07.23
シンガポール航空B777-200ERシート換装後ビジネスクラス搭乗記 (バンコク-シンガポール)
シンガポール航空を定期的に利用しますがB777-200ERには滅多に乗る機会が無く、バンコクからシンガポールまでビジネスクラスに搭乗しました。アブレストが1-2-1に換装されておりSQでは最もシート幅が広いシップの一つです。
毎日6往復しているシンガポールとバンコクの間はシャトル運航と言っても良いでしょう。
かつては シンガポール航空A330-300ビジネスクラス が定番でしたが2019年現在およそ半数のフライトが最新鋭の シンガポール航空B787-10ビジネスクラス で運航されるようになっています。今回は機材繰りの都合なのか BKK-SIN で初めてB777-200ER型機に当たり、レジ番は 9V-SVC でした。772は年数を経た機体が多く退役が進んでおり、すっかりSQで最も数が少ない機材になってしまいました。
以前は2-2-2のアブレストで計30席あったビジネスクラスのキャビンは6年ほど前に1-2-1の26席に換装されており、窓側は一人掛けで過ごせるようになりました。インテリアはキャメル色で色調のメリハリに乏しいデザインですが、一部のシートは濃い茶色のレザーを用いてアクセントにしているようです。
シート幅は30インチ以上あり、体感的には新鋭機に勝るとも劣らない幅の広さを感じられます。
足元が先細りの作りですが座面はフルフラットになりピローも大きめなので、近距離ですが横になって体を休めることもできます。
シンガポール航空の機内エンターテインメントシステム、クリスワールド。
シートが大きいので相対的に画面が小さく見えますが、パーソナルスクリーンはA330-300と同じ15.4インチでした。
機内エンタメのリモコンとシートのコントローラー。
パーソナルスクリーンの横にはミラーが付いていました。
小物入れもありますが、平面的なデザインなのでうっかり物を入れたことを忘れて降機してしまいそうです。
ウェルカムシャンパンとおしぼりのサービス。
ほぼ定刻通りの18:32にプッシュバック開始、18:50にバンコク・スワンナプーム国際空港を飛び立ちました。
機内食
ショートホールにも関わらず機内食は3種類積んでいます。
この日はポーク、チキン、シーフードという品揃えで「黒豚のポークロイン、バーボンソース」を選択。当たり外れが大きいのでいつもドキドキしながら口にしますが今日はまともな調理でした。
一度にまとめてのサーブですがブレッドを選ぶことができるなど飛行中のサービスはゆったりしています。ただし映画を一本見る時間的な余裕は無いので、Kitagawaは往復をできる限り同じ月にして往復で一本の映画を楽しむようにしています。
そうこうしているうちにシンガポール・チャンギ国際空港に着陸。
まさに定刻ちょうどの22:00にスポットに停止しました。極めて正確に運航されている路線でシートも快適なので、いつも安心してバンコク発着のシンガポール航空ビジネスクラスに搭乗することができます。今回は今まで使ったことの無い座席で久しぶりに新鮮な気持ちでフライトを楽しむことができました。
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