04.03
マダガスカル航空 (コモロ連合モロニ-アンタナナリボ)
マダガスカル航空 Air Madagascar でマダガスカルの首都アンタナナリボへ。
欠航したり予定より早く飛んで行ってしまったりとハチャメチャな航空会社ですが(笑)周りの島へ国際線を飛ばしており、コモロ連合のモロニからアンタナナリボのイヴァト国際空港までエアーマダガスカルB737-800型機に搭乗しました。
予約
エアーマダガスカルの公式サイトにて購入。
コモロ連合グランドコモロ島からのフライトは曜日運航で、たかが1時間余りのフライトとは思えない容赦ないプライシング、片道で41,167円もしました。ここまで高いとは思わず、コモロへの往路を エチオピア航空の特典航空券 で取っておいて良かった!
首都モロニの北にあるハハヤ空港からマダガスカルに向かいます。
搭乗日の3月24日はなんとコモロの選挙の投票日!商店はすべてお休みで道路も封鎖、許可を受けた車両しか通行できないそうで、宿泊先の ゴールデンチューリップ グランデ コモロ Golden Tulip Grande Comore Resort & Spa に空港送迎(片道20ユーロ)を頼んでおいて正解でした。
許可証を掲げてハハヤ空港へ向かいます。
乗合いタクシーを上手く拾えば(要フランス語による交渉)500コモロフラン(約1ユーロ)で空港まで行ける気がしますし、英語の話せるドライバーにボラれても5~10ユーロが目安です。
プリンス・サイード・イブラヒーム国際空港(ハハヤ空港)
Prince Said Ibrahim International Airport
こちらがグランドコモロ島にあるコモロの玄関口、プリンスサイードイブラヒーム国際空港(HAH)です。名前は立派ですが中はすっからかんのエアポート。着いたときはATMも銀行も両替屋も存在せず参りましたが、観光客が訪れないがゆえに素朴な島国の生活に触れることができました。ただしトラベルエージェントは存在しないのでフランス語で日常会話ができてアフリカの旅行経験が無いと厳しいデスティネーションですね…お勧めはしません。
エアーマダガスカルは突然の欠航や変更が多く3時間以上前に空港に行くようホテルからも言われました。チェックインカウンターは数個で、よく分からない係員が大勢いてかえって余分な時間がかかるのはアフリカならではの光景です。
こちらがコモロの出入国カードで、入国の際に書いたものと同じフォームを埋めます。
イミグレものんびりしていますがスタンプをもらって無事出国。
体育館のように広々とした出発コンコース。
エアコンは無くWi-Fiも飛んでいませんが、片隅にバーがあり飲み物くらいは入手できます。
訪れた100か国以上でマグネットを集めており、お土産物屋さんで見つけたので購入。2,000コモロフラン(約4ユーロ)と高いもののモロニ市内の市場ではまったく売っていなかったので仕方ありません。
マダガスカル航空 Air Madagascar
予定のボーディング時刻の14:20より30分も早く搭乗開始。
ターミナルから歩いてランプに駐機しているシップへ向かいます。大っぴらに写真を撮っていると注意を受けますが、東洋人など滅多に来ない地なのであまりうるさいことは言われません。
ビジネスクラス
前方にあるビジネスクラスのシート。
エコノミークラス
後方のエコノミークラスの様子。
14:03ドアクローズ、14:12離陸。
本当に予定より早く飛んでしまうのですね!どうやら小さな空港で乗客も少ないので早まる傾向が強く、マダガスカル航空を利用するなら早めに空港へというアドバイスに間違いないようです。かつて西アフリカのベナン共和国で2時間前に空港に着いているのにチェックインを締め切られて エールフランス航空ビジネスクラス に乗れなかった記憶が蘇ります…あの時は大変でした。
機内誌
機内誌にエアーマダガスカルおよびコードシェア便の路線図が載っていました。
こちら に拡大したものをアップしてあります。かつてタイの バンコク Bangkok から直行便が飛んでいたのに旅行のタイミングを逃してしまい、今回は恐ろしく大回りをしてマダガスカルを訪れることになってしまいました。今は代わりに 広州 Guangzhou から直行便が出ていますし、仏領のレユニオン経由で訪れる観光客も多いようです。
機内食
国際線なので機内食が出ました。
冷菜ですが割と美味しくいただくことができ、赤ワインを頼んだらちゃんと出てきて機内サービスはしっかりしているようです。この地域はフランスパンも外れがありません。
フライト時間は1時間35分、実際には1時間ちょっとの距離なのであっという間の空の旅。
地理的には近いのですが、航空券の高さと見どころの無さで、なかなかコモロまで足を延ばす日本人はいないのではないでしょうか?フランス海外県であるマイヨット島やレユニオンを除き、昨年と今年でこの海域に散らばるマダガスカル、モーリシャス、セイシェル、コモロという4か国をコンプリートできました。
イヴァト国際空港
Ivato International Airport
マダガスカルの首都アンタナナリボにあるイヴァト空港(TNR)に15:29着陸、15:37ドアオープン。
ここも写真は禁止ですが、観光客が撮ってしまった分については大目に見てくれるようです。
やはりタラップ降機から歩いてターミナルへ移動となり、イミグレの入口で冊子を渡されました。この冊子には入国カードと検疫のフォームが挟み込まれているので列に並んでいるうちに空欄を埋めておきます。泊まるホテルの名前や電話番号が必要でした。最初に検疫のブースがあり、記入内容に漏れが無ければビザの窓口へ進みます。
マダガスカル ビザ
マダガスカル入国にはビザが必要ですが、到着時に取得できます。
2019年3月現在のビザ代は以下の通り。マダガスカルの通貨アリアリで払うと115,000アリアリ(約28ユーロ)と安いのですが、入手する術はありませんので次に安い米ドルで支払いました。
16:09にマダガスカル入国。
マダガスカル旅行記として イヴァト国際空港での両替、マダガスカルのSIMカードの購入、空港からアンタナナリボ市内への行き方について 体験をまとめていますので訪れる方は参考にしてください。この後は バオバブ街道 を目指して マダガスカル国内線Tsaradiaでモロンダバに 向かいます。
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