05.28
ブラチスラヴァ旧市街 (スロヴァキア旅行記)
Kitagawaです、週末を利用してスロヴァキアのブラチスラヴァを訪れています。
ヨーロッパの小さな都市の観光となれば、メインは旧市街の散策です!
ブラチスラバ旧市街
スロヴァキア共和国の首都ブラチスラヴァは、ドナウ川に面した静かな街。オーストリアのウィーンから僅か60kmしか離れておらず、日帰りで訪れることも可能です。
ヨーロッパの小さな都市では、たいてい旧市街の散策が観光のメインとなります。ここブラチスラヴァでも、主な見所は旧市街の狭いエリアに集中しています。範囲にして1km四方ってところなので、観光は徒歩で充分です。
旧市街の東にあるシェラトンブラチスラヴァホテルから出発し、旧市街の西にあるブラチスラヴァ城まで歩いてみました。
以下に観光名所の写真を、実際に見て回った順に掲載しています。
ページの最後にて、僕の感想とスロヴァキアへの行き方を簡単にまとめておきます。
聖エリザベス教会 St. Elizabeth’s Church
まず訪れたのは、通称「ブルー・チャーチ Blue Church」と呼ばれる聖エリザベス教会です。
名前を聞いた瞬間に興味を持ち、真っ先に訪れました。
なるほど確かにブルーチャーチですが、まさかこんな色合いだとは思っていませんでした。丸みがあって、全体的に乙女チックな印象を受けるユニークな教会です。
住宅街の中にあって分かりにくいのですが、おすすめの見所です。
のんびり歩いて、旧市街へと向かっていきます。
レドゥタ Reduta
次の見所は、ドナウ川から旧市街に入ってすぐにある「レドゥタ」という建物です。
瀟洒な外観ですね!色合いも優しく、とても気品に溢れています。
何かと思えば、スロヴァキアフィルのコンサートホールだそうです。
あいにく週末はお休みのようですが、タイミングが合えばここでクラシックを聴いてみたいものです。
地階には同名のレストラン「レドゥタ」も併設されています。
フヴィエズドスラヴォヴォ広場 Hviezdoslavovo nám.
細長い広場に到着しました。長いのは形だけでなく、名前も舌を噛みそうな長さです。(笑
散歩をしている地元の人や、この辺りから観光客も増えてきます。
ここでは露店でお土産を買ったり。今年から、訪れた各国でマグネットを集め始めたんです。
すべて値札が付いており、通貨も今やユーロなのでお買い物も簡単です。
スロヴァキア国立劇場
広場に面するこの建物は、スロヴァキア国立劇場だそうです。
教会といい劇場といい、サイズが小っちゃくてどこか可愛らしく見えてしまいます。
像
ブラチスラバには街のあちこちに面白い像があり、これも見所の一つになっています。
その中でも特に有名なのが、マンホールから顔を出す彼!よくポストカードの絵柄にもなっており、観光客がぐるり取り巻いて写真撮影会の様相です。
せっかくなので、僕も同じポーズで写真を撮ってみました!(笑
ちなみにこれ、レストランの入口の前なんです。お店としてはどう思っているのでしょう?
フラヴネー広場 Hlavné nám.
観光客の流れについてさらに歩いて行くと、ブラチスラヴァの中央広場(フラヴネー広場)に到着です。
ここが旧市街の中心地となります。
正面に見えている建物は「旧市庁舎」で、現在は歴史博物館になっています。
上の写真の右側に日本の国旗が見えますか?これは日本大使館だそうです。こんなほのぼのとした雰囲気の場所にある大使館は珍しいですね~
フランシスコ教会 Františkánsky kostol
ここから少し上り坂。教会を見つけたので覗いてみました。
この「フランシスコ教会 Franciscan Church」の歴史は13世紀に始まるようで、聖マルティン大聖堂と並んでブラチスラヴァでも最古の教会の一つです。
ミハエル門
最後にたどり着いたのは、かつて旧市街を囲む城壁の出入口だったミハエル門です。
ヨーロッパの旧市街の城壁ってほとんど壊されており、かろうじてこういった門が残っているくらいですね。ブラチスラバでは唯一この門だけ現存しているそうです。
こんな銘板が埋め込まれていました。
もし中世の雰囲気が好きで旧市街を守る城門に興味があれば、エストニアのタリン旧市街がおすすめです。
ヨーロッパの国はほとんど行きましたが、現存する城壁としてはタリンのものがお気に入り。昨年に続いて今年も訪れていますので、改めてご紹介できればと思います。
ブラチスラヴァ城と聖マルティン大聖堂
この他に見逃せない見所は、聖マルティン大聖堂と、丘の上にあるブラチスラヴァ城です。
この写真はドナウ川の上から撮ったもの。
両方とも旧市街の西側にあるので、そのまま歩いて行くことができます。
感想
今回はブラチスラヴァのみを見て歩きました。ドナウ川に面しているからでしょうか、小さい街ながら開放的な気分で観光できました。
ユーロ圏でありながら物価は安く、治安も良好、英語(またはドイツ語)の通用度も高く。ウィーンから近いので、オーストリアにご旅行の際はぜひ立ち寄ってみてください。
旧市街はとても可愛らしい印象を受けました。丘の上にあるお城も、どこかオモチャみたい。写真は載せませんでしたが、中央郵便局なんてその渋さに感動です。ブラチスラヴァは何でも小っちゃいのが素敵でした。ちょっと路地を曲がれば落書きがあったりしますけどね、とにかく緑が多くて静かな街です。
今回はウィーンに荷物を置き、ブラチスラヴァには1泊2日というお手軽な週末旅行でした。スロヴァキアは山岳地帯の大自然が魅力らしいので、次は車を用意して本格的に回りたいと思います。世界遺産も多く、特にスピシュ城は必ず見に戻ってきます。
あ、もし数年しても忘れているようなら誘ってください。(笑
すぐにでも荷物をまとめて、一緒にスロヴァキアの見所を巡りに出発しましょう!
スロヴァキア共和国へは周辺国からアクセスします。隣接する国のうちポーランドとは接続が悪いものの、チェコ、オーストリア、ハンガリー、ウクライナとの間には鉄道やバスの直行便が多数運行されています。空路で来る場合も、オーストリアのウィーン国際空港を利用し、ブラチスラヴァ行きのバスに乗るのが一般的です。
特にオーストリアのウィーンからは近く、ブラチスラヴァまで60kmしか離れていません。鉄道でのアクセスについてはブラチスラバからウィーンへの鉄道のページを参考にしてください。また、ドナウ川を通って船で訪れることも可能です。ウィーンからブラチスラヴァへの船のページを参考にしてください。
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