11.05
サンミゲル市場でタパス片手にバルを梯子! (スペイン・マドリード)
今日はKitagawaの超お気に入りスポット、スペインはマドリードにある サン・ミゲル市場 Mercado de San Miguel をご紹介!古い建物の中に約30店のバルが集まっており、どこを見渡しても酒飲みとタパスで溢れかえっています。注文は指差しでOK、お手頃価格でアレコレ飲み比べ・食べ比べができる夢のような空間ですよ~
2009年に全面改装されてオシャレに生まれ変わったサンミゲル市場
ここは1913~1916年にかけて アルフォンソ・ドゥベ Alfonso Dubé y Díez によって造られた食料品の市場が前身。21世紀に入ってから改装のため何年も閉鎖されていましたが、2009年5月にリニューアルオープンしました!
当ブログでも2009年のクリスマスの旅行記で新しくなったサンミゲル市場をご紹介しましたね、まずはその時の写真を3枚ほど再掲載しておきます。
今ではすっかりマドリッドの新名所になっており、毎晩多くの大人たちで賑わっています。
久しぶりに2015年、何度か立ち寄る機会がありましたので僕の独断でスペインならではのオススメのお料理をご紹介しちゃいます☆
サン・ミゲル市場
Mercado de San Miguel
場所はマドリードのど真ん中と言っても差し支えないでしょう。
マヨール広場 Plaza de Mayor のすぐ西側で、夜遅くまで人通りの絶えないエリアです。
Mercado de San Miguel
【住所】 Plaza de San Miguel, s/n, 28005 Madrid, SPAIN
【TEL】 +34 915 424 936
【URL】 www.mercadodesanmiguel.es/
【営業時間】 午前10時~深夜0時 (木・金・土 は ~深夜2時)
【休業日】 年中無休 (クリスマスや大晦日はお昼過ぎに閉店)
マドリード地下鉄 での行き方なら プエルタ・デル・ソル Puerta del Sol の駅が分かりやすいと思います。広場の南西角の坂道を登って行けば10分ほどで着きます。
という訳でやって来ました、サン・ミゲル市場。
まずは外観をご覧ください。鋳鉄で造られており、この建物そのものが貴重な存在です。
全面がガラス張りになっており、新旧折衷のデザインがクール!
近年はこういう古い建物をリノベーションしたお洒落マーケットが各国で流行っているようで、先日取り上げたニューヨークの チェルシーマーケット なども僕のお気に入りです。
夜の市場はライトアップされて一段と魅惑的。
数人で来ておしゃべりしながら酒を楽しみ、夜はタブラオでフラメンコでも見れば完璧ですね。もちろん一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気です。
バルと言えばタパス抜きには語れない
スペインのバルに並べられているおつまみ、タパス Tapas。
これが小さくて可愛らしく、種類も豊富です。お値段は €1~(約130円)なので、まさにワンコインで楽しめます。
数人でシェアできるような小皿料理もありますよ。
初めて来ると、ついつい注文しまくってしまいますが…夜は長い。
あ、これも食べたかった!なんて後悔しないように(笑)まずは一回りしてみることをオススメします。
お皿に分けられていないものは量り売りです。
もしスペイン語が話せるなら…会話の流れでお味見をさせてもらえる、かも?
お店の前で立ち食いも良し、
あちこちで買い集めたタパスやお酒はフリースペースに座って食べることもできます。
とりあえずイベリコ豚は外せない
スペインと言えば生ハム、すなわち ハモン Jamón が美味です。
その中でも特に味わい深いのはやっぱりイベリコ豚!
本格的な豚肉料理はレストランに譲るとして、ここではスライスしたてのハモン・イベリコを楽しんでみてください。ただしお値段少し高めなので、もしガッツリ食べ比べるなら専門店に足を運びましょう。
本場スペインでサングリア
お酒はビールからワインまで各種揃っていますが、スペインらしい一杯として サングリア Sangría を飲んでみるのも良さそう。とても飲みやすく、€2.5~といったところです。
ルパン三世みたいなお兄さんが作ってくれました。
ちなみにマドリードのサングリアはあまりにシンプルで、僕自身はそれほど注文しません。これが田舎の小さなレストランに行くと果物がごろごろと入って驚くほど美味しいものがピッチャーで出て来たりするので不思議なものです。
ここでもオイスターを食す
Kitagawaの一押しは生牡蠣です。
どこの国に行ってもオイスター推しじゃないかって突っ込まれそうですが、それでもやはりオイスターを推しておきましょう。
産地によってお値段いろいろ、その場で殻を割っていただけます。
スペイン産スパークリングワイン、カバ Caba と合わせると尚よろしいかと。
一緒にいただいたのは茹でたタコ。タコが食べられる国って珍しいのではないでしょうか?
これは プルポ・ア・ラ・ガジェーガ Pulpo a la Gallega というガリシア州の伝統料理ですが、今では全国的に食べられています。プリプリの温かいタコの足にオリーブオイルが絡み、止まらない美味しさです。
獲れたての魚介類も並べられており、ここがかつて生鮮食料品市場だった名残りも感じられました。
お安いのかどうかは…分かりません。
飲むサラダ、ガスパッチョで疲れた身体を元気に
最後に僕の大好きな飲み物として ガスパッチョ Gazpacho で締めさせていただきます。
これはアンダルシア地方生まれの冷製スープ、東京ガスのマスコットは関係ありません(笑
トマトをはじめお野菜がたっぷり入っていてヘルシーそのもの。後味も爽やかで、特に暑い夏には嬉しいですね。
これはご家庭でも作られる方が結構いらっしゃるのではないでしょうか?
ここサンミゲル市場では一店舗しか見かけませんでしたが、ガスパッチョはお店ごとにレシピが異なるのでお気に入りの一杯を探してみるのも面白いですよ。ちなみにガスパッチョはスペインやポルトガルでは一般的な飲み物で、テスコ Tesco などのスーパーマーケットでもパックで売られています。
まだまだ紹介したいタパスはいっぱいあるのですが、今日の記事は飯テロに近く僕もお腹が空いてきてしまったのでこの辺で。
旅仲間や現地で出会った人たちと、マドリードの美味しい夜をお楽しみください!
2015年, 2012年以前, スペイン, '15 スペイン
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