02.11
フィンエアーflybeビジネスクラス (ヘルシンキ→オスロ)
フィンランド航空 FINNAIR はヘルシンキを拠点とするワンワールドの航空会社。日本から最も近いヨーロッパのハブ空港がヘルシンキであり、乗継ぎ利用に力を入れているフィンエアーの強力なネットワークはヨーロッパへの旅行に便利です。
ヘルシンキまでの長距離線についてはフィンエアーFINNAIRビジネスクラスのページをご覧ください。
今回の記事のフライトはヘルシンキからヨーロッパ域内への近距離線、ノルウェーのオスロ行き。シップはEmbraer ERJ-190(エンブラエル190)です。
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(HEL)にてヨーロッパのシェンゲン圏に飛行機を乗継ぐ場合、ここでシェンゲン圏への入域審査を受けます。日本国パスポート保持者ならヘルシンキ空港の自動化ゲートも利用できます。ヘルシンキでのトランジットについては、ヘルシンキ空港のビジネスクラスラウンジのページで少し詳しく触れています。
機体にはFINNAIR、ドアサイドにはflybeと書かれていますが、正確にはフライビー・フィンランドによる運航となっています。ちょっとややこしいですね…
flybe はリージョナルエアラインとしてヨーロッパ最大の路線を持つイギリスの航空会社。この路線はもともとフィンコム航空が運航していたものを、フライビーとフィンエアーが共同で吸収したため、フライビー・フィンランドという別会社になっています。親会社であるフィンエアーのアライアンスがワンワールドということもあり、フライビー・フィンランドは2012年にワンワールドのアフィリエイトとなり、フィンエアーに代わって運航する路線についてはワンワールドのプログラムが適用されます。つまり、フライビーが飛ばしていてもフィンエアーの路線はワンワールドだよ、ってところがポイントです。
ビジネスクラスは前方の5列で、4列目の窓側をアサインしていただきました。ヨーロッパの近距離線、しかもナローボディ機ということでシートはエコノミークラスと変わりませんが、お隣の席もブロックしていただいたのでそれほど窮屈感はありませんでした。
国際線なので、ビジネスクラスでは無料で機内食が提供されます。
グラスがイッタラのウルティマトゥーレUltima Thuleなのがいかにもフィンエアーらしく。
こっちはミュンヘン線でいただいた機内食。
定刻、ノルウェーのオスロ・ガーデモエン国際空港(OSL)に到着しました。
オスロ中央駅まで電車で約20分と非常に便利な空港です。
高速列車のエアポートエクスプレスFlytoget Airport Expressは運賃がちょっと高め。慣れた方は所要時間がほとんど同じ普通列車に乗っても良いかと思います。詳しくはFlytogetエアポートエクスプレスのページをご参考に。
フライビー・フィンランドはバルト三国などコミューター路線が充実しているので、うまく使えば面白い周遊ルートが組めると思います。またフライビーは格安航空会社ではありませんので、地上サービス・機内サービスがきちんと提供されており、ワンワールド加盟というのも大きな魅力です。
今回はflybeの運航するフィンエアーの近距離線をご紹介しました。
フィンエアーの長距離線については、バンコクから乗ったフィンランド航空ビジネスクラスの記事をご覧ください。
FINNAIR
www.finnair.com/
Helsinki Airport
www.finavia.fi/
Flytoget Airport Express
www.flytoget.no/eng/
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