コートヤード バイ マリオット バンコク ホテル宿泊記

バンコク中心部、セントラルワールドや２つのBTSの駅に近い コートヤード バンコク Courtyard Bangkok のホテル宿泊記です。リーズナブルな宿泊料でありながら部屋が清潔でクラブラウンジもあり、市内にあるマリオット系ホテルの中では特にお得度の高い観光におすすめのホテルです。

高架鉄道（BTS）のラチャダムリ駅やチットロム駅から徒歩10分程度。ラチャダムリ通りからソイを200mほど入った場所にあり、アナンタラサイアムバンコク（旧 フォーシーズンズホテルバンコク）の裏手にあたります。駐車場はホテルの敷地内ですが露天駐車のため木の葉などを被り一晩で車が汚れてしまいました、駐車券は無く料金も無料です。

チェックイン

レセプションでは冷たいウェルカムドリンクが出てきてびっくり。
コートヤードはマリオットのバジェット（格安）ブランドですが、先日泊まったオーストリアのコートヤードリンツがまったくの塩対応だっただけに、ここはタイらしいホスピタリティを期待できそうです。

すぐに部屋を用意できるけれど夕方まで待ってもらえればアップグレードができると提案いただき、しばらくクラブラウンジで過ごすことにしました。なかなか稼働率が高いホテルのようですね。マリオットの会員プログラム Marriott Bonvoy のプラチナ以上のメンバー向けベネフィットについてまとめた案内ももらえましたので、以下に要約します。

マリオットボンヴォイ・エリートベネフィッツ

・ ウェルカムギフト 500ポイント
・ ランドリーサービス 20％割引
・ 館内での飲食 20％割引（ルームサービスを除く）
・ Thada Heritage Spa におけるトリートメント 20％割引
・ クラブラウンジの利用

ラウンジ

コートヤードバンコクのクラブラウンジから先にご紹介します。
15階にあり、午前6時～深夜0時のオープン。スタッフも常駐しており、お部屋の準備が出来たらKitagawaを見つけてキーカードを持って来てくれるなど対応もしっかりしていました。ここはバルコニーに出ることができ、屋外で喫煙が可能。会議室も用意されており毎日2時間まで無料で、実際にミーティングを行なっているゲストも見かけました。なお、12歳以下の子供はラウンジに入室することができず、代わりに MoMo Café の利用となります。

カクテルアワー

午後5時半～7時半はイブニングカクテルの時間で、お酒を含むドリンクのほかスープ、サラダ、チーズ、ホットミールをいただけます。ヤムやラープなどタイらしい辛い味付けの小皿もあってビールとの相性が良い。ワイン、ウィスキー、リキュールも置かれていました。品数は多くありませんがしっかり補充されるので日没前に小腹を満たすには十分です。

その他、午後2時半～午後4時半はアフタヌーンディライツと称して果物やナッツなどが出ています。
クラブフロアの宿泊者以外のラウンジ利用は一人1回あたり朝食450バーツ、カクテルアワー800バーツ（税サ別）にて招待が可能です。

フロアマップ

十字のレイアウトになっているうち先端の広めのお部屋をアサインしていただけました。
見たところ角部屋が多いのでアップグレードはされやすいホテルかもしれません。

室内は手前がタイル張りでバスと一続きになったウェットエリア、奥はえんじ色のカーペット。少しやぼったい印象も受けますが色合いはクッションや壁のオブジェなども含めて統一感があります。

クローゼット

セーフティボックス、アイロン、バスローブ、使い捨てスリッパなど高級ホテル並みのアイテムが揃っており、ハンガーの数も十分過ぎるほど。

ミニバー

フリッジは空っぽではなく飲み物が収められていました。飲料水も無料で用意されていますが、瓶詰めなので街歩きに持って出るには適しません。

バスルーム

バスはシャワーのみ。

アメニティは日本のマリオット系ホテルでも見かける NIRVAE というシリーズ。ディスポーザブルの歯ブラシや綿棒も置かれ、その他のアイテムは無料で用意できる案内が出ていました。年100泊もホテルに泊まっていると自分のバニティを持ち歩いているのでホテルのアメニティを使うことは少なく、コートヤードくらいのグレードなら個人的にはすべて on request basis でも良いかな？と思います。

ワークデスク

デスクにはライトもあって良いのですが、天板がガラスのためマウスが使いにくいタイプです。

朝食

朝食は午前6時～10時半の提供。ラウンジではなくレストラン MoMo Café にていただきました。
バッフェにはエッグステーションもあり、コーヒーはアイスも無料で淹れてもらえます。ヌードルは大外れ、タイでこれほど薄っぺらい味付けのスープは初めてで屋台ならとっくに潰れているレベルです。

プール

周りはコンドミニアムに囲まれていますが屋外プールもあり。

フィットネスセンター

ホテルからの眺め

まとめ

安さの割に綺麗なお部屋でアメニティも揃っており、さすがホテルの競争が激しいバンコクですね。大通りから少し入る必要がありますがその分低層階でも静かです。ホテルから駅までは無料のトゥクトゥクが出ており、セントラルワールドまで歩くこともできる距離。バンコクのマリオット系ホテルの中では料金が安く、朝食のバラエティの乏しさとバスタブが無いことを除けばご旅行に適したホテルです。ラウンジは年中無休でカクテルアワーも楽しめるのでクラブラウンジにアクセスできるエグゼクティブルームの予約がおすすめです。

2019年, '19 タイ