10.06

バングラデシュのビザをダッカ空港でオンアライバル申請・取得
ダッカの空港でバングラデシュビザをオンアライバルで取得しました、即時発行で無料です。到着ビザ(VoA)申請の必要書類や手順・料金を共有します。
日本とバングラデシュの査証免除は1989年以来停止されており、2025年現在、観光目的でもバングラデシュ入国にはビザが必要です。東京の駐日バングラデシュ大使館で観光ビザを申請することもできますが、首都ダッカに空路で到着するならハズラット・シャージャラール国際空港(DAC)で取得できるため、オンアライバルビザ(VoA:Visa on Arrival)を申請してみました。
場所
飛行機を降機して、ランプバスでターミナルに到着すると、イミグレーションの手前にトップ画像のような目立つブースを見つけられました。
滞在可能日数
30日間有効のビザが発給されます。
※延長は移民パスポート局(DIP)で可能
料金
日本のパスポートなら無料
必要書類
以下のものを提出します。
※パスポート以外の書類は返却されません
- パスポート
- アライバルカード
- 出国便の予約確認書(英文)
- 滞在期間のすべてのホテル予約確認書(英文)
Arrival Card は以下のようなフォームが空港に用意されていました。
旅行記によると、出国便やホテルの予約確認書は英語のものでないと受付けられない、出国までのすべての日の宿泊予約を持って来ないとその場で残りの予約と印刷をさせられる、などの口コミが見受けられました。そのため、ダッカで最初にチェックインする ルネッサンス ダッカ グルシャン ホテル Renaissance Dhaka Gulshan Hotel にいったん帰国日まで通しで予約を入れて確認書を作成しました(何枚にも用紙が分かれると確認に無駄な時間がかかりそうなので)。
爆速でバングラデシュのオンアライバルビザを入手
バンコクからの ビーマンバングラデシュ航空 は乗客がほとんどバングラデシュ人。オンアライバルビザを申請しているのは僕の前に一人、後ろに一人だけでした。一人当たり所要5分程度で VISA ON ARRIVAL と書かれたスタンプを捺してもらえました。有効期間は帰国便までの日数ではなく入国日から30日間となっていました。
イミグレーションは外国人が別レーンになっているほか、ビジネスクラス用レーンも設けられていました。こちらも待っている人は一組だけでほぼ待たずに通過。ダッカは人であふれかえっているとばかり思っていたので拍子抜けするほどスムーズで驚きました!空港には外貨を両替できる銀行や携帯電話会社のカウンターも多数あって旅の準備を整えられます。ハズラットシャージャラール空港の様子や市内までの行き方は、当ブログ内の ビーマンバングラデシュ航空ビジネスクラス搭乗記 をご覧ください。この旅に関する投稿は バングラデシュ旅行記 で一覧できます。
注意点として、同じ空港から出国することが条件になっているらしく、日本大使館の情報によると陸路でインドへ抜ける場合などは経路変更許可の手続きが必要とのこと。
www.bd.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00183.html
インドとバングラデシュはペトラポール国境を陸路で通過でき、コルカタとダッカの間には国際バスも運行されています。(インドからバングラデシュに入る場合は国境で到着ビザを取得できたという旅行記が見つかります。一方、バングラデシュからインドに出る場合は事前にインドビザの取得が必要になるほか国境通過に時間がかかるようなので、日程に余裕が必要です。)
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