05.11

ウェスティンリゾートグアム ホテル宿泊記
南国の風と波音に癒されるグアムの旅。今回滞在した ウェスティンリゾートグアム Westin Resort Guam は、リノベーション直後の快適な客室とタモンビーチの眺めが魅力のリゾートです。ただしオペレーション面ではやや気になる点も…。美しさと課題が共存するリアルな宿泊体験をお届けします。
グアムで唯一のマリオット系ホテル「ウェスティンリゾートグアム」は、タモン湾のほぼ北端に位置するオーシャンフロントの高級リゾート。1990年代の竣工ながら、2024年に大規模改装が行なわれ、ゲストルームは現代的にアップデートされています。
Westin Resort Guam
【住所】 105 Gun Beach Road, Tumon, Guam 96913, U.S.A.
【TEL】 +1 671 647 1020
空港からホテルまでは車で15分ほど。今回利用したのは現地で普及している配車アプリ Stroll です。タクシーは現金払いのみという場合もあるため、事前にアプリをインストールしておくと安心です。(チップ別で往路USD 25.85、復路USD 23.10でした)
チェックインはほかのゲストがいないにも関わらず、なぜか時間がかかりました。ロビーに併設のカフェはスターバックスで、北米のウェスティンでは昔からお馴染みですね。建物は吹き抜けになっていて、中央にエレベーターを配置。シンガポールのパンパシを思い出します(笑
プール・ビーチ
曲線的なデザインのプールにはヤシの木が配され、南国らしい雰囲気。それほど広くはありませんが、子どもを連れたファミリー層が多いことを考えるとこのくらいが目が届きやすくてちょうど良いかもしれません。
ジャクージは夜風の冷たさにありがたい存在でした。ただ、サンベッドの数が少なく、日差しを避けられる場所も限られていた点は残念。また、滞在中にタオルが切れていて借りられないことが複数回あり、改善が望まれます。




ホテル前のビーチは美しく、まさに絵になる風景。空から眺めた様子は、セスナで撮影した空撮写真でもご紹介しています。あわせて、当ブログ内の タモンビーチ のページに掲載した写真や動画もぜひご覧ください。
ゲストルーム
客室はリノベーションされたばかりで新しく、たっぷりとしたサイズのベッドやリネン類も心地の良いものが使われていました。空調は効きすぎるくらいで、日中はエアコンを切って窓を開けて過ごしても快適でした。
Wi-Fiはマリオットのアカウントでログインしないと使用できず、会員登録は無料とはいえ今どきこの方式は少し面倒臭さを覚えるかも。
大人でも参加できそうなプログラムとしてヨガの案内が置かれていましたが、週一度のみでタイミングが合いませんでした。
ミニバー
お部屋のタイプによって本数が異なりますが、無料のお水は350mlの小さなものが2本しか置かれておらず、ビーチリゾートであることを考えると少なく感じます。細かい点では、例えばドリップ式のコーヒーバッグは2つ置かれたり一つも補充されなかったりと日によってまちまちで、安定性に欠ける印象を持ちました。
お部屋からの眺め
建物の中央付近のゲストルームだったのでパーシャルビューとなりますが、リゾート感のある眺望を楽しむことができました。全室でバルコニーに出られるのも嬉しい設計です。
バス
シャワーとバスタブが分かれた構造で、湯量・水温ともに申し分なし。セーフティボックスやスリッパ、アイロンも完備され、快適に過ごせました。館内にはコインランドリー、各階に電子レンジ、ロビー階にコンビニがあり、長期滞在にも便利です。




朝食
朝食はウェスティンでお馴染みの「Taste」にて提供、午前6時半から10時まで。料金は1人USD 38(10%サービス料別)ですが、お部屋付けにすると25%割引きとなるプロモーションを実施中でした(4,620円)。
ベーコンの味は本場アメリカらしく香ばしく、ぜひ試してほしい一品。ただし、訪れた日は名物のスペシャルオムレツが材料切れで提供されず。レストランに限らず、備品の補充を中心に全体的なオペレーション面の弱さが感じられました。




まとめ
宿泊費は1泊当たり38,403円(飲食除く)。ビーチや客室の快適さは申し分ない一方、リゾートホテルとしての“もてなし”に期待する方には少し物足りなさが残るかもしれません。次回グアムを訪れる際は、プールの広さや設備面で優れる ハイアットリージェンシーグアム Hyatt Regency Guam を選択肢に加えたいところです。
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