06.19
エッフェル塔 (フランス・パリ)
Kitagawa@Paris です、Bonsoir。
数あるフランスの観光名所の中でも凱旋門と並んで人気のスポットと言えば エッフェル塔 La tour Eiffel ではないでしょうか?ここでは定番のビューポイントであるシャイヨ宮やシャンドゥマルス公園をはじめ、地下鉄車内やセーヌ河越しなど、東西南北すべての方向からの写真と撮影のコツをご紹介。毎時5分間だけ見られるイルミネーションもお見逃しなく!
La tour Eiffel
【住所】 Champ de Mars, 5 Avenue Anatole, 75007 Paris, FRANCE
【URL】 toureiffel.paris/
【休館日】 年中無休
日没後、毎時正時(0分ちょうど)から5分間だけキラキラと輝くライトアップが見られます。
これは本当に美しいのでぜひタイミングを合わせて眺めてみてください。あっという間に終わってしまうので、カメラの設定はお早めに。
以下に撮りためた写真を撮影地・方角別に掲載していきます。
2009年にも当ブログにてエッフェル塔を話題にしていますが、2015年にすべての写真を高画質RAWデータにて撮り下ろしました。今後も定期的に更新していきます。
メトロ車内から 西からエッフェル塔を撮る
最も気軽に La tour Eiffel を楽しめるのが 地下鉄6号線 Métro LIGNE 6 の車窓からでしょう。
Kitagawaはパリでは基本的にモンパルナスに滞在しており、シャンゼリゼ通りや凱旋門に向かう時に乗るメトロがこの6号線。セーヌ河を渡るとき、進行方向に対して右手後ろにその姿を見られます。
車内からとは言えセーヌ河越しに佇むエッフェル塔の雄姿はなかなかのもの。初めてパリに来てこのメトロから塔が見えた時のことは今でもよく覚えています。
時間帯が違うだけで色合いも大きく変わるので、何度でも楽しめます。パリの町は雨も良く似合いますよ。
来年も2016年4月~パリに滞在します。
今度はセーヌ河クルーズの船上からの撮影に挑戦したいと計画を練っているところです。
シャイヨ宮 北西からエッフェル塔を撮る
定番中の定番のビューポイントと言えばセーヌ河を挟んでエッフェル塔の対面にある シャイヨ宮 Palais de Chaillot でしょう。
最寄り駅は地下鉄6号線・9号線の トロカデロ Trocadéro 駅。先述のモンパルナスからのメトロならセーヌ河を超えて2つ目に当たります。
建てられた当時は世界一の高さを誇ったそう。
現在の高さは324m、サイズは東京タワーよりほんの少し小さめです。
ここを訪れるならマジックアワー、すなわち 日が暮れて暗くなるひと時 がオススメ。
刻一刻と変わる空の色、少しずつ点灯していくエッフェル塔のライトアップ、パリの夜景を一度に体感できます。
ここは駅から近くて遅くまで観光客で賑わっているので、夜でも気軽に来られるのも良いですね。
そのため観光客は多くフェンスもあったり、2015年は一部工事も行なわれており、うまく人混みを避けて撮影するには少し苦労するかも…
ついつい塔に目を奪われてしまいますが、足元の公園や噴水も美しいですね!
下はお友達が撮った一枚。今はコンパクトカメラでもここまでシャープに写ります。
そしてカメラが変わると発色も随分と違いますね~
次はエッフェル塔の向こう側に広がる公園からこちら側を見てみましょう。
シャンドゥマルス公園 南東の広場からエッフェル塔を撮る
塔の下に広がる英国スタイルの庭園、シャン・ドゥ・マルス公園 Parc du Champs de Mars。
緑が美しく、La tour Eiffel を背景に記念写真を撮るならこちらがオススメです。ちなみにシャイヨ宮とシャンドゥマルス公園、どちらが正面かと思ったら…エッフェル塔に正面はないとのこと(笑
距離を稼げるのでスマホやコンパクトカメラでも上手くセルフィーできるのではないでしょうか?南東向きなので日中、特に 午前中に来ると順光で綺麗な写真 を撮れるでしょう。
毎時5分間だけ見られる、まばゆい光のショー。
さすがにこれは三脚と望遠レンズが必要となりますね、設定は ISO1600、F7.1、1/2秒、露出-1/3 です。
大きな公園なので夕暮れ以降も三脚を立てる余裕は充分ありますが、夜の公園は暗いのでここはパリに慣れた人向きかも知れません。
サンドミニク通り 東の路地越しにエッフェル塔を撮る
パリ市内でエッフェル塔がちらりと見える場所は意外に多く、自分だけのお気に入りの場所を探してみるのも楽しそう。
こちらは サン・ドミニク通り Rue St-Dominigue から撮った一枚。カフェのテラスや小さなホテルがいかにもパリらしく。
くっきりと夕暮れ時の空にシルエットを刻む、逆光ならではのコントラスト。
これは確かディナーの直前、鴨で有名なレストラン オ・プティ・スュド・ウエスト Au petit Sud Ouest に行く直前の一コマです。
アルマ橋 カフェChez Francisからエッフェル塔を撮る
セーヌ河に架かる アルマ橋 Pont de l’Alma からの眺めも良いですね。
橋と塔の間でセーヌ河が湾曲しているので川の流れを手前に大きく見せた写真を撮れました。
そしてアルマ橋のたもとにはカフェ、シェ・フランシス Chez Francis があります。
シャンゼリゼ通りから延びる ジョルジュ・サンク通り はエルメスやルイヴィトンなど高級ブティックが軒を連ね、ショッピング後の休憩にちょうど良いロケーション。テラス席に座れば正面にエッフェル塔が見られます。
コンコルド広場の大観覧車 季節限定の観覧車からエッフェル塔を撮る
2016年には念願の パリの大観覧車 Grande Roue de Paris に乗ることができ、そこからの眺めは最高でした!
パリの名所を一眸できますのでタイミングが合えばコンコルド広場の観覧車にも足を延ばしてみてください。
エッフェル塔 真下から撮る
まだまだあります…足元まで歩いて行ってみましょう。
鉄の貴婦人、下から見上げると迫力満点!
真下から見上げた塔の内部。
エッフェル塔は1889年のパリ万国博覧会の際に革命100周年を記念して建てられたものです。建築は1887年から1889年にかけて、わずか2年2か月というスピードで完成しています。
ただし当時はパリの景観をブチ壊すと市民の猛反発にあったそうで、1909年には解体予定だったのだとか。
それをかいくぐり、今ではパリのシンボルとして、また電波塔としても活躍しています。
他にも名所がありますが、長くなってしまったのでいったんこの辺で。
もしオススメの場所があればぜひ僕にも教えてくださいね、撮影に行ってきますので!
個人的にはモンパルナスタワーの ル・シエル・ド・パリ Le Ciel de Paris で気軽にフレンチを楽しみながらライトアップを待つのが好みだったり。エッフェル塔の展望台、予約、入場料、営業時間などは2009年に記事にしていますが、最新の情報は改めて追記したいと思います。
更新履歴
2015年11月01日 ページを作成、写真19枚を掲載
2016年06月19日 写真3枚を追加(アルマ橋・Chez Francis・大観覧車)
2016年, 2015年, '15 フランス, '16 フランス
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
はじめまして。今年パリに行きます。こちらのエッフェル塔を撮影しているレンズの詳細をお聞きしたいです。特にシャイヨ宮、シャン ドゥマルス公園から撮影されたレンズは何mmFいくつでしょうか、教えてくださいませ。