06.02
愛の南京錠@Pont des Arts (フランス・パリ)
ボンジュール!今日飛び込んできたニュース、パリ市が Pont des Arts (芸術橋、ポンデザール) の南京錠の撤去作業に乗り出したようです。近年は「愛の南京錠 cadenas d’amour」なんて呼ばれて有名になっていましたが、景観と安全性の理由によりガラス製の欄干に置き換えられるそうです。
ポンデザールはセーヌ河のルーブル美術館とフランス学士院を結ぶ歩道橋。
5年くらい前からでしょうか?誰が始めたのか知りませんがここにカップルの名前を書いた南京錠を付ける人が増え始め、鍵をセーヌ河に落として永遠の愛を誓うのだとか…その是非はともかく、すっかり観光客に知られる名所となっていました。
C’en est fini des “cadenas d’amour” du pont des Arts
ところが昨日、2015年6月1日にパリ市庁はフェンスごと撤去作業を開始。
仏紙 ル・モンド Le Monde の記事 によると、取り付けられた南京錠はなんと100万個近く45トンもあるそうで、まずは一週間の作業で木製の羽目板に、秋にはガラス製のものに変更するのだとか。南京錠はアーティストの作品作りなどにリサイクルされるそうです。
てっきり観光局あたりが仕掛けたブームだと思っていたのですが、そうではなかったんですね…
2014年には欄干が崩落する事故も起こっているので仕方が無いのでしょう。先日、ちょうど2週間前に通りがかった際にKitagawaが撮った写真がありましたので、かつてのパリの名所としてここに記録を残しておきます。
リノベーションされたポンデザール
そして新しくなったPont des Artsの現在の様子は…次回パリに立寄ったら、このページに掲載しようと思います。
Pont des Arts
フランス・パリ、ルーブル美術館とフランス学士院の間に架かる歩道橋
更新履歴
2015年6月02日 作成
2015年, 2012年以前, フランス, '15 フランス
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