05.16
スイス航空A321ビジネスクラス搭乗記 (パリ→チューリッヒ)
パリからチューリッヒまでスイスインターナショナルエアラインズ(SWISS、スイス航空)のビジネスクラスに搭乗しました。2年前にも同じフライトを利用 しており、最終便でも定刻に飛んでくれるLX645便は重宝します。
シャルルドゴール空港でスターアライアンス各社はボロいターミナル1からの出発。
向かうスイスはシェンゲン協定に加盟しているのでイミグレはありませんが、EUには属さないため免税の払戻しをここパリで済ませる必要があります。デタックスの端末に隣接する窓口では相変わらず“ユーロから外貨への両替を暗に強要する”という幼稚な対応を続けており、キオスクで認証を受けたら即座に上階の誰も並んでいない窓口に行ってユーロで払戻しを受けるのがCDGでの鉄則。つい流れで日本円の受取りを了承すると両替商の思う壺ですし、列に並ぶ時間そのものが無駄です。
以前はビジネスクラスラウンジへの動線がイレギュラーで使いにくかったものの、現在は サテライト側ルフトハンザラウンジ が使えるように改善されていました。ラウンジから搭乗ゲートまでわずか1分!内装は地味ですが格段に良くなりました。
既に何度か乗っているLX645便、スケジュールも CDG 20:45発、ZRH 22:00着で変わりありません。
搭乗券に記載の20:20ちょうどにボーディングが開始され、20:50ドアクローズ、21:00に離陸しました。写真ではとても夜の8時とは思えない外の明るさですが、春のパリは9時過ぎにようやく暗くなります。
シート
ヨーロッパの近距離線なので、エコノミークラスと同じ3-3のアブレストのうち中央のシートを使わない運用がされています。今回は最前列の1A・1Cを取ってみました。
スイス航空は男性のクルーが多く、今回もビジネスクラスキャビンは男性でした。
まずはウェットティッシュとボトルウォーターが配られるのも変わらぬ流れ。
路線図
機内誌の路線図。
機内食
わずか1時間のフライトながらビジネスクラスでは機内食も出ます。
さすがにコールドミールですが、なかなか美味しくボリュームもちょうど良い。チーズは必ず2種類付くハズなので、このプレートは一つ載せ忘れていますね。デザートにはパッションフルーツのソースがかかっていました。
到着後すぐに運転するためオレンジジュースをいただきましたが、もちろんワインも積んでいます。やや揺れが大きいためコーヒーが出せないそうで、食後はカモミールティーをいただきました。
チョコレートはかごに山盛り持って来てくれるので取り放題(笑
ヨーロッパ域内でも チューリッヒ発マルタ行きスイスインターナショナルエアラインズ くらいの距離になるとホットミールが出てきます。
到着予定時刻の20分前にトレーが片付けられ、どんどん高度を下げます。
定刻前の21:53着陸、21:58ドアオープン。機内食にチーズが欠けたことを除けば、まさにスイス製の時計のように正確なフライトでした。
残念なのは荷物が出てくるのにとても時間がかかる点で、Priorityになっているもののカルーセルの前で丸30分待たされました。今回は総重量が76kgあるので預けざるを得ませんが、キャリーケースで機内に持ち込むと立ち止まることなく空港を後にできそうです。空港のWi-Fiは2時間まで無料で使えますが、現在のところSMSが受信できる携帯電話が必要です。
レンタカーの窓口は23:30までオープンしており、AVISでメルセデスをチェックアウトしました。
この日は夜遅く着いた時に便利で安い Hotel ibis budget Zurich Airport に宿泊、地下駐車場のセキュリティも万全なホテルです。荷物の受取りが22:33、空港を出たのが22:45、ホテル着が22:55なので(何度か使っている経験もありますが)飛行機の着陸から1時間でホテルに着けるチューリッヒは最終便で動くと効率的。翌日からは、昨年オープンしたばかりの絶景ホテル ビュルゲンシュトックリゾート で春休みです。
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