08.20
HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル宿泊記
共用スペースの造りが和モダンでクールですね~!京都にトリビュートポートフォリオのブランドで開業したばかりの 日和チャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル Hiyori Chapter Kyoto, a Tribute Portfolio Hotel に宿泊しました。
Hiyori Chapter Kyoto, a Tribute Portfolio Hotel
【住所】 京都府 京都市中京区河原町通二条上る清水町341
【TEL】 075-221-3220
【FAX】 075-221-3221
【URL】 kyoto.hiyori-chapter.jp/
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じゃらん予約: HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオ
場所はリッツカールトンの裏と言えばイメージしやすいでしょうか?今回は京都大学から徒歩圏内という条件もあり、前月にオープンしたてのこちらを選んでみました。名前を見ても分かるように日和ホテルズ&リゾーツによる運営です。2017年にできたブランドなので馴染みがありませんが、サンフロンティア不動産の傘下で、コートヤード・バイマリオット大阪本町も系列です。どちらかと言えばマリオット系のトリビュートポートフォリオに属していることで選ばれそうです。
鴨川の一本西側の河原町通り沿い、最寄り駅で言うと「京都市役所前駅」から北に3ブロックです。到着日は夕立に降られて京都駅からタクシーを利用したところ、車寄せが無くて結局濡れてしまいました。エントランスにはスタッフがいることもあればいないこともあり、少人数で臨機応変に動いているようです。観光にはバスなど公共交通機関を上手く利用すると良さそうです。
ゲストルームは20㎡~なので窮屈感があり、内向きのお部屋もある詰め込みレイアウトです。基本的には大浴場の利用となり、室内にはシャワーのみの設置となりますが、HIYORIの名を冠する一部のタイプのお部屋にはバスタブが付きます。
HIYORIスーペリアツイン
バスタブ付きのスーペリアルームに泊まりました。面積は26~29㎡、最新のホテルらしく上手く設計されています。安易にユニットバスにせず、またトイレも独立させてあります。
入ったところに三和土のようなスペースが設けられているのが日本っぽいですね!その袖に小さな収納とスリッパやリラクシングウェアが用意されていて、室内着のまま地上階の大浴場に行くのはOKのようです。
ベッドルームとの仕切りが襖になっているのもユニークで、ありそうで意外に見ないデザインだと思います。ツインルームということもあってベッド両側はぎりぎりの余裕ですが、幅120cmのたっぷりとしたベッドを入れたのは素晴らしい。シモンズ製で、リネン類も品質の良いものが使われていました。
ワークデスク
使っていませんが室内で仕事をするのは厳しいサイズ感。日中はロビーでパソコンを広げている人も何人か見かけており、お部屋に籠るより共用スペースを活用した方が快適に過ごせそうです。
窓側のカウチも余裕ある大きさです。
眺望に関しては期待できるホテルではなく、壁ドンでした。コンセントの場所は多く充電には困りません。
ミニバー
アメニティ
大浴場
ロビーと同じ地上階に大浴場があり、午前6時~9時、午後5時~深夜0時のオープン。天然の湧き水を利用しているそうです。タオルなどは用意されているのでお部屋から持ち出す必要はありません。
大浴場にはコインランドリーがありますが、2階にもコインランドリーが設置されています。洗剤は自動投入されるタイプです。
フィットネス
ジムは24時間利用できます。
松也
ホテル内にはお菓子屋さんの「松也(まつなり)」によるカフェ&ダイニングがあります。
観光客、ファミリー、仕事をしている人など、客層は様々で、ゆっくり寛げる雰囲気。あまりスタッフの注意がゲストに向いておらず注文するため毎回カウンターまで自分で行きましたが、ここ Tribute Portfolio も Moxy などのようにそういうシステムなのでしょうか?
朝食
朝食は午前7時~10時の提供。
京都らしくおばんざいスタイルで見た目が美しい。しかし小食の僕でも物足りなく感じたのでボリュームはかなり控えめだと思います。
カクテルアワー
マリオットの会員プログラム Marriott Bonvoy のプラチナ以上のメンバー向けにイブニングカクテルのサービスがありました。時間は午後5時~7時で、セルフサービスです。夕食前に軽く一杯いただくのに嬉しいベネフィットです。
チャプターファクトリー
共用スペースのチャプターファクトリーでは、口コミを短冊状にした観光情報が並んでいてオリジナリティがあります。個別に旅の提案をしてくれるコンシェルジュサービスもあるそうでお世話になりましたが、京都に精通したスタッフが何か面白い提案をしてくれるかな?と期待していたものの、ネットを駆使して調べてくれるという感じで少し白けてしまいました。ホテルの価格帯から過剰な期待はしていませんが「あなたらしい京都の体験」のお手伝い、とまで言うならもう少し提案力が必要だと思います…今後に期待ですね!
感想
朝食はおしゃれですし大浴場もそれなりの広さがあるので、若いカップルや女性のグループに向いていると思います。ただし泊まったのは閑散期なので、これが満室になるとこの少ないスタッフと共用スペースで対処し切れるのかどうか心配ではあります。見た目は作り込まれていますが面積やレイアウトが厳しく立地や眺望のアドバンテージも無いため、ホテル激戦地の京都においてステイも楽しみたいという層にリーチするのはなかなか難しいかも知れません。公式サイトの雰囲気や事前にホテルと電話で話した感じで割と期待して泊まりました。オープニングキャンペーンで1泊当たり税サ込み21,696円、妥当か安いくらいのプライシングでしょう。各所にこだわりが見られるものの、どれも日和ホテルならではと思わせるインパクトはまだ打ち出せていないかな?と感じました。和モダンでクールなハードを持っているので、ソフト面でも独自性や満足度を与えられれば良いホテルになりそうです。
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