05.19
セイシェルで最も有名なラディーグ島の絶景ビーチ Anse Source d’Argent
ラ・ディーグ島 La Digue にあるビーチ、アンス・スース・ダルジャン Anse Source d'Argent はサンゴ礁に守られた穏やかな砂浜や散らばる大きな石が珍しく、今回のインド洋旅行の最終目的地。セーシェルを代表する美しい光景で、マヘ島からプロペラ機や船を乗り継ぎはるばる訪れる価値がありました!ゾウガメさんにも会えましたよ。
Anse Source d'Argent
インド洋 セイシェル共和国 ラディーグ島
【開園時間】 午前7時~午後7時
【入場料】 Rs. 115 (962円、2018年9月現在)
行き方
セーシェル国際空港のあるマヘ島から エアセイシェル国内線 でプララン島に飛び、プララン島からラディーグ島までフェリーで往復します。詳しくは当ブログ内の プララン島からラディーグ島への行き方 のページをご覧ください。
目指すアンススースダルジャンはフェリーターミナルから南に2kmの距離。治安の良い国なので歩いても行けますが 自転車で島内を観光する のが一般的で、レンタサイクルの相場は100ルピー前後です。僕らがラディーグ島で泊まったホテル ル ドメーヌ ドゥ ロランジェリー・リゾート&スパ Le Domaine de L'Orangeraie Resort & Spa でも1日あたり75ルピーで自転車を貸してくれました。
のどかな島の一本道を南下すると リュニオン・イステイト L'Union Estate という公園があり、下の写真が入口です。入場料はクレジットカードも使えることになっていますが、ロール紙が切れていて現金で支払いました。
公園内は綺麗なお花が植えられ、ロッジやレストランもありました。
往来する自転車の後を追って行けば迷うことも無いでしょう。駐輪場に着いたら自転車を停めて、最後は歩いてビーチを目指します。
アンス スース ダルジャン
Anse Source d'Argent
真っ白な砂浜にターコイズブルーの海!
セーシェルでは8か所のビーチを訪れましたが断トツの美しさです。沖にサンゴ礁があるため波が穏やかで、遠浅の海らしく水面がとても明るい。セーシェルにおいてサンゴ礁を持つビーチは稀であり、モルディブを思わせる突き抜けた海の輝きでした。
アンススースダルジャンは1km以上に渡って続いており、巨石の間を抜けてさらに奥のビーチを訪れることができます。広々とした砂浜もあれば、石に囲まれた秘境のような空間もあり、次はどんな光景が現れるのか?冒険心が掻き立てられますね。
花崗岩が織り成す変化に富んだ砂浜
ビーチに沿って転がっている石ころは花崗岩。
上に登ったり下をくぐり抜けたり陰で休んだり、天然の遊び場になっています。
絶景ですね~これぞ絶景。
世界のビーチを特集したランキングでも上位に名を連ねているのも納得です。手付かずの自然と静かなお宿、自転車での島内観光、遠浅の海。夏に訪れた沖縄は竹富島の コンドイビーチ を思い出さずにはいられませんでした。
特にお天気が良い日なので朝から観光客もいっぱい。
とは言っても、わざわざ旅先にセーシェルを選び、はるばるラディーグ島まで来る人たちです。皆さん騒ぐことも無く、お気に入りの場所を見つけて思い思いに寛いでいました。
さらにこの日は引き潮とあって、遠浅になったアンススースダルジャンを沖まで歩いて行くことができます。シュノーケリングなどのアクティビティもオススメで、カヤックの貸出しサービスや素朴なカフェも営業していました。
セーシェルという場所柄、バカンス客はヨーロッパからのハネムーナーなど大人ばかり。東洋人は極めて少なく、セーシェル滞在中とうとう一人も日本人を見かけませんでした。モーリシャスやモルディブと比べても来る人を選ぶディスティネーションと言えそうです。
お天気が悪いと魅力も半減
せっかく面白い地形のアンススースダルジャンも、曇りの日や満潮の時に来ると眺めが冴えません。
ベストシーズンに旅行していますがセーシェルは思った以上に天候が変わりやすく、日や時刻を変えて出直しています。ただでさえ日本から遠いのでなかなか現地で自由な時間を作りにくいと思いますが、ここは日程に余裕をもって訪れるのが正解です。
アルダブラゾウガメ
公園の敷地内ではゾウガメさんが飼育されていました。
アルダブラゾウガメはセーシェルの固有種。モーリシャスで訪れた ラ・ヴァニーユ La Vanille Nature Park のように触ったり背中に乗ることはできませんが、ここでは無料で葉っぱのご飯をあげることができました!
まとめ
マヘ島からラディーグ島を訪れるにはプララン島を経由する必要があるので移動に少し手間がかかりますが、セーシェルで最も有名なビーチなので頑張って足を延ばしたい場所。ツアーも出ているので日帰りも不可能ではありませんが、島内には他にも静かなビーチが点在しているのでラディーグ島のホテルに宿泊するのも良いでしょう。
僕らは島一番のホテル ル ドメーヌ ドゥ ロランジェリー・リゾート&スパ Le Domaine de L'Orangeraie Resort & Spa に滞在し、時間が経つのを忘れるような素晴らしいバカンスを楽しめました。三日間では足りないくらい!必ず戻って来たい島がまた一つ増えてしまいました。
更新履歴
2018年12月08日 作成
2020年05月19日 写真のレイアウトを変更、リンクを追加
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