2014
08.14

サンフランシスコのケーブルカー

サンフランシスコ ケーブルカー

Kitagawa@U.S.A.です。
サンフランシスコと言えば、坂道をゴトゴトと疾走するケーブルカー!という訳で、滞在中はほとんどケーブルカーを追いかけまわしていました。ここではお気に入りのケーブルカーの写真を掲載するとともに、大行列のケーブルカー乗り場で待つことなくサクッと乗車してしまう小技をご紹介します。

この急な坂道を行く姿が絵になりますね!
中学校の英語の教科書に出てきて以来、アメリカのサンフランシスコと言えばケーブルカー!というイメージなんですが、ようやく実物を見に来れました。ニューホライズンの一年生、覚えてますか?(笑

ケーブルカー サンフランシスコ

まるでテーマパークのアトラクションみたいですが、およそ一世紀におよぶ歴史があります。

ケーブルカー サンフランシスコ

サンフランシスコの中心部、ユニオンスクエア Union Square 前にて。
教科書にあった、Get on the cable car here. なんてセリフが思い出されます、ようやく使う日が来ました!

ケーブルカー サンフランシスコ

我らがウェスティンホテル Westin St. Francis Hotel 前のケーブルカー。
イエローキャブがいかにもアメリカンな感じですね。

San Francisco, Cable Car

疾走するケーブルカーを流し撮り。手を振り返してくれました。
POWELL&MASON Sts.というのは、走る路線を示しています。

サンフランシスコ ケーブルカー

ケーブルカー乗り場

こちらがマーケットストリートにある乗り場。サンフランシスコのど真ん中なので分かりやすい場所です。
ぐるりと取り囲んでいる人達は見物客ではなく、なんとみんなケーブルカーの乗車待ちの人達なんです。

ケーブルカー 乗り場

夜の様子。
まさか手で転車台を回すとは思ってもいませんでした!

ケーブルカー 転車台

ケーブルカーは予め切符を買ったうえで転車台の周りの行列に並んで乗車するのが一般的なようですが、乗りたい観光客の数に対して運行の間隔が開いており、なかなか列は進んでいきません。夜討ち朝駆けなら空いているかというと、朝も夜も相変わらずの大行列。一つ二つ先の停留所まで行ってみるも、やはり並んでいます。

うーん、これは想像以上の人気!ディズニーランドの新しいアトラクション並みの待ち時間がかかりそうです。

ケーブルカーの乗り方

という訳で当初、サンフランシスコではケーブルカーへの乗車は諦めて写真の撮影に徹していました。お気に入りの撮影スポットがこちらで、Sutter St.とPowell St.の交差点。ここは急な坂が立ち上がる場所で、いかにもサンフランシスコらしい写真が撮れるのです。しかも角にあるスタバのWi-Fiにタダ乗りして情報収集もできちゃう…ってのは内緒ですよ。(笑

サンフランシスコ ケーブルカー

ここで写真を撮っていてふと気付いたのですが、このスタバ前にもケーブルカーの停留所らしき看板が立っているの、分かりますか?誰も並んでいないんですけど、もしかしてここからでも乗れるのでは?

と、試しにやって来たケーブルカーに手を振ったらなんと停まってくれて、あっさり乗れちゃいました。えー!並ばなくても乗れちゃう?さんざん並んで乗った人達もビックリでしょうが、停まってもらった僕らもビックリですよ。

ケーブルカーの途中乗降について

始発からほぼ満席の状態で発車するので必ず乗れるとは限りませんが、話を聞いてみたら途中の停留所でお客さんを拾うかどうかは車掌の判断らしく、こういう誰も並んでいない場所なら拾ってもらえる可能性があるようです。ちなみに途中から乗る場合はまず人数を聞かれて、何人ずつ車内のどの部分に乗ってください、という指示をされるので速やかに従いましょう。手招きされたらとにかく乗ってしまってください。もちろん乗れないこともあるそうです。

僕は乗るならぜひステップに立って乗ってみたかったのですが、ほぼ満員でちょうどステップにしか場所が無く、念願のケーブルカー立ち乗りとなりました!しかも左側の一番前で迫力満点。急な坂道でケーブルカー同士すれ違う瞬間は最高の気分でした。

ケーブルカー サンフランシスコ

路線図も見ずに飛び乗っちゃいましたが、どうやら2つの路線があるようです。
どちらに乗っても同じエリアに着きますが、距離が少し長めの パウエル-ハイド線 Powell-Hyde Line がおすすめ。終点で写真も撮ってもらいました!もう思い残すことなしっ。

