09.05
カルヴォエイロ Praia de Carvoeiro のビーチはお菓子みたいなパステルカラーのおうちが並んでめっちゃ可愛い!(ポルトガル・アルガルヴェ)
今日はポルトガルの小さな町、カルヴォエイロ Carvoeiro をご紹介。
ユーラシア大陸の南端にある穴場のビーチの一つで、ここは砂浜に面して並ぶ建物が可愛い!暖かな気候や素朴な食にも魅せられて思わず連泊してしまいました。
まずはご覧いただきましょうか、ビーチの全景を。
剥き出しの絶壁に両側を挟まれた町はまるで箱庭のよう。一列に並んだ建物は崖の切れ目で砂浜と接しており、その対立と一体感が何とも不思議なバランスに感じられませんか?
そして真っ青な空にコバルトブルーの大西洋。
上の写真は引き潮のタイミングですが、満潮になると砂浜の半分くらいは美しい海の色で満たされるんですよ。
ちなみにこのビーチの訪問は旅仲間が見つけた<一枚の写真>がきっかけです。
そこに写るお菓子のおうちのような町並みを自分たちの目で見ようと情報を収集して旅に出ました。
春の旅程は大幅に変更、写真とともにここへ行きたい!というリクエストが出たので、イベリア半島2週間のドライブ旅行になりそう。しかし女の子の情報収集力には参るな、ガイドブックに地名すら出て来ないビーチをどうやって見つけるんだか。 pic.twitter.com/yjiwpjTepE
— Kitagawa 夏休み (@kitagawaws) 2015年3月22日
行き方
場所はポルトガルの最南端、アルガルヴェ Algarve と呼ばれるエリア。
付近で大きな都市は ファーロ Faro や ラゴス Lagos となり、ポルトガルの首都リスボンから国内線の飛行機(40分)、鉄道(3時間~)、バス(3時間15分~)が主な行き方です。
アルガルヴェは160kmに及ぶ海岸線を持ち、ユニークな地形やビーチが点在しています。
ガイドブックに載るような アルブフェイラ Albufeira などの観光地は行きやすいため大勢のバカンス客が集まります。一方で静かな個性が光るのは名も知れぬ小さな町、ここはノンビリ時間をかけて旅したいですね。
取り上げるカルヴォエイロの町は幹線道路から離れており、公共交通機関で訪れるには国道125号線沿いの町 ラゴア Lagoa でローカルバスに乗り換えて1時間10分を要します。
僕らはビーチをいくつもホッピングするために車で来ました。
リスボンからは約280kmあり高速道路を使って3時間ほど。スペインの セビージャ Sevilla からも時間的には同じくらいです。
アルガルヴェにある町やビーチの情報は現地まで来ればホテルや観光案内所で詳しい資料が手に入ります。また、ポストカードの写真で行き先を決めてしまうのも面白いでしょう。一つ一つの場所がとてもフォトジェニックで時間がいくらあっても足りないくらいでした。
なお、アルガルヴェを東西に横断するA22号線は有料道路ですが通行料を無線で自動課金する方式となっており料金所がありません。走行するには予めトランスポンダーを入手してから通行する必要があるのでご注意を…知らずに走って数か月後にン十ユーロの請求書がスペインに届きました(汗
カルヴォエイロ・ビーチ
Praia de Carvoeiro
さて、やって来ました写真のビーチに!
急な坂道に沿って建物が折り重なるように並んでいるので少し遠くから眺めた方が絵になりますね。
目指すカルヴォエイロ・ビーチに下りてみると人が少ないせいか広く感じました。
押し寄せるコバルトブルーの波、そして思わぬ冷たさ!実際に来ないと体験できない海の感触に感動です。
安閑とした昼下がり。
日差しは強く、訪れたのは春先ですが一足早く夏の訪れを感じることができました。
ビーチには貝殻いっぱい
砂のうえに散らばっている白い欠片はすべて貝殻!
奥には 貝殻のぎっしり詰まった洞窟 も見つけて久しぶりにシェリング(貝拾い遊び)を楽しみました。
カルヴォエイロの可愛いおうち
コレですよコレ、お菓子みたいな建物は。
窓の形やパステルカラーの模様がオモチャみたい。砂浜に建ててしまって波や風や砂で困ることは無いのでしょうか?
壁に何やらペンキで文字を書いていますが雰囲気をブチ壊すお店ができませんように…
右端のバルコニーがあるホテルに泊まっています。
夜景
以下は Praia de Carvoeiro の案内図。
付近にもユニークなビーチが点在しており、洞窟を抜けて行く秘密のビーチ Praia do Carvalho や 断崖絶壁のビーチ Praia de Vale Centianes などは訪れやすいので足を運んでみてください。
砂浜から見た東側の様子。
坂道が崖の上まで続いており、登っていくと町を背景にビーチを俯瞰できます。
絶景撮影スポット
一枚の写真から計画がスタートした今回のポルトガル旅行。
そのカットは当地カルヴォエイロのものでした。Kitagawaも展望台から写真を収めました。
ちなみに翌2016年も新たなビーチの写真が持ち込まれています。
その景色を見ようとただいまギリシャはザキントス島へのフライトを手配中、改めて旅行記をアップします。美しいビーチがあれば世界中どこへでも!これぞという秘境があればぜひ教えてくださいね。
ホテル・カルヴォエイロ・ソル Hotel Carvoeiro Sol
最後に泊まったホテルの記録です。
実は宿泊先をまったく決めずに着いており、広場にある ホテルカルヴォエイロソル Hotel Carvoeiro Sol が見るからに場所が良いのでウォークインでチェックインしました。この他に大きなホテルは徒歩圏内に無いようです。
海に近いお部屋をアサインしてもらいバルコニーからもビーチが見えました。
美味しいポルトガル料理レストランにも出会って気に入ったので結局アルガルヴェではこのホテルに泊まり続けてあちこちビーチを巡りました。英語も良く通じて旅の相談にも親身に乗っていただき感謝!
ホテル前の広場、Praia do Carvoeiro の様子。
オープンエアのバーやレストランが何軒もあって終日賑やか、観光案内所も見つけました。出発日にはここにステージが組まれて何やらコンサートが催されていました。
宿泊料はオフシーズンで1泊あたり64.40ユーロ、朝食込み。
海の見えるお部屋は限られているので旅程が決まっているなら早めの予約がオススメです。
穴場感が強いスケールのカルヴォエイロ。それでいてビーチの背後にホテルやレストランが控えていてリゾートの便利さも併せ持っています。車が無いと訪れにくいロケーションではありますが、その分ツーリストで溢れかえることもなく静かに過ごすことができました。周辺には未だ行きたいビーチがいくつも残っているので、ここは改めて遊びに来たいと思います。
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Hotel Carvoeiro Sol
【住所】 Praia do Carvoeiro, 8400-517 Carvoeiro, Lagoa, Algarve, PORTUGAL
【TEL】 +351 282 357 301
【FAX】 +351 282 357 211
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