01.21
亀石(モンゴル・テレルジ国立公園)
モンゴルで亀さんに見える巨石、亀石 Turtle Rock に登ってきました!周りにいる観光客と比べるとその巨大さが分かると思います。花崗岩が自然に浸食されることで形作られたそうです。
Мэлхий хад
【住所】 北緯 47度54分28秒、東経 107度25分22秒
モンゴルの首都ウランバートルから東に58km(車で約1時間半)
公共交通機関はないので、ウランバートルからチャーター車で訪れることになります。ゴルヒ・テレルジ国立公園 Gorkhi-Terelj National Park の見どころを一回りしてもらうプランにすると良いでしょう。忘れずに行ってほしいのはアーリアバル仏陀瞑想僧院で、そこへ向かう途中にこの亀石も通りがかります。
Kitagawaがモンゴル旅行で手配した5日間のプライベートツアーの初日に訪れました。ウランバートル市内でチョイジンラマ寺院博物館や近郊のチンギスハーン像テーマパークを見学したあと、ランチ休憩をはさんで午後3時20分ごろに着きました。全体のスケジュールと地図は 世界遺産オルホン渓谷 のページで触れているのでご参考に。
亀石
Turtle Rock
真横よりは遠くからの方が亀さんっぽく見えると思います。
この岩はかつて、ムングット・カッド Mungut Khad(お金の岩)という別名で呼ばれていたのだとか。というのも、ガルダン・ボシュグトゥ・ハーンが満州族との戦いでこの地に逃れてきて、持っていた財宝を亀岩の空洞の中に隠したという伝説があるそうですが…これはKitagawaの翻訳なので興味があれば調べてみてください。かなり詳しく史実が残っているようで、1696年のジャオモドの戦い(別名、ズーンモドの戦い Зуунмод тулалдаан)でのガルダン・ボシュグトゥの最期が伝説の元ネタだと思います。
モンゴル旅行では目まぐるしく天気が変わり、亀石にいるときも晴れたり曇ったり。
ガイドさんが危ないからやめとけって言うのを無視して亀石クライミング。
僕は大学の体育の授業でオリンピック選手のコーチだった先生からボルダリングも習ってるんだから!
上から望むテレルジ国立公園。
お宝は本当にあったのかな?
今でも亀岩は大ハーンと財宝の守護者として崇められているようで、岩の隙間から中に入っていくとお金が置かれていました。
高さは約24m。
落ちたら軽傷では済まないし近くに病院もないので、くれぐれも自己責任で。
亀石の横にはモンゴルの積石塚、オボーもありました。
旅の安全を願って、オボーの周りを時計回りに三周しながら小石を放り投げます。
ぜひ亀石の動画もご覧ください。上で紹介した伝説も動画の中で簡単に解説されています。
周りに何もないからスケール感がつかみにくいと思いますが…めっちゃ巨大です!
モンゴル料理レストランでホーショールを食べる
チンギスハーン像テーマパークから亀石に来る途中にロードサイドのお店で ホーショール хуушуур を食べました。モンゴルならどこでも売っている定番の軽食です。
ひき肉を練った小麦粉で包んで揚げたもの。ケチャップをたっぷり付けて折って食べるようです。中にお肉が入ってるので食べ応えがありますが、揚げ物なのでなかなかヘビーでした。
ロシア語が分かるとモンゴル語のメニューは難なく読めちゃいますね…
てか、ホーショールは сыр(チーズ)のほかに кимчи(キムチ)ってのも載っていて味が気になるんですけど(笑
ちなみに食事中、外は土砂降りの大雨でした。そして、これがホテル以外で初めての食事でしたが、まさかレストランもゲルになっているとは思わずびっくり!食べ終わったときはすっかり晴れていて、モンゴルは天気が忙しすぎます。
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