ウェスティン ロングビーチ ホテル （北米・ロサンゼルス）

Kitagawa＠Los Angelesです。
今日はロングビーチにある唯一のスターウッド系ホテル、ウェスティン・ロングビーチ The Westin Long Beach をご紹介します。ロケーションが良く、コンベンションセンターへのアクセス、市内観光やグランプリの観戦にも便利ですが、お部屋やサービスに対する評価にはばらつきがあるホテルです。

ここは割と広めの車寄せがあり、エントランスにはベルも常駐、バレーパーキングにも対応しています。
駐車場は地下にあり、駐車料金はセルフパーキングで 1泊18ドル、バレーパーキングで 21ドルです。

レセプションの対応はあっさり系。
どちらかというと観光客よりビジネスマンや航空会社のクルーの宿泊が多そうな感じです。

ゲストルーム

ゲストルームは469室、全館禁煙です。
昔は少し古いというイメージがありましたが、直近の2014年のステイでは改装後の割と新しいお部屋をアサインしていただけました。

バスルームも清潔感あり。
バスローブはありますが、体重計やスリッパは用意されていません。北米なので、歯ブラシも置かれていません。

お部屋の面積は25～27㎡で、少し狭めです。テレビも小さめですね。
室内でのインターネットの利用は 1日14.99ドル、田舎の割に強気な設定。SPGプラチナ会員の場合は無料となります。

冷蔵庫は空っぽ、デスクにスタバのコーヒーとドリッパーを用意という、北米のウェスティンとしては標準的なアメニティです。コンプリメンタリのお水は1日1本いただけます。

クローゼットにはアイロンやバゲージラック、ハンガーの数も充分。
きちんと各部屋にセーフティボックスがあるのは助かります。

うん、やっぱり最近改装されてるね、このお部屋。ただしまだホテル内には古いお部屋も残っているようです。
フロアマップはこんな感じ。

各フロアの角にある少し広めのお部屋はジュニアスイートです。
比較のため、スイートは少し古めの2011年の写真を使ってご紹介します。

コーナースイートルーム

各フロアのコーナーにあるジュニアスイートルームの様子。
アメニティなどはスタンダードなお部屋と違いはありませんので、写真のみの掲載とします。

内側のお部屋からはハーバーが少し見えますが、通りを挟んで向かいに大きなコンドミニアムが建っているので眺望はそれほどよくはありません。
ホテルの一帯を空撮してみましたので、ロケーションについてはロングビーチの空撮写真も参考にしてください。

スターウッド・プラチナ・ベネフィット

SPGプラチナ会員の場合、コンプリメンタリの朝食としてワンプレートでブレッドとフルーツをいただけるようになりました。有料でバッフェにアップグレードも可能です。
アジアのウェスティンに比べたら地味な内容ですが、北米にはビックリするくらいしょぼい朝食のウェスティンもありますからね、ロングビーチの朝食はひと手間かかっているだけ好印象です。

以前滞在したとき、プレッツェル３つとビール２本をいただけました。
プラチナベネフィットだったかローカルギフトだったか失念してしまいましたが、これはなかなか良いサービスでした。

プール

宿泊客はフィットネスと屋外温水プールを無料で利用できます。
北米の都市部にあるウェスティンのプールとしては、まぁ平均的でしょう。

ロビーの広さはさすがウェスティン。
奥に見えているレストランがホテル内唯一のレストランとなります。クラブラウンジはありません。

ウェスティンの前の様子。
水族館やアリーナのあるウォーターフロントに近く、レストランの集まるThe Pikeにも歩いて行けます。市内観光についてはロングビーチの見どころのページで一通り紹介していますのでご覧ください。

年に一度、ロングビーチで行なわれるインディカーのレース トヨタグランプリ・ロングビーチ を観戦する場合、ホテルの目の前がエントランスなので最高のロケーションです。
ロビーには、ロゴ入りレーシングカーも置かれていました。

感想

このウェスティンロングビーチホテル、数年前までは評判が芳しくなく、僕自身は今まで大きなトラブルはありませんが、それでも料金と内容のバランスが取れていないなぁと感じていました。最近は多くのお部屋が綺麗になり、ゲストに気を利かせてくれるスタッフもいて、まずまず安心して泊まれると思います。ビジネスではなく観光で泊まるなら、駐車料金、お部屋でのインターネット代、朝食の内容など、ハイアットなど周辺のホテルともサービスを比較のうえで滞在してみてください。

更新履歴

2014年 7月20日　作成
2015年 8月07日　地図掲載、感想を一部変更

2014年, 2012年以前, アメリカ合衆国, '14 アメリカ合衆国