アロフト オンタリオ ホテル （カリフォルニア州ランチョクカモンガ）

今日はカリフォルニアのオンタリオにある アロフト オンタリオ・ランチョクカモンガ Aloft Ontario, Rancho Cucamonga をご紹介します。デザインホテルとして有名なアロフトですが、ここは場所がマニアック過ぎるのか、検索しても宿泊記がまったく出て来ません！という訳で、普段より写真多めで行ってみましょう…

アロフトについて

aloftはスターウッド系ホテルの中でも2009年誕生の新しいブランドで、Ｗホテルの廉価版としてカジュアルなテイストが売りのホテルです。北米では既に50軒ほど展開しており、カリフォルニアではサンフランシスコやシリコンバレーなどに計4軒あります。どういう訳かそのうち1つがここ、なんにもないオンタリオにポツンとあるんですから、チェックしないわけにはいきません。（笑

アロフトはスタイリッシュな内装とリーズナブルな料金が魅力です。アジアではまだ数が少ないものの、最近ではタイのバンコクに アロフト・バンコク が出来たので、泊まったことがある方も多いのではないでしょうか。ただしアロフトはホテルの設備から見ると周囲より割高なことが多く、決してお得なホテルとは言えません。

アロフト オンタリオ・ランチョクカモンガ

さて、アロフト・オンタリオ を覗いてみましょう。
エントランスを入ってすぐのロビーはコンパクトにまとまっています。窓の向こうはプールです。

片隅にはバーがあります。アロフトのバーと言えば「w xyz」ですね！

丸いカウンターがレセプション。対応はサクサク系です。

ビリヤードも置かれていました。これ、結構遊んでいる人がいらっしゃいます。

窓の向こうに見えているのは、オンタリオ空港へのシャトルバス。
無料ですが、利用するなら予約してください、とのことでした。

では、お部屋へ向かいましょう…
エレベーターの床は踏むと模様が変わります。

いろいろ細かいところにＷっぽい遊び心が隠れているので、お見逃しなく！
お部屋は最上階である5階のアロフトルームをアサインしていただきました。

アロフトルーム＠アロフト・オンタリオ

お部屋の広さは26㎡です。
サイズとしては狭めですが、天井高が3mもあるため圧迫感はなく、ベッド周りにもスーツケースを広げる程度の余裕があります。

レイアウトはアロフト的…と言ったら何の説明にもなりませんね（笑
限りあるスペースを最大限に使えるよう、窓は小さく、天井は高く、部屋をクローゼットで仕切って水回りはシンプルに、という構成です。

壁には42インチのフラットTV。ソファは物を広げておくのに便利です。
そうそう、アメリカのこのクラスのホテルにしては珍しく、セーフティボックスもありました。

こちらは水回り。
アロフトではバスタブが無く、基本シャワーのみとなります。

そうそう、アメリカの郊外にあるホテルでは朝ロビーにコーヒーのポットが出ていたりしますが、ここアロフトオンタリオにもありました。ポットのコーヒーは朝、セルフサービスで無料でいただけます。

窓ガラスに面したデスク。
この配置、お部屋でパソコンを使うには外光が眩しくてKitagawaは苦手なタイプ。インターネットは無料です。

アイロンはベッドのパネルの裏に隠れていました。冷蔵庫は、なんとシンクの下に置かれています。
収納設計やインテリアデザインの勉強になりますね～

フロアマップ

朝食

アロフト・オンタリオには、ホテル内も周囲にもレストランはありません。
簡単なものに限り、1階にあるこちらの売店で購入できます。

スターウッドのプラチナメンバーということで、朝食を無料で付けていただきました。
といっても、この売店から、デニッシュ2つ、シリアル、ヨーグルト、ジュースを自分で選ぶという方式です。

いかにもアメリカの朝食ですね。え、あまりに酷いんじゃないかって？

そりゃ アロフトバンコク でいただけるフルブレックファストに比べればしょぼい内容ですが、ここはアメリカです。ウェスティンロサンゼルスエアポート なんて、200ドル以上するのにパン1個渡されて終わり…なんてこともあるんですから、まぁタダなんだし良しとしましょう。ほんと、アメリカは食べるものに苦労するんです…

プール

ホテルの裏手にはプールがあります。

フィットネス

小さいながら、ジムもあります。

周辺情報

ホテルの前の4th St.を東に2マイル（約3キロ）行くと、オンタリオで一番大きなショッピングモール「オンタリオミルズ」があります。その周りにはレストランやファストフードも集まっているので、食事の際はオンタリオミルズを目指すのがベストです。

ちなみにホテルの周りには、少なくとも歩いて行ける範囲には何もありません。
バスやタクシーも通らないので、車が無いと滞在はかなり不便だと思います。

感想

ロサンゼルス周辺のホテルを順番に泊まって廻り、とうとう今年はオンタリオまで来てしまいました。高速道路をブッ飛ばしての通学も、慣れれば楽しいものです。ちなみにどのホテルも一長一短なので、特にどこがおすすめということはありません。

オンタリオまで来てスターウッド系にこだわらなくても…って気がするのですが、意外にオンタリオはスターウッド系ホテルが集まっていて、しかも安いんですよ。駐車場も無料ですし、長期滞在だと結構助かるものです。
う～ん、果たしてこのページの情報が役に立つ方って、どんな人なんでしょう？（笑

2013年, '13 アメリカ合衆国