04.30
トレニタリア Trenitalia (イタリアの鉄道予約)
イタリア国鉄 トレニタリア Trenitalia の予約手順をまとめます。
早めに購入すると激安!上の画面にあるようにローマ・ナポリ間は本当に€19で買えてしまいました…夜行列車も簡単に取れるので鉄道の切符はオンライン予約がオススメです。
ここではKitagawaが実際に乗車したナポリ発ローマ行きフレッチェロッサとローマ発ミラノ行きフレッチェロッサの二区間を同時に予約する方法と、ナポリ行きインターシティ・ノッテの夜行列車を予約した時の画面遷移を掲載します。イタリアで鉄道に乗る方の参考になれば幸いです。
ナポリ発ローマ行き
まずはトレニタリアの公式サイト www.trenitalia.com/ にアクセス。
右上の言語タブで英語に切り替えてから、検索ボックスで片道・往復の別を選択のうえ区間・日付・人数を入力します。
画面のレスポンスは早く、列車番号と発着時刻と最安値がズラッと出てきました。
近年はローマ以南も高速鉄道フレッチェロッサの本数が増えて、イタリアの主要都市間はスムーズに移動できるようになっています。
ここでは午前9時発の Frecciarossa 9520号を選択しました。
クリックすると横方向に座席クラス、縦方向に割引きタイプ別の運賃が表形式で表示されるので分かりやすいですね。
注目は スーパーエコノミー Super Economy で、キャンセルも変更もできませんが正規運賃の半額を切ることも。ここでは2名分で表示されているので、ひとり€19は区間最安値です。一方、エコノミー Economy だと有料で1回のみ日時の変更が可能、ベース Base は駅で買ったときと同じ正規運賃です。
座席指定
座席の指定も自分で行なうことができます。
見ての通りなので説明不要でしょう。
続く画面で乗客の情報を入力。
ここから先は10分以内に決済まで済ませないと最初からやり直しになるので、複数の区間をまとめて予約する場合は右上に表示される残り時間にもご注意を。
まだ決済に進まず、右下の Add Trip をクリックして別の日に乗るローマからミラノまでの鉄道も一緒に予約します。何度も買うのは面倒ですし、同じクレジットカードを続けて使うとエラーになる、という口コミ情報もありましたので一回で終わらせてしまいました。
ローマ発ミラノ行き
先ほどと同じく検索ボックスで片道・往復の別を選択のうえ区間・日付・人数を入力します。
こちらは乗車時間が長いので Business を狙っていましたが、割引運賃は既に売切れ。残りは Silenzio、すなわち携帯電話やおしゃべりを控えるサイレンスカーのみ。さすがイタリア一のビジネス路線、1か月以上前でも早々に売切れていました。
しかし便によっては Standard に区間最安値の €29 に近いひとり €35 の座席が見つかり、午後6時発の Frecciarossa 9650号に乗ることにしました。
夜遅いので景色は楽しめないかもしれませんが、€100以上も浮いたのでローマで美味しいと評判のトリュフのお店でパスタでも楽しむことにしましょう。
乗客情報
乗客情報は Go on without log in をクリックのうえ入力していきます。
(トレニタリアのアカウント作成は2016年現在、イタリア国内で郵便物が受け取れる住所と納税者番号が必要です。)
決済
画面にしたがってクレジットカード決済。
無事、買うことができました。
トレニタリアはチケットレスですが、大切なのはこの画面ではなくPNRという番号。メールでQRコードのついたPDFファイルが届くのでそちらを印刷して切符代わりに提示します。
夜行列車の予約方法
夜行列車も手順は同じです。
列車を船に乗せて海を渡ることで有名な シチリア島からナポリまでの寝台車 を予約してみました。
乗車は高級リゾート地の タオルミーナ Taormina。
夜行列車は Intercity Notte と出てきます。ただし Changes: 1 となっている方は途中で乗換えが必要なので、選ぶのはもちろん Intercity Notte 1960号。停車駅が多いのでシチリア島のあちこちで乗車することができます。
寝台車を予約するときのポイント、というか迷うのは次の画面における Service の選択でしょうか。なぜかここだけイタリア語のままなんです。
2人で1部屋を使う時は性別に関係なく Posto Doppio – Compart. Intero を選べばOKです。Uomo(男)や Donna(女)は他の乗客と相部屋を希望する時の選択肢なのでお間違いなく!また、複数の部屋を予約する場合は Communicated Compartments を Si にするとコネクティングドアのついた隣接するお部屋がアサインされるようです。
イタリアで鉄道に乗るのは実に8年ぶりですが、トレニタリアは以前に比べて随分と使いやすくなりました。それでも駅の窓口は未だに混雑していると聞きますので、ぜひ早めにホームページにアクセスして安いチケットを探してみてください。
今回のイタリア旅行は全体で1か月、本土はレンタカーで旅行しています。
当初はすべて車で廻るつもりでしたが、しかしナポリからミラノはロサンゼルスからサンフランシスコまでの距離に匹敵すると気付き、いったんナポリで車を返してミラノで借り直しました。全体のコースは後日、イタリア・ドライブ旅行 のページにまとめたいと思います。
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