2024
09.02
JAL サクララウンジ 羽田空港国際線 スカイビュー

JALサクララウンジ「スカイビュー」羽田空港国際線

羽田空港第3ターミナルにあるJALの3つ目のビジネスクラスラウンジ、サクララウンジ スカイビュー Sakura Lounge Sky View。2014年の誕生から10年が経ち、あちこち変わった部分、変わらない部分があるので、新旧対比しながら改めてご紹介します。

場所・行き方

東京国際空港(羽田、HND)の国際線では出国審査を抜けて左手すぐ、日本航空の サクララウンジファーストクラスラウンジ に入るのが常ですが、今回は前を素通りして114番ゲートの前にあるエスカレーターから上階へ、5階に向かいます。かつて4階は ANA Lounge だったこともありますが、現在は4階もサクララウンジになっています。もう一つ上の6階は同じワンワールドの キャセイパシフィック・ラウンジ ですね。

羽田空港 国際線 ラウンジ

JAL Sakura Lounge

営業時間

2024年現在の営業時間は、7:00~12:00 と 18:00~23:00 です。
もし開いていない場合は一つ下の4階にあるサクララウンジなら 6:00~最終便出発まで開いています。

ちなみにこれまで営業時間がたびたび変わっており、2015年にこのページを作成した時は午前中のみのオープンでしたが、2017年は 6:00~12:30 と 21:00~翌日1:30 でした。いずれにしても基本的にお昼間はクローズしています。

JALサクララウンジ

それにも関わらずJAL以外のキャリアのビジネスクラスラウンジも兼ねており、実は初めて訪れたのはアライアンス違いのスカイチーム、エールフランス航空 のパッセンジャーとしての入室でした。さすがにこの時ばかりは「いつもご搭乗いただきありがとうございます」とは言われませんがスムーズに案内していただけました。

JAL Sakura Lounge

スカイビューのコンセプトは「モダン・ジャパニーズ」。割とカッチリした造りながら木が多用されて温もりを感じます。少し奥の方に進むとシックな装いに…エリアごとにデザインを変えて、お好みの場所で寛げるようにと設計されたそうです。向こうの壁にかかった大きな墨絵は、わざわざサクラ色の墨を作って描かれたのだとか。

羽田空港国際線 JAL Sakura Lounge サクララウンジ スカイビュー

スカイラウンジ

斜めになっている窓際の造りが今現在のスカイビューの特徴を良く表していると思います。ここは新たに「スカイラウンジ」と名付けられたようです。
JALのラウンジの名称がサクララウンジで、その中でもここはサクララウンジスカイビューというラウンジであって、さらにその中のスカイラウンジと呼ばれるコーナー(とてもややこしい。

JAL スカイラウンジ

ラウンジの中央のセクションは今と昔でほとんど変化はありません。

2024年

JAL サクララウンジ スカイビュー

2015年

羽田空港国際線 JAL Sakura Lounge サクララウンジ スカイビュー

手前の方はリノベーションされて雰囲気が変わりました。
イスが茶と赤のコントラストになっているところに誕生当初の面影を残しています。

2024年

JAL サクララウンジ 羽田空港国際線 スカイビュー

JAL Sakura Lounge Sky View

食事

2015年

羽田空港国際線 JAL Sakura Lounge サクララウンジ スカイビュー

羽田空港国際線 JAL Sakura Lounge サクララウンジ スカイビュー

スカイビューというだけあり、眺望もなかなか。
羽田空港の国際線ターミナルはコンコースからシップの写真が撮りにくいので、こういう眺めのアドバンテージは嬉しいところです。

2024年

羽田空港 JAL 国際線

2015年

羽田空港 国際線 ラウンジ

スカイヒル

かつてラウンジの一番奥には「スカイヒル」と名付けられたコーナーがありました。
2014年にスカイビューが新規オープンする際は「草原の上で寝転びながら滑走路を眺めるイメージ」として積極的に広報されたものです。

羽田空港国際線 JAL Sakura Lounge サクララウンジ スカイビュー

サクララウンジ スカイビュー

当時、当ブログでは「少しニーズが分かりにくいものの思い切ったレイアウトではあります」と微妙な評価をしましたが…現在は以下のようにリノベーションされて僕らのスカイヒルは消滅してしまいました。

JAL ラウンジ 羽田

JAL ラウンジ 羽田

あとは座りにくかった半円のイスも無くなりました。
僕はこういう遊び心のある家具が好きなので、まるで面白みのないイスに置き換えられたのは残念です。

日本航空サクララウンジ

ザ・ダイニング

軽食コーナーの ザ・ダイニング The Dining はサクララウンジの右奥角。
窓がフルハイトで明るく広々とした空間です。

2024年

ザ・ダイニング

JAL サクララウンジ スカイビュー

こちらもこの10年間でマイナーチェンジがあって機能性が高まっています。
2014年の誕生当初は以下のような造りで、中央の棚には食にまつわる日本の伝統工芸品が飾られていました。

羽田空港国際線 JAL Sakura Lounge サクララウンジ スカイビュー

サクララウンジ スカイビュー

羽田空港国際線 JAL Sakura Lounge サクララウンジ スカイビュー

JAL Sakura Lounge

こちらはドリンクのコーナー、セルフサービスです。

JAL Sakura Lounge

昔は上の写真のようにワインがボトルで置かれていましたが、今はワインサーバーに納められています。パリ辺りのワインバーみたいですね!

ビール・ワイン

お酒

特典航空券でソウルに行く際は、到着後すぐに夕食の予定だったので軽く麺をいただきました。

食事

また、朝便では離陸後すぐに朝食のサービスがありますが、朝7時半のフライトまで2時間近く何も口にしないのは辛く、サクララウンジで軽く朝ごはんをいただくことに。非常に静かな朝のひと時、スタッフのサービスも程良い距離感で、セルフサービスとは言え日本のおもてなしを充分に感じられました。

日本航空サクララウンジ

羽田空港国際線 JAL Sakura Lounge サクララウンジ スカイビュー

向こうに見えているシップがこの日搭乗するエールフランス航空ボーイング777-200型機です。
すっかり目も覚めて、いざ パリへ出発 です!

サクララウンジ スカイビュー

更新履歴

2015年 5月18日 作成
2017年 6月21日 写真1枚追加、営業時間を修正
2024年 9月02日 写真14枚追加、文章を加筆再構成

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17405枚と心に残った体験を1110件公開しています。(2024.11.21)

2024年, 2017年, 2015年, '15 フランス, '15 日本, '17 日本, '24 日本

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