11.06
ホン島の緑と岩壁に囲まれた絶景ビーチとラグーンが凄い!(タイ・クラビ)
クルーザーをチャーターして美しい離島が集まるタイのクラビを旅しました。
数ある島の中でもホン島は緑に囲まれたビーチにお魚があふれシュノーケリングにおすすめ!さらに島の裏側は秘境感いっぱいのラグーンが隠れておりこちらも見逃せません。
เกาะห้อง
タイ王国 クラビー県 タンボクコラニ国立公園
クラビのアオナンビーチから日帰りツアーが多数出ており、ホテルのほか路上でも気軽に申込みできます。ロングボート(片道1時間)で 600バーツ、スピードボート(片道30分)で 900バーツが相場。別途、300バーツの入島料が必要です。(2018年10月現在)
ホン島には浮桟橋がかけられているのでドライランディングできます。入島料は桟橋にて現金で支払い。アオナンビーチからホン島までの距離は10マイル足らずですが、ロングボートだと往復2時間も要するのでスピードボートの選択をおすすめします。
国立公園ではドローンの使用に許可が必要なほか、タイ王国では航空法によりドローンの保険加入も義務付けられています。操縦者および撮影に使用した機材はタイの航空当局より許可証を得て空撮を行なっています。なお、タイでは観光客がドローンを使用することは場所を問わず認められておらず、未登録の機体は税関を通せませんのでご注意ください。
Kitagawaは船足の早いスピードボートを一艘丸ごと借り上げました。
ツアーだとどうしても多くの観光客が同じタイミングで動くのでせっかくの離島も混み合いがち、船をチャーターすればお天気に合わせて自分たちのペースで島巡りを楽しめます。
今回は7名で来ており、桟橋まで出向かず泊まっている ホリデイインリゾート クラビ アオナンビーチ の真正面に船を着けてもらいました。指定した場所に船を呼ぶ場合は満干潮の時刻も考慮する必要があります。
後に見えているホテルから最短距離でホン島を目指しました。
以前行った4島ツアーより遠いホン諸島にも関わらず、わずか20分で着いてしまいビックリ!
この旅行記では合わせて回った周辺の島については省略しますが、観光客があまり来ないようなビーチを厳選して好きな順に行くことができたのでスピードボートのチャーターは大正解でした。
ホン島 Ko Hong
クラビ周辺には100を超える離島が点在しています。
アイランドホッピングで定番の海域は3つあり、映画のロケ地として有名になったピピ島、ポダ島やチキン島などクラビ南方の4島、そしてクラビ西に位置するホン諸島です。今まで行ったことが無く、比較的ツアー客の少ないホン諸島を目指しました。
ホン島の地形はバラエティに富んでいます。
と言うのも、ホンとはタイ語で「部屋」を意味しており、まるで小部屋のように入り組んだビーチやラグーンが大きな特徴。まずはビーチで遊び、島にあるレストランで食事を取ったら再び船に乗って島の裏にある隠れたラグーンへ!同じ島とは思えないダイナミックな地形の変化を一度に体験できる、クラビでも一押しのディスティネーションです。
地図
ホン島にはホテルやキャンプ場など宿泊施設はありません。
クラビのホテル に泊まって日帰りツアーに参加するのが一般的。国立公園なのでレンジャーが常駐しており、食堂やトイレも整備されています。また、有料でカヤックの貸出しサービスがありました。
ビーチ
桟橋に着くと穏やかなビーチが出迎えてくれました。
こちらは大きな木が波打ち際に張り出しておりまるでポストカードのような光景が続いています。背後に迫る巨大な岩壁にも圧倒されました。人が少なければ絶好の記念写真スポットです。
奥に歩いて行くと、ホン島のメインとも言えるもう一つのビーチに到着。
左手は岩山が聳え、右手には小さな島が浮かび、まるで小さな入り江のようなビーチを形成しています。これは面白い地形ですね~そして見渡せるサイズが実に良い。
遠浅で波は穏やか、海水浴やシュノーケリングにも最適。
ライフジャケットの着用を呼びかけるアナウンスが流れていて興ざめしますが…さすが観光立国のタイと言えましょう。木が生い茂っており、天然の木陰で休めるので陽射しを避けたい女性やファミリーにも過ごしやすい離島です。
シュノーケリング
海に入れば足元に熱帯魚が溢れかえっていました。
黄色の体に黒い線の入ったお魚が多く、少し気持ち悪いくらいの魚影の濃さ。ホン諸島の別の島、パクビア島で撮ったものですが海中の様子をYouTubeにアップしたのでご覧ください。
ラグーン
ホン島の本当の見どころは島の裏側に隠れているラグーンかも知れません…
地図やドローンによる空撮を見ていただければ分かるように島はCの字型をしており、内側にラグーンが形成されているのです。こちらは船でしか来ることができず、波の高さによっては船でも入れないことがあるのだとか。
上の写真はラグーンの内側から撮った入口の写真です。
こんな小さな隙間で外洋と隔てられているなんて、その秘境感に痺れますね。天候だけでなく海況も含めてベストシーズンにクラビを旅行できたようです。
深碧とでも表現しましょうか、ラグーンは何とも言えない均質なエメラルドグリーンで満たされており、外洋では見られない明るさで太陽の光を反射していました。もちろんアンカリングして船を停めれば泳げますし、海が穏やかならカヤックでここまで来ることもできるそうです。木造のロングボートも絵になりますね!
最後に島の北側の写真を掲載。
岩が海に切り立っており、ビーチとは違った人を寄せ付けない表情を見せてくれました。
タイに数ある島の中でも地形の面白さは際立っています。
宿泊施設が無い国立公園なので手付かずの自然が残っているのも魅力的。周辺のパクビア島やラオラディン島などと合わせてアオナンビーチから日帰りツアーが催行されているので、クラビにご旅行の際はぜひ出かけてみてください!
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