08.11
大雪山旭岳ロープウェイに乗って北海道最高峰「旭岳」でトレッキング
今年から始まった祝日「山の日」に因んで今日は旭岳でトレッキングの様子をご紹介。
北海道最高峰で高さは2,291mの名峰も、大雪山旭岳ロープウェイに乗れば簡単に高山植物が咲き乱れる雲の上にアクセスできます!
大雪山旭岳ロープウェイ
旭川から車で約1時間、大雪山旭岳ロープウェイの山麓駅にやって来ました。
8月は午前6時から午後6時まで15分おきに運行。ロープウェイ内はお気楽な観光客と本格的な登山客が半々くらいでした。
僅か10分で標高1,600mの姿見駅に到着、皆さん降りるや否や「涼しい~」と声を上げていました。
最新の料金や運行状況、駐車場や割引券の情報は公式サイトでご確認を。
wakasaresort.com/asahidakeropeway/
旭岳トレッキング
ロープウェイを降りるとまずはレンジャーによる散策案内があり、英語による説明もありました。
トレッキングの注意点としては、道に迷って登山道に入らないように、カラスに食べ物を盗られないように、またトレッキングコースにはお手洗いが無いのでトイレを済ませておくようにと案内がありました。
旭岳のトレッキングコース(旭平周辺散策路)を以下に示します。
ゆっくり回っても1時間くらい、ただし石がゴロゴロしていて雨が降るとぬかるむので歩きやすい靴が必要です。
この日の天候は曇り、気温18℃で風速5m。
他の人達を追いかけて時計回りで歩いてみることにしました。
大雪山とは北海道のほぼ中央に位置する2,000m級の山々の総称で、その最高峰が今立っている旭岳です。道中のパネルには地形や動植物についての説明がありました。
見どころの「すりばち池」と「鏡池」の2つは寄り添うように並んでいて夫婦池の別名も。白いのは雪ではなくセメントか何かで地表を固めてあるようです。
この辺りからパラパラと小雨になってしまいました。
噴気孔
遠くからでも分かる噴気孔。
近付くと硫黄の強い臭いで、ニュージーランドのワイオタプ・サーマル・ワンダーランドを思い出します。
姿見展望台
ロープウェイの駅から約1km、20~30分ほど歩けば姿見展望台に到着。
ここから目の前に旭岳が聳え、その姿が「姿見の池」に逆さまに映りこむハズなんですが…すっかり霧に隠れてしまいました(涙
僕らはここでお弁当を広げました。
足元を通りがかったキタキツネさんに気を取られていたら、なんとカラスにおにぎりを盗られてしまいました!ガイドさんからあれほど注意されていたのに~
山頂を目指す人達はここから登山道を進んで行くようです。
見えているのは緊急避難小屋の旭岳石室。夏でも低体温症になって亡くなる人が出るほど冷え込むそうで、旭岳登山にはしっかりした装備が必要とのこと。トレッキングのみの人達も割としっかりした服装をされていました。
ここからは道中で見つけた高山植物の写真を掲載します。
北海道は北にあるので本州の3,000m級の山々に匹敵する高山植物が見られるそうで、少しシーズンから遅れてしまいましたが可愛らしいお花を見られました。
チングルマ
ミヤマアキノキリンソウ
エゾノマルバシモツケ
メアカンキンバイ
イワブクロ
少し雨が降ったもののトレッキングコースを一回りして姿見駅に戻って来ました。
駅に着くなりどしゃ降りになり、なんと雷の影響でロープウェイも運休!
雷雨が過ぎ去るのを待つしかないらしく、1時間半ほど売店で過ごしました。
雨が降り出したときと同じく止むのも突然で、ロープウェイが動き始めると一瞬だけ旭岳の姿を望むことができました。
待っている間に周りの登山客とお話ししたのですが皆さん僕らよりずっと年配なのに旭岳温泉から歩いて登って来たそうでビックリ!傘なんてさしているヘタレは僕らくらいで少し恥ずかしかったけど雨の中を登る気力は無いなぁ、クマさん出たら怖いし。
空模様には恵まれませんでしたが、期せずして山の天気の荒々しさを体験することになり良い思い出になりました。
次回はぜひ紅葉を見に来てみたいな、と思い旭岳を後にしました。
今年訪れたもっとも高い地点は エギーユ・デュ・ミディのロープウェイで行くモンブランの展望台 で、もっとも歩いたトレッキングコースはクロアチアのプリトヴィッツェ湖群国立公園です。こちらも近日中に旅行記をアップする予定です、お楽しみに!
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