01.13
ヨーロッパに一番近いアフリカのホテル、オテルコンチネンタル は異国情緒いっぱい! (モロッコ・タンジェ)
地中海に面するモロッコの港町タンジェ。その旧市街でひと際目立つ ホテル・コンチネンタル Hotel Continental に泊まってみました。1888年創業の古きホテルはまるで時間が止まってしまったかのよう…なるほど、映画のロケ地になるのも納得です。立地もよく、スペインからジブラルタル海峡を越えての小旅行でオススメの宿泊先です。
Hôtel Continental
【住所】 36, Rue Dar Baroud, Tanger, MOROCCO
【TEL】 +212 539 93 10 24
場所は タンジェ طنجة の旧市街(メディナ)城壁内。
スペインのタリファからモロッコのタンジェへのフェリー が着く旧タンジェ港の真正面に見えています。
かつて町を守っていた城壁に今もしっかり囲まれているようです。
ホテルの前を通り過ぎるとメディナの入り口があるので、ここをくぐって中に入り右手に歩いて行けばOKです。まるで迷路のような旧市街ですが、一応ホテルの看板も出ていました。
年代物の家具に囲まれた古めかしいレセプションでチェックイン。
どういう訳か Hotel Continental の公式サイトが消えてしまっており、唯一オンラインで予約が出来るのは booking.com のみ。ご予約は www.booking.com/hotel/ma/continental-tanger.ja.html から、支払いはホテル到着時でOKです。
クレジットカードは使えるのかな?モロッコの通貨はディルハムですが、ユーロ建てで予約したのでユーロの現金払いで押し切ってしまいました(笑
スタッフは英単語が何とか通じるレベル。困ることはありませんが、込み入った内容はフランス語の方がスムーズです。
エレベーターは無く、階段を登ってお部屋へ。
うーん、実に渋い!
泊まったお部屋はこんな感じ。
天井の高さと眺望の良さがかつての栄華を感じさせますね。Wi-Fiによるインターネット接続サービスを完備しており、無料でした。
バスルームも古い割には清潔に保たれています。
お湯が出ないという口コミが見られますが、お湯が出る時間帯が決まっているのでチェックインの時に訊いておくと良いでしょう。
ホテルから見るタンジェの街並み。
旧市街の中心部プチソッコにも歩いてスグです。町の様子は モロッコ旅行記タンジェ観光 のページをご覧ください。
さて、ホテルコンチネンタルの魅力は館内に施されたモロッコ装飾です。
床から天井まで極彩色に彩られており、幾重にも重なる伝統様式のアーチが美しい!ちゃんとパティオもありました。
外からも学生さんや国内の観光客が見学に来るほど有名な内装のようです。僕らもたくさん写真を撮って来ましたので、別ページ モロッコの伝統建築に驚嘆の色遣いと職人技を見る にまとめました。ここは映画のロケ地にもなったそうで、モーガンフリーマンはじめ有名人の写真が掲載されていました。
朝食も料金に込み。
素朴なお味とのんびりしたサービスがいかにもモロッコらしく。
驚いたのはダイニングの装飾、圧巻の細かさです!
アラベスクのタイルも実に美しく、異国情緒あふれる空間には大満足。
いくつかあるテラスからの眺めも素晴らしく、タンジェ市街やジブラルタル海峡を一望できました。
お天気の良い日はお外で朝食をいただくのも気持ちが良くてオススメです。
ホテル内にお土産物屋さんも併設。
他にレストランがあったものの、週末ということで残念ながらお休みでした。
タンジェ旧市街で一番の大型ホテルは歴史と旅情いっぱい。
悪く言えば古くて薄暗さを感じますが、これこそモロッコ!という気分を存分に味わうことができました。新市街には近代的なホテルもありますけどね、それじゃわざわざジブラルタル海峡を渡ってまで来た意味がありません。
インターネット予約は booking.com を利用しました。場所が分かりやすくメディナ観光もしやすいロケーションなので、スペインからのショートトリップでタンジェに行くなら宿泊先の候補にしてみてください。
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