08.16
瑠璃光院(日本・京都)
インスタで不思議な情景の写真を何度か見て、いつかゆっくり見学したいと思っていた京都は八瀬大原にある瑠璃光院(るりこういん)。ようやく訪れることができ、窓の外の景色がなぜ室内につながって見えるのか謎が解けました!
まずは撮影した動画を掲載します。
面白いですね~お庭の樹が鏡写しになっているトリック、狙ったのか偶然なのか分かりませんが最初に気付いた人は凄い。
京都きってのインスタ映えスポット、かつ公開が期間限定のため非常に混みあうこと必至の瑠璃光院ですが…めっちゃ空いていました!しかも盛夏とあって力強く響く蝉の声。夏の比叡山との一体感を覚える、そんなひと時を過ごすことができました。
【住所】 京都府 京都市左京区上高野東山55
【TEL】 075-781-4001
【URL】 rurikoin.komyoji.com/lp/
行き方
比叡山の麓にあり、叡山電車の終点「八瀬比叡山口駅」から徒歩5分。
Kitagawaは京都の一日乗車券を買ったので、地下鉄「国際会館駅」から京都バスを利用しました。「八瀬駅前」で下車、徒歩7分です。
通常は非公開のため春か秋の特別拝観に合わせて訪れる必要があります。
今年は変則的で7月10日~8月17日に夏の特別拝観が行なわれました。拝観料は 2,000円ですが、学生証を提示したら半額になったので在学中の方はお忘れなく!Kitagawaは都内の大学に通う一年生で、今は夏休み中です(笑
瑠璃光院、夏の特別拝観
多くの観光客が見学の目的とする絶景スポットは二階の書院にあります。
お部屋の設えと畳の上に置かれた大きな机が分かるように意識しながら、何枚かシャッターを切ってみました。
まるで濡れているかのような艶やかな天板に映し出される情景が幻想的。吸い込まれるような映り込みで、京都らしくも新しさを感じる絶景です。
被写界深度を浅くすれば反射がボケて幻想的に、逆に深くすればまるで鏡写しのようにクッキリとした写りになります。ぜひF値を変えて何枚か撮り比べてみてください!
書院全景
和室に響く蝉の声。畳に腰を下ろして数寄屋造りの建物そのものも見物しました。
観光局の情報によると、京数寄屋造りの名人・中村外二の手により大正末期から昭和初期にかけて建てられたもの。今回は運良く二階の全景を撮影できましたが…これほど人が居ないことはまず無いでしょう。
間取図
本間
順路を辿って一階に下りると素晴らしい庭園の情景を望めます。お庭に面する本間では所蔵の屏風などが展示されており、これらは年によって異なる品を出しているそうです。
桜下草花図
瑠璃の庭
茶庵 喜鶴亭
本尊は阿弥陀如来。
元々はお寺ではなく田中源太郎の別荘や料理旅館だったこともあり、取って付けたようなご本尊でした。
池に鯉が泳いでいたり風情に溢れる瑠璃光院。
個人的には苔の幻想的な様が印象に残りました。
今回は大学の友達が現地からLINEをくれて公開されていることを知り、その翌日に立ち寄るという慌ただしいスケジュールでしたが、時間をかけて丁寧に撮影することができて大満足!旅好きなら一度は訪れたいインスタ定番の絶景スポットです。春の青もみじや秋の紅葉の時期に行なわれる特別拝観のシーズンにも改めて訪れたいと思います。
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