08.09
ANAビジネスクラスB787-9搭乗記(クアラルンプール-羽田)
クアラルンプールから羽田までANAのビジネスクラスに搭乗しました。
前回はB787-8のクレードルシートでしたが、今回はB787-9のスタッガードシート!全席通路アクセスのフルフラットシートで快適な空の時間を過ごすことができました。
ANAボーイング787
全日空がローンチカスタマーであり世界最大のオペレーターとなっているボーイング787型機。
787-8と787-9がありますが、胴体の長さの違いを見分けられますか?分かりやすい差は窓の数で、第1ドアと第2ドアの間に窓が9個の機体が787-8(B788)、13個だと787-9(B789)と判別できます。
チェックイン
搭乗するのは14:15クアラルンプール発、同日22:15羽田着のNH886便。
予約クラスはPのためAMCに対するマイル積算率は70%です。
KLIAことクアラルンプール国際空港(KUL)でチェックイン。
日本と同じような案内が出ていて分かりやすく、並んでいる人もいないので直ちにチェックインが済みました。搭乗券と一緒にイミグレーションの優先レーンPremier Accessの案内やビジネスクラスラウンジのインビテーションを渡されます。
ゴールデンラウンジ
クアラルンプール出発の際に提供されるビジネスクラスラウンジが変更となったそうで、今年リニューアルされたばかりのゴールデンラウンジを利用できるようになりました!
行き方やサービスについては当ブログ内の マレーシア航空ゴールデンラウンジ のページにまとめてあります。
クアラルンプール発 羽田行き
かつてJALばかり乗っていたKitagawaですが、今年は SFC修行 を兼ねて積極的に青い翼を利用しています。機内の様子は昨年初めて乗った ANAビジネスクラスB787スタッガードシート搭乗記 に写真をたくさん掲載したのでご覧ください。
FFPの上位メンバーが多いのか、搭乗口には行列が出来ていました。
14:34にプッシュバックされたものの、絶え間なく到着機のランディングが続いてなかなか離陸できないようで…いつの間にか寝てしまったのですが、目が覚めてもまだ誘導路上でびっくりしました。
15:10にようやくテイクオフ、定刻のおよそ1時間遅れです。
ウェルカムシャンパンは デュヴァル・ルロワ Duval-Leroy。離陸後の飲み物にカンパリオレンジをお願いしました。僕は食事が近いので貰いませんでしたが、遅れてスナックか何かも配られたはずです。
ビジネスクラスのキャビンはフルフラットシートを互い違いに置いたスタッガードシート配列で、全席から通路にアクセスできます。選んだのはひとり掛けになっている窓側席の2Kで、かつシートも窓側に寄っているのでプライベート感がありました。ちなみに翌月搭乗した成田発バンコク行きANAビジネスクラスでは反対側、シートが通路に寄っている2Cに座ってみたところ思ったほどの差は無く、オフセットする側によって当たり外れの大きなJALとの違いを感じました。
機内食
離陸から45分後に機内食のサービスが始まりました。
アミューズは洋食寄りに作られており、食前酒にシェリーを貰いました。サーモンのタルタルを詰めたシューは食べるのがもったいない可愛らしさ!奥にはアボカドと海老のサラダと、チーズグリッシーニが添えられていました。余計なことですが、グリッシーニはポリポリ齧らず手で折って食べるのがマナーです。
和食を選んだところ、まずは器が良いですね!
手前の前菜はスモークした鴨に酸味のあるオレンジが刺さっていて品のある味。海老、チーズかまぼこに、隠れてしまっていますが枝豆、右のガラス器にはくらげ酢が入っていました。小鉢には鰻と磯辺玉子焼きの餡かけとイカの酢浸しです。
メインは鮭照り焼きと野菜煮。
ご飯、味噌汁、香の物が並び、機内食とは思えない美しい和食です。全体的なボリュームは写真で見る以上で、正直ご飯を食べ切るのは苦しいくらい!
デザートのチョコレートラズベリーケーキにカットされたフルーツ。
ケーキは思ったより甘さが強く、紅茶をいただきました。洋食ならデザートの代わりにチーズを貰って引続きワインを味わうのも良さそうです。
日中便なので映画も楽しみました。
機内エンターテインメントのコントローラー、ヘッドホンやUSBのコネクタ、コンセントなどは左肩の位置にまとめられています。サイドテーブルには細々としたものを並べておけるので、つい散らかしてしまいますね…周りは空席も多く、丁寧な機内サービスを受けることができました。
映画の後は自分でマットレスを敷いて休憩。
たびたび記録を残すのを忘れてしまいますが、機内アメニティとして耳栓やアイマスクなどがポーチに入れて最初からシートに配られていました。シートコントローラーにある DO NOT DISTURB のボタンを点けておくとギリギリまで寝かしておいてくれます。
と思っていたらすっかり寝入ってしまい、目が覚めた時は到着の一時間前。
最後に一風堂のラーメンとやらを食べてみようと思ったのですが間に合いませんでした。一風堂は翌月の成田発バンコク行きビジネスクラスで体験することにし、取急ぎいただいたコーヒーにはベイリーズのアイリッシュクリームを入れてみました。
ランディングは22:21で、出発の遅れを飛行中にだいぶ取り戻したのは流石です。
同54分に荷物を受け取り、その10分後にターミナル間の無料連絡バスに乗車。翌日の 羽田発那覇行き国内線 の乗り継ぎに備えて 羽田エクセルホテル東急 に宿泊します。
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