セブンマイルブリッジ、海上ハイウェイの絶景ドライブ！（北米・フロリダ）

Hi readers、Kitagawa＠U.S.A.です。
アメリカには風光明媚なドライビングコースがいくつもありますが、その中でも海の上を突っ切るオーバーシーズハイウェイの爽快感は格別！沈みゆく太陽を背に、水平線まで続く Seven Mile Bridge セブン・マイル・ブリッジ を走り抜けてみました。

場所はフロリダ半島の南端のさらに先、Florida Keys フロリダキーズ と呼ばれる洋上の島々です。
なんとそれらの小さな島は42本もの橋で結ばれており、US-1（国道１号線）として一続きになっています。橋の中で一番長いのがセブンマイルブリッジで、名前が示す通り長さは７マイル。橋を渡って最果てまで行けば、そこには陽気でトロピカルな町 Key West キーウェスト が待っています、ここはぜひとも車で旅したいルートでしょう。

下の写真は中ほどにある島、Pigeon Key ピジョン・キー の上空で撮られた一枚。
これを見たら一度は走ってみたくなりませんか？大西洋とメキシコ湾をぶった切り、まさしくオーバーシーズハイウェイですね！

左手が現用の自動車専用道で、1938年に完成したものです。一方、右手に見えているのが最初に作られた鉄橋とのこと。1935年のハリケーンで被災し、今は入れないように橋の一部が落とされています。

下の一枚はセブンマイルブリッジの空撮写真です。
2017年にマイアミから搭乗した中米のベリーズシティ行きアメリカン航空がキーウェストに向けてフロリダキーズに並行して飛行し、青い海に一直線に伸びる道路はまさにオーバーシーズハイウェイ！マラソンやロングキーなど主要な島を機内から見つけることができました。

風を浴び、セブンマイルブリッジを疾走！

今回の フロリダ半島ぐるり一周ドライブ旅行、そのハイライトがここセブンマイルブリッジです。
時は１月ですが、好天に恵まれ気分も爽快。そしてこの暖かさ、さすが避寒地として名高いフロリダと言えましょう。橋を越えればアメリカ最南端の町キーウェストまであと一息！町の中にひっそりと アメリカの国道１号線 US-1 の起点・終点を示す標識 もあるそうですよ。

北側を並走する古い鉄橋が、かつて鉄道用だったもの。

通行料は無料。ただし片側１車線であり、橋の上で駐停車することはできません。

橋の西端にはパーキングが整備されていました。車を停めて橋を一望できます。

立派な Seven-Mile Bridge の銘板を発見！正確には6,765マイル（10.887km）あるそうです。

ここは絶好の釣り場にもなっているようで、魚釣りに挑戦している人達がいました。

一体どこまで続いているんだ！と思わずにはいられない幾何学的な眺めですね。

歩行者に開放されているのは向こう1kmまで、という訳で徒歩で渡ることはできません。
振り返ると、間もなくサンセットでした。

夕暮れ時ということも相まって、ここで感じた風や景色は強く記憶に残りました。
昨年訪れた カリフォルニア・セントラル・コースト に続き、今年もアメリカで有名なドライビングコースを一つ走破できて大満足。キーウェストに行くならぜひ自分でハンドルを握ってみてください。遥か彼方まで続く海上のハイウェイ、きっと忘れられない思い出になりますよ。

道中のシーフードレストランで一息

キーとは島を指しており、フロリダキーズには約50個の島が連なっています。
特に大きな島は南端の Key West キーウェスト をはじめ、Big Pine Key ビッグパインキー、Marathon マラソン、Islamorada アイラモラーダ、Key Largo キーラーゴ の５島。素朴なホテルやレストランが点在しているそうで、僕らは少し古いガイドブックを頼りにマラソン島の Keys Fisheries キーズ・フィッシャリー というレストランに立ち寄ってみました。

注文は窓口でセルフサービス方式、お席は海に面してオープンエアーという作り。ビールを飲めないのが残念でなりませんが、代わりに当地で名物のコンク貝のスープを飲んでみたり。いかにもアメリカらしい調理とサービスでお味や値段に特別感はありませんが、暮れなずむ海を見ながらのんびりと夕食をいただけました。キーウェスト観光 の後は エバーグレーズ国立公園 に向かいます。

更新履歴

2015年08月05日　作成
2017年10月31日　空撮写真１枚を追加

2017年, 2015年, '15 アメリカ合衆国, '17 アメリカ合衆国