なイラスト、要所にはエキゾチックな印象のオブジェが置かれていて、マリオットマーキスクイーンズパークホテル や ホアヒンマリオットリゾート＆スパ などタイ国内のマリオットホテルで採用されているテイストに倣っています。気密性の高いお部屋ですが、空調の音は気になる大きさでした。細かい点ですがエアコンの操作パネルも光が目立つので、この広さの部屋なら取付け位置をもっと工夫できたはずです。

バス

バスタブは小さく感じるものの、さすがＪＷを冠しているだけあり全室がバスタブ付きです。水圧はやや弱くベイシンもシングルではありますが、独立したシャワーも設けられていて使い勝手に問題はありません。

アメニティ

バスアメニティはお馴染みの THANN ではなく Aromatherapy Associates が置かれていました。

クローゼット

使い捨てのスリッパ、バスローブ、アイロンなど。
ハンガーの数も十分ですね、無料のランドリーサービスも提供しているのでチェックインの際にご確認ください。

お部屋からの眺め

築年数の経っている建物ながら、近年リノベーションされていて新しさを感じます。あらゆる場所がぴかぴかに磨き上げられており、水周りにも大量のタオルが用意されていて、気持ち良く滞在することができました。新築ホテルが次々とオープンするバンコクですが、今回はサービス面でも至れり尽くせりのおもてなしをしていただき、さすが JW Marriott だと感じました。ＪＷマリオットバンコクはレストランも充実しており、出張で滞在するビジネスマンにおすすめのホテルです。

一泊税込み7,900円という破格のキャンペーン

長年ホテルを泊まり歩いていますが、この金額でこのクラスのお部屋に泊まれることは滅多にありません。名目としては「1997年の創業を記念して朝食込み一泊1,997バーツ（税サ別）」というプロモーションですが、実際はCOVID-19による大安売り。12月31日まで週末も含めていつでも、誰でもこの金額で予約でき、しかもマリオットの会員プログラム Marriott Bonvoy のステータスもすべて有効という太っ腹なディールで…まさかスイートへのアップグレードやラウンジのアクセスまで付けていただけるとは驚きました！さすがに申し訳ないので館内のレストランで宿泊費を上回る飲食をして来ましたが、そちらも半額になって恐縮しきり。この情報はTwitterでもシェアしたので、上手く利用された方がいれば嬉しく思います。

2020年, '20 タイ