シェラトンホテル広島

広島駅新幹線口にある シェラトンホテル広島 Sheraton Hiroshima Hotel に滞在しました。
駅前という絶好のロケーションで交通至便な高層ホテルです。完璧なサービスとは言えませんが、お部屋の使い勝手は良く今後も広島に遊びに来たらこちらに泊まりたいと思います。

広島駅前に聳え立つシェラトンホテル広島。
今回は 成田から国内線で広島空港に飛んでリムジンバスで広島駅まで 来ました。空港から広島駅北口までは45分。新幹線も目の前なのでアクセスは抜群ですね。

地階にはベルがいましたが、声を掛けられることもなく自分でスーツケースを曳いてロビーへ。
駅前という場所柄、忙しいのかも知れません。滞在中ベルデスクでは傘をお借りしたり荷物を預けたりとスピーディに応じていただけただけに、到着時にひと声でもあればと感じてしまいました。

ロビーは６階。
いつもゲストがいらっしゃったのと僕も急いでいたのでレセプション周りの写真はありませんが、天井が高くて落ち着いた感じのホールでした。朝のチェックアウトは並ぶほど混み合うようです。

スターウッドSPGプラチナ会員ベネフィット

SPGプラチナメンバー向けローカルギフトとして、ホテルから日本酒をいただきました。
地元、広島市の酒蔵「八幡川」の大吟醸です。

フロアマップ

シェラトンホテル広島は21階建てで20～21階がクラブフロアです。
クラブラウンジのある20階のお部屋をアサインしていただきました。

クラブ・キング・ルーム　Club King Room

クラブルームはキングベッドとツインベッドのお部屋があり、いずれも35㎡。喫煙ルームも残っているホテルなので予約とチェックインの際は注意が必要です。
お部屋はシェラトンにしては随分とウッディーでモダンな作り。間接照明がクールですね！

ベッドサイドに時計の使い方が置かれていました。
さすがに読んでまで使おうとは思いませんが、機能満載のガジェットと一緒に解説を置いておくというのは日本的です。

加湿空気清浄器やウォッシュレットも日本ならではのファシリティ。
実は日本で東京・名古屋以外のスターウッド系ホテルに泊まるのはここが初めてなんです。

クローゼットにはアイロンやパンツプレッサー、スリッパなど。

ランドリーは外注でしょうか、同日仕上げは午前9時、翌朝仕上げは午後5時が締切り時間でエクスプレスサービスはありません。浴衣も置かれていました。

ブローシュアを開いてみたらスペイン料理フェアの情報が目につきました。
スペインは昨年滞在したばかり、日本に着いた初日にフラメンコのショーを見るのもどうかと思いましたがせっかくなので少し鑑賞してみました。

お部屋は新しく清掃も行き届いていて快適でした。リクエストへの対応も早くてストレスがありません。
朝刊のサービスもあり、全国紙ならチェックイン時に指定可能です。

ミニバー

テレビの下にDVDプレーヤーとミニバー。
コンプリメンタリのお水のうち２本が予めフリッジに入れられていました。

ルームサービスは フィッシュ＆チップス 2,500円、カレー 2,200円、ステーキ 3,900円（税金サービス料込み）といったところ。メニューは公式サイト上にも掲載されています。

バスルーム

お部屋から一続きになったバス。
複数名で泊まるときは相手を考えないといけませんが、東南アジアのスターウッド系ホテルでは今や珍しくない作りで、開放感があるため僕は割と好きなレイアウトです。

シャワーブース代わりの洗い場が日本的。
クラブフロアでポンプ式のアメニティには少し驚きましたが、エコが進んでいるのでしょうか？フォーポインツの印象が強く、これは吝嗇と感じるゲストもいそうです。バスローブの提供はクラブフロアのみ。

アメニティ

僕はまったく使いませんがディスポーザブルのアメニティも置かれていました。
マウスウォッシュやボディスポンジはクラブフロアのみ用意とのこと。

お部屋からの眺め

2016年2月現在、広島駅の新幹線口はペデストリアンデッキの造成工事中でした。
観光なら駅の反対、南口が起点となります。市電（路面電車）に乗ればたいていの見どころへ行けます。

シェラトン・クラブ・ラウンジ

20階にあるクラブラウンジは午前6時～午後10時のオープン。
クラブフロアに宿泊のゲストとSPGプラチナ会員は無料でアクセスできます。シェラトン広島のクラブラウンジではチェックイン・チェックアウトのサービスは提供されていません。

朝食は午前6時半～9時半、ハッピーアワーは午後5時～8時です。
ラウンジと同じフロアに泊まっていたのに立ち寄ったのは夜遅くに一度だけ。ここで広島の観光情報についてスタッフに尋ねたところ数多くの資料を揃えていただき大変助かりました。

朝食

朝食はロビーのある６階「ブリッジ」にて、午前6時半～10時半の提供。
ラウンジの朝食は時間が短いうえコンチネンタルブレックファストで寂しい内容だったので、有料となりますが朝はこちらを利用しました。品数は多くありませんが質の良いものが選ばれている印象。向かいに見えているのはホテルグランヴィア広島です。

和食は地元の食材を中心とした品揃え。
お米は広島産「あきさかり」、漬物も広島菜に倭（やまと）に安芸紫というこだわりよう。今回は９日間の日本滞在ですが、美味しい和朝食をいただけるのが何より嬉しい。

朝は割と混んでいましたが、全体的に落ち着いた雰囲気。窓側の大きなテーブルをご用意いただけて、僕はゆったりと時間を過ごせました。
こちらは洋食の一例、卵料理はエッグステーションで作っていただけます。

感想

今回は割と早くから日程が決まっており、事前決済のプランでお得に泊まることができました。
モダンなお部屋からの眺めも良し。広島駅前という便利な立地に加えてホテルが用意してくれた情報も充実しておりスムーズに観光を楽しめました。

残念なのは出発日です。バゲージダウンをお願いしにコンシェルジュデスクに立寄ったところ、チェックアウトの長い列に並ぶようにの一点張りで面食らいました。お話がかみ合わないので仕方なく出直して他の方に応じてもらいましたが、レセプショニストの一言一句は記憶に残りやすいのでもう少し冷静な対応力を磨いて欲しいところです。

ハードは申し分ないのですがソフト面、アメニティやスタッフのホスピタリティにはムラが感じられました。駅前のちょっと立派なビジネスホテル、感覚で訪れるのが良いかも知れません。

2016年, '16 日本