2016
08.21

タイ国際航空B747-400ビジネスクラス二階席 (バンコク→新千歳)

タイ国際航空 ボーイングB747-400 ビジネスクラス搭乗記

今年の夏は北海道へ、タイ国際航空の直行便で新千歳空港に飛びました。
シップは未だ現役のジャンボジェット機に当たり、初めてアッパーデッキのビジネスクラスシートに座ることができました!タイで人気の北海道とあってパッセンジャーも観光客がメインの夜行便はめっちゃ使えます。

チェックイン

毎度お馴染みバンコクのスワンナプーム国際空港(BKK)ですね。
ズラリ居並ぶロイヤルシルククラスのチェックインカウンターはソンクラーンの出国ラッシュ時ですら待たされませんが、この日は見事に誰もいない(汗

ロイヤルシルク チェックインカウンター

スワンナプーム空港から出国の際はタイ航空がもっともスムーズです。
チェックインカウンターの先が専用のセキュリティチェック&イミグレーションになっており、サクサクと抜けてエスカレーターを降りればそこは タイ航空ロイヤルシルクラウンジ。もちろんマッサージを受けるためお楽しみの ロイヤルオーキッドスパラウンジ にもお邪魔しました。

搭乗券

ボーディングパスはこちら。
BKK 23:45発、CTS 08:30着、TG670便。今までKitagawaは北海道に行ったことが無く初めての旅行です。

タイ航空ビジネスクラス搭乗券

ボーディング

シップは沖止めになっていてバスで移動。
こういう時、SQなどはC客だけでバスをいったん発車させるところTGはY客も一緒に詰め込みます。

スワンナプーム空港バス

タイ国際航空 ボーイングB747-400 ジャンボジェット

皆さんL2から乗るようですが、前の方にもタラップを見つけたのでL1ドアから機内に足を踏み入れました。
ジャンボジェットにタラップ搭乗なんて初めての体験かも?

タイ航空B747-400ジャンボジェット

シップ前方はファーストクラスです。
この路線はファーストの設定が無いので運が良いとC開放F席としてロイヤルオーキッドプラスの上級会員にあてがわれますが、今回は数名で飛ぶせいかアサインされませんでした。

タイ航空 B747 ファーストクラス

とは言ってもこのシートには今年の春と秋にきちんとファースト客として乗っているので、改めて タイ航空B747-400ジャンボジェット ファーストクラス搭乗記 としてまとめたいと思います。
続くメインデッキのビジネスクラスはスターボードサイドが壁になっている変わった作りのキャビン。

ロイヤルシルククラス

さらに後ろはエコノミークラスが3-4-3のアブレストで325席あります。
エコノミーの前にアッパーデッキへ上がる階段があり、僕らはここから2階へ。

タイ航空 B747-400 ジャンボジェット

ロイヤルシルクビジネスクラス

2階は全席がビジネスクラスで、2-2のアブレストで26席。
なかなか機会が無く、ようやくTGのB747のアッパーデッキに座ることができました。

タイ航空 ジャンボジェット アッパーデッキ

タイ国際航空 ボーイングB747-400 ビジネスクラス搭乗記

Kitagawaの座っているシートの後ろがメインデッキからの階段ですよ。
今は総二階建てのA380が飛んでおり タイ航空のエアバスA380のビジネスクラス にも先日乗っていますが、やはりジャンボの2階席はその狭さに特別感を覚えるのです。

シートマップ

シートマップ

シートは タイ航空A330-300ロイヤルシルククラス などと同一のお馴染みのタイプ。シートピッチは152~157cm、幅は51cm、リクライニング角は167°です。
機内はロイヤルシルクのイメージカラーである紫でまとめられています。

タイ航空 B747 ビジネスクラス

席の埋まり具合は6割くらい。
新千歳線がほかと違うのはパッセンジャーの大半が明らかに北海道へ観光に行くグループというところでしょう。タイ人とマレーシア人の15日以内の日本滞在にビザが不要となったためインバウンドの観光客が急増。ビジ客に多い単独のオジサンは皆無で、キャビンの半分以上が女性でした。

Thai International Airways Business Class

定刻の15分前、ウェルカムシャンパンをいただきシートへ着席。
キャビン担当のCAさんやインフライトマネージャーの挨拶をいただき、おしぼり・新聞や雑誌・メニュー・機内アメニティなどが順番に提供されました。

タイ航空 B747 ビジネスクラス

収納

足元には荷物を置けませんが窓側が全てコンパートメントになっていて便利。
この作りは タイ航空のエアバスA380のビジネスクラス の窓側席にも受け継がれています。

Thai International Airways Business Class

シートコントローラー

シートはライフラットでコントローラーは電動。
こちら側の肘掛けを上げたところにIFEのリモコンが入っています。

シートコントローラー

アメニティ

機内アメニティはTHANNのポーチで変わらず。

機内アメニティ

僕はタイ語も話せますが、担当のタイ人CAさんが日本語で話しかけるのでこのフライトでは全て日本語でコミュニケーションを取ってみました。レスポンスに間があるので座学で学んだものと思いますが、敬語や助詞の使い方がとても正確でパーフェクトに近い受け答えに感動しました。

機内食

インフライトミールは到着前の朝食のみですが、お腹が空いたのでお休み前に鮭おにぎりと照り焼きチキンおにぎりを食べました。ほかに鴨そばもあり、いつでもリクエストすれば用意していただけます。

ロイヤルシルククラス機内食

朝ごはんは「和食」「洋食」「タイ料理」の三種類。
到着の1時間30分前、日本時間で7時を指す5分前にまずはフルーツとヨーグルトがサーブされました。近年プレオーダーミールを廃止していますが、それでも機内食の評価が高いタイ国際航空。個人的にはタイ料理がオススメで、お魚の入ったカオトムプラーが寝起きのお腹に優しい。

タイ航空ビジネスクラス機内食

こちらは和食の松花堂弁当。
メニューによると鯛の唐揚げ茸餡かけだそうです。

タイ航空ビジネスクラス機内食

着陸前の飛行機からの眺め。
雲が厚く北海道はお天気悪そうですね~かなり余裕のある滞在スケジュールですが、それでも天候には悩まされそうです。

タイ国際航空 ボーイングB747-400 ビジネスクラス搭乗記

新千歳空港(CTS)に到着、タイと日本の間には2時間の時差があるので時計の針を進めます。
インフォメーションでホテルまでの行き方を相談したところスグ出る高速バスを薦められて利用しました。「すすきの」で降りると メルキュールホテル札幌 まで歩いて数分、所要1時間で運賃は1人1,030円でした。

新千歳空港 中央バス・北都交通

タイ航空のビジネスクラスは名古屋線でお世話になっており特にフライトへの興味は無かったのですが、まさか新千歳に巨大なジャンボジェットを飛ばしているとは思っておらず、退役前にアッパーデッキに座ることができて大満足。そう言えば今や北海道はタイで一番人気の観光地、機内も遊びに行く人たちで華やかな雰囲気でした。

バンコクからの直行便、しかも夜行便を見つけて快適に札幌まで来ることができました。お目当てはシーズンギリギリの 富良野のラベンダー畑 です。今回の日本滞在は4週間弱、その後は シンガポール航空ビジネスクラス でシンガポールに立寄った後エーゲ海に向かいます。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.03.19)

2016年, '16 タイ, '16 日本

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