更新： シェラトン ブルックリン ニューヨーク ホテル宿泊記

Sheraton Brooklyn New York Hotel シェラトン ブルックリン ニューヨーク ホテル に再宿泊したのでレポートを更新します。近年サービスの低下が気になるところですが、マンハッタン島からイーストリバーを越えただけでグッとホテル代が下がるので手ごろな空室が見つからない場合は候補に入れてみても良いでしょう。

マンハッタンからのアクセスは地下鉄が安くて簡単。
ホテルの最寄駅は ２・３号線の Hoyt St.駅で、地上に出て角を曲がったらすぐホテルです。Ａ・Ｃ・Ｆ・Ｒ号線の Jay St. – Metro Tech駅も３ブロック先にあり徒歩５分といったところ。どの路線もマンハッタン島に繋がっています。

上の写真は初宿泊の2014年末に撮ったものですが、現在は下の写真のように隣接する高級コンドミニアムが完成しており、その１階にあるカフェ Ava Brew はお味が良くてオススメです。

シェラトンブルックリンはブルックリンの中でもビルが集まる一角にあり、26階建ての高層ホテルです。
お隣は同じスターウッド系ホテルの Aloft New York Brooklyn アロフト ニューヨーク ブルックリン。治安が良くなったとはいえ夜は割と早く人通りが絶えるので、もし空港から深夜・早朝に来るならタクシーが安心でしょう。僕らはノリータのアパートから来ているのでほとんど手ぶらです。

到着時はちょうどエアラインのクルー達がチェックインしていました。狭いロビーにはいつもビジネスマンや観光客の姿があり、なかなか宿泊客は多いようです。ロビーは待合せに困らない程度の奥行きがあり、実際ブルックリン在住の友達とここで集合しました。

クラブフロア

ゲストルームは321室で、広さは18～22㎡といったところ。アサインしていただいたのは24階、クラブフロアの少し広めのお部屋でした。とは言っても作りはシンプルで飾りっ気が無く、典型的な北米のシェラトンですね。

お部屋に入ると音楽が予め流されていたのが意外でした。
リネン類のコンディションは良く、ベッドの寝心地や肌触りも数あるシェラトンの中でベストな部類に入ると思います。

インターネット接続は有料、2014年は1時間4.95ドル～1日13.75ドル、2017年現在は1日14.95ドルなり。
SPGプラチナ会員の場合は無料で利用できます。

お部屋からの眺め。
窓は少し開くので、新鮮な外気を取り入れることができました。

余談ですが滞在中、偶然にもフォロワーさんと全く同じ日にこちらのホテルに滞在していました。
朝早く外を眺めていたところ向かいのビルの工事が始まったんですよ、そのタイミングで朝から工事かよ！ってツイートが入ったものですから思わずリプを送り、同じホテルと判明した次第です（笑

これほどスカッと晴れるニューヨークの冬はあまり体験したことがありません。
クローゼットにはセーフティボックスやアイロンのほか、バスローブも用意されていました。

バスルーム

面積が20㎡前後ってこともありシャワーのみでバスタブはありません。

クラブフロアだからでしょうか、アメニティが充実しています。
僕は使いませんが、剃刀が置かれているのも珍しいと感じました。

ミニバー

北米で定番のスタバのコーヒーがデスクの上に。お水も２本無料で用意されています。
フリッジは残念ながらお部屋に無く、お隣のアロフトより機能的に劣る部分です。

トラディショナルルーム

続いてスタンダードなトラディショナルルームの様子をご紹介。
21室あるスイート以外は20㎡前後なのでお部屋のデザインやレイアウトに大差はありません。

この滞在では音が響きやすい点が少し気になりました。

クラブフロアとの違いはお水の本数と、クローゼット内にバスローブが用意されていない程度。セーフティボックスは大き目で助かります。

バスの作りも同じ。
こちらのアメニティは最小限に抑えられていますが、北米のシェラトンとしては標準的です。

ワークデスク周り。
コンセントが多いので便利、雑誌も変わらず置かれていました。

お部屋からの眺め、下の写真は2017年の春のもの。
建設中だった正面のビル City Tower が完成してショッピングモールも開業。向かいの空き地に別の工事が立ち上がっています。

シェラトンクラブラウンジ

クラブラウンジはホテル２階にあります。
クラブフロアに滞在のゲストはドリンクを飲んだり勝手に持って行くことができます。アメリカですからカクテルアワーのアルコール類の提供は行なっておらず、やはり シェラトンJFKエアポートホテル のサービスが際立っていると再認識しました。

以前はスターウッドプラチナメンバーとしてクラブラウンジを利用できましたが、2017年現在はクラブフロアを予約していない限りラウンジへのアクセスが付かなくなりました。代わりに１階のレストランで午後5時半～7時半の間、以下のような無料のオードブルサービスを始めていますが、品揃えはマカロニとチーズフライにソーダのみ、わざわざ時間を合わせて立寄るほどの価値はありません。

朝食

朝食は１階のレストラン Avere Ristorante にて。
最小限の品揃えなのは昔から変わっておらず、その内容はエアポートホテルや安モーテル水準です。

フィットネス

ジムと屋内プールが２階にあります。

まとめ

年の瀬の滞在、しかも前々日の18時までキャンセル可能というプランで泊まっても 1泊2名 179ドル（税込み 208.91ドル）でした。サンフランシスコと並んで全米一ホテル代が高いニューヨークにあるスターウッド系ホテルの料金としてはリーズナブルと言えましょう。特に年末は宿泊費が高騰するマンハッタンに比べたら安いので冬の穴場です。

また、春の名物 ブルックリン植物園 のサクラを見るために久しぶりに宿泊したところ 1泊2名 189ドル（税込み 220.43ドル）でした。観光客の増える暖かい時期になると料金もどんどん上がるので、ご旅行が初めてで目的がニューヨーク観光ならここブルックリンではなくマンハッタンに泊まった方が合理的です。

個人的な口コミとしては近年サービスが目に見えて下がっているのが残念なところ。さらに宿泊料の二重引落しが発生し、原因の回答や払戻しに時間を要したのでその後しばらく宿泊を見合わせている状態です。もはや予約の取りやすさ以外に泊まるメリットを見出すのが難しいホテルになってしまい、現在ブルックリンではお隣の新しいホテル Aloft New York Brooklyn アロフト ニューヨーク ブルックリン の方を気に入っています。

更新履歴

2015年6月16日　作成
2017年8月05日　ロビーやトラディショナルルームなど写真16枚を追加

2017年, 2015年, 2014年, '14 アメリカ合衆国, '15 アメリカ合衆国, '17 アメリカ合衆国