03.15
エーゲ航空Aegean Airlines搭乗記 サントリーニ島と空からキクラデス諸島の眺め
ギリシャ旅行記、アテネからエーゲ海に浮かぶサントリーニ島まで エーゲ航空 Aegean Airlines の搭乗記です。45分ちょうどの観光路線はキクラデス諸島のど真ん中を突っ切る飛行ルート、窓側に座れば空のうえから数々の島を目にすることができます。
ギリシャ旅行計画のポイント
ギリシャの国内線において、エーゲ海は天候による遅延や欠航が起きやすい地域。
過去4回の旅行では予定通り飛びましたが、エーゲ航空およびオリンピック航空はスケジュールが変わっても対応がぞんざいなことで有名であり、ひとたびトラブルが起こると空港のカウンターは大混乱に陥ります。そのためギリシャ旅行では同日の乗継ぎを避ける、特に帰国の際は前日までに島からアテネに戻って来るよう旅程を組んだ方が安心です。
運賃
航空券の運賃はイールドマネジメントされており日や便によって細かく変動します。
2016年は行きが1名あたり 123.18ユーロ(14,446円)、帰りは 162.30ユーロ(18,865円)でした。
2011年のフライトではギリシャのテッサロニキからアテネ経由でサントリーニへと飛び(現在も通しで販売されています)1名あたり 165.31ユーロ(19,178円)でした。
アテネ発サントリーニ行き
ギリシャの首都アテネ(ATH)からサントリーニ空港(JTR)までの飛行機は頻発しており所要45分。
ザキントス島からのオリンピック航空 でアテネに到着後、空港の真正面にある ソフィテルアテネエアポートホテル で1泊入れてからサントリーニに向かいました。
気持ち的には少しでも早く島に着いて遊びたいところですが、同じことを考える人は多いようで日中便は割高、しかも旅行の3週間前の時点では既に売切れ!早朝はいくら安くてもとても起きられないのでパスして、お昼間にアテネ市内観光を入れてから最終便の一つ前 19:30発20:15着のフライトでサントリーニに向かいました。こんな到着時刻でもフィラの町は観光客で溢れかえっており、着いてからお洒落なレストランで夕食を楽しむことができました。
シップはエアバスA321-200。
わずか45分のフライトなのでアッと言う間、機内食は昔と変わらずアメ玉です(笑
以前はイアのリゾートに空港までお迎えを頼んでいましたが、今回は先に フィラで宿泊と観光を入れた のと時間にも余裕があったので空港から市内までバスで向かってみました。2016年現在、フィラのバスターミナルまで運賃は1.8ユーロと激安!ただしサントリーニは場所の分かりにくいホテルも多く、階段や石畳だらけなので荷物がスーツケースの場合はタクシーやホテルの送迎サービスを利用した方が無難です。
サントリーニ発アテネ行き
帰りも エーゲ航空 Aegean Airlines の翼でアテネへ戻ります。
ゆっくり朝食をいただき、機内で空からの景色を楽しみ、そしてアテネでは夕方までにホテルにチェックインしたい…という希望をすべて満たすべく、運賃は高めでしたが 11:40発12:25着のフライトを選びました。
海を見下ろしながらの素晴らしい最後の朝食をルームサービスで。1週間のバカンスですっかり細かいことが面倒くさくなってしまい、帰りはリゾート手配のリムジンで空港へ向かいました。重たいスーツケースもお部屋から空港まで運んでもらえるとホント楽ですね~
チェックインカウンターは大混雑で空港の外まで列が飛び出していました。窓側に座りたいのでオンラインチェックインを済ませてあったものの、それでも結構並びました。
タラップで搭乗、シップはエアバスA321-200です。
ほとんど観光客ですね、日本人のカップルもたくさん見かけました。
エージアンエアラインズ機内の様子。
シートはIFEの個人用画面も無いシンプルな作りです。
飛行機からエーゲ海の眺め
離陸後すぐに見えるサントリーニの中心的な町、フィラ Fira。
海の向こう、左に見えているのは三日月形のサントリーニ島の一部で、中央は大昔にサントリーニを生んだ火山島。右向こうはサントリーニではなくお隣の ティラシア島 Thirasia です。
続いて島の北端にある洗練されたリゾートタウン、イア Oia の上空を通過!
泊まった Ikies Traditional Houses も場所が良いのでしっかり視認できました。
飛行機は真っ直ぐアテネへと向かいますが、キクラデス諸島の島の上を飛ぶので窓から目が離せません!
真下は イオス島 Ios の西にある スキノス島 Skinos で、遠方に横たわるのは フォレガンドロス島 Folegandros、この辺りまではサントリーニ島から高速船が出ており日本のガイドブックにも掲載されていますね。
こちらは シフノス島 Sifnos、距離を置いて手前から無人島の ポリエゴス島 Polyaigos、キモロス島 Kimolos、空港もある ミロス島 Milos と続きます。
今回はポートサイド、つまり進行方向に向かって左側に座ったのでキクラデス諸島の南西に浮かぶ島を見られました。
また日中に飛行機に乗ることがあれば、反対側の島も眺めてみたいと思います。
エージアンエアラインズ路線図
こちらがエーゲ航空の国内線。
ほとんどの航路がアテネをハブにしていて応用が利かないので、アイランドホッピングを楽しむなら空港のある島を起点に船も使った旅程を組むことになるでしょう。僕らは毎度荷物が多いのでなかなか移動が続く船旅はできませんが…いつの日かエーゲ海のクルーズ旅行も良いかもしれません。
機内誌にはプライベートジェットの紹介も載っていました。
ちなみにアテネからサントリーニやミコノスまでチャーター機を使うとプロペラ機のPiperで5,000ユーロ、Citationなどのプライベートジェットで片道7,000ユーロ、ミコノスからサントリーニまでヘリコプターで2,500ユーロという見積りが上がって来ました。キクラデス諸島は島が密集しているので人数が揃えばチャーター機という選択肢も面白いかも?
アテネ
そうこうしているうちに飛行機は高度を落とし始め、アネテ国際空港に到着。
着陸直前にアテネ郊外にある アポロ・コースト Apollo Coast を横切り、アスティアパレスのある岬の真横を飛びました。
昔泊まったことがある ウェスティンアテネ アスティアパレスビーチリゾート と、この日から泊まる アリオン リゾート&スパ も発見!
この後続くトルコ旅行の前にもう少しアテネに滞在し、アスティアパレスでお誕生日を迎えます。
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