アメリカ旅行記

こちらが終点の様子。
これまた大勢が並んでいますね~

ケーブルカー乗り場

振り返ると、アクアティック・パーク Aquatic Park が広がっています。
遠方に霞んで見えている橋が ゴールデンゲート・ブリッジ Golden Gate Bridge です。

アクアティック・パーク Aquatic Park

この周辺、フィッシャーマンズワーフ Fisherman’s Wharf には見どころが点在しているので、そのまま徒歩で観光を。
お土産にケーブルカーのマグネットを買いました。

カリフォルニア観光

ミュニメトロ

帰りは ミュニメトロ Muni Metro のF線に乗れば、ぐるりとピアを巡って起点のマーケットストリート Market St. まで戻ることができます。

Muni Metro San Francisco

このミュニメトロなる鉄道も、クラシカルな外観にカラフルな塗装でカワイイ☆

ミュニメトロ サンフランシスコ

車内の様子。
F線は路面電車のように地上を走るので車窓からサンフランシスコの街並みを楽しめます。

ミュニメトロ サンフランシスコ

こちらがケーブルカーのチケットとミュニメトロの切符です。
2014年現在、ケーブルカーの料金は $6(約600円)でした。

ケーブルカー チケット

始発で並んで乗るのが確実ですが、適当な場所で手を挙げて乗り込むのも、気軽で楽しいと思います。
チケットは皆さん予め買っておくようですが、僕らはチケット無しで乗って、車内で車掌さんから切符を切ってもらいました。ぶら下がりで乗るなら、すぐに現金が出せるように準備しておくと良いでしょう。

今回は昼夜ケーブルカーを追いかけまわして、素敵な写真やビデオもたくさん撮ることができました。
交通機関というより完全に観光客向けの乗り物になってしまっている感じはありますが、やっぱり実際に乗車してみた方が思い出になります。サンフランシスコへ観光に行かれる方の参考になれば幸いです。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.03.30)

2014年, '14 アメリカ合衆国

コメント

  1. kitagawaさんはじめまして石川です。
    こちらのサイトはかなり昔から拝見していまして(確かkitagawaさんのビジネス関連のサイトからリンクを辿って見つけたような気がするのですが)同じカジノ好き、鉄道好き、ホテルの部屋好き、海外を拠点にビジネスをやっている人間として楽しませてもらってました。カジノは最近も7月末から8月上旬までソウルのミレニアムヒルトンでプレイしていました。鉄道は適当に動画撮ってYouTubeにアップしてます。ゆくゆくは映像界の桜井寛になるべく撮影技術や編集技術を磨いています。カジノ好き鉄道好きまではそれなりにいると思うのですが、ホテルの部屋の写真をアップしまくってる人はそんなにいないと思うので結構共感してます。今後も更新楽しみにしています。

    ワールドカジノ
    casino.digiweb.jp/ 
    YouTube
    youtube.com/playlist?list=PLaf-UqWUZVIc8z2fCOv9yRs5D4E3e8nbD

    • kitagawa
    • 2014年 8月 19日

    Ishikawaさん、こんばんは!初コメントありがとうございます。
    カジノでのプレイは旅のナイトライフに華を添えてくれるので、勝っても負けてもついつい立ち寄ってしまいます。僕はホテルの都合でソウルではウォーカーヒルばかりですが、観光客が多いことを除けばヒルトンも場所が良くて便利ですよね。
    このところマカオでの戦績が良く、数日前に帰って来たばかりですが来月の飛び石連休でまたマカオに遊びに行ってきます。最近blogではそれほどカジノの話題はアップしていませんが、もし耳寄りな情報があればお気軽にコメントください。今後とも、よろしくお願いします。

  2. Kitagawaさま

    こんばんは。 ニューホライズン 使ってました!!
    中1で初めての英語の教科書 懐かしいです(笑)

    • kitagawa
    • 2014年 8月 20日

    ながろうさん、こんばんは。
    英語の授業で習ったことなんてすっかり忘れ去っていますが、サンフランシスコのケーブルカーは旅系の場面設定だったのでよく覚えていました。今のテキストでも内容はほとんど変わらないみたいです。
    地理と世界史、それに英語は、旅の役に立つからもっと真剣に勉強しておくんだった…(笑

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