コモロ旅行記 モロニ観光

2019年, '19 コモロ連合 Add comments

コモロ旅行記 モロニ観光

インド洋のコモロ諸島にあるアフリカの国、コモロ連合。グランドコモロ島の首都モロニを観光しました。恐らく東アフリカで最も知名度が低く旅行者も少ない国でしょう、主な見どころやオススメの安宿、乗合いタクシーの乗り方や相場などをまとめました。

コモロ旅行記 モロニ観光

コモロ連合 Union of the Comoros、通称コモロは1975年7月6日にフランスから独立した国で、グランドコモロ島、アンジュアン島、モヘリ島の3島で構成されます。一方、コモロ諸島の中でマヨット島のみは住民投票で独立への反対が多く、フランスに残留を決めたため現在もフランス領で海外県となっています。公用語はコモロ語、アラビア語、フランス語で、旅行者はフランス語での会話が基本となります。

モロニ 観光

ほとんどの国民がムスリムでイスラム教が信仰されており、そのせいか人は親切で治安も良く感じました。政情は不安定で、なんと旅行の最終日が選挙の投票日に重なってしまい、その影響でインターネットが非常に遅くメールの送受信すらできなくなってしまい参りました。

モロニ観光 Moroni

コモロの首都 モロニ Moroni
下の写真はモロニの中心部で、銀行がまとまって建ち並んでいました。高層の建物はまったく無く、日本人の思い浮かべるようなホテルやレストランも存在しないようです。

Moroni, Comoros

1kmにも満たないエリアに市場やモスクが集まっているので半日もあれば徒歩で見て回れます。
外国人はまったく見かけません。こちらから声を掛けない限り町の人も無関心なので自由に見学できました。写真の撮影にも寛容な様子です。

2019年現在、島内にデパートやショッピングモールはありません。
泊まったホテルの近くにスーパーを見つけたので地図上にプロットしてあります。値札が出ているので金額の交渉は無用です。

博物館

島内でたった一つの観光名所らしい場所であろう コモロ博物館 Le Musée National des Comores
コモロ諸島の海域はシーラカンスが生息することで有名らしく、シーラカンスの剥製が見どころです。

コモロ博物館 Musee des Comores シーラカンス

市場

銀行のある通りの南にトタン葺きの市場がありました。
売っているのは主に雑貨と衣料品で、薄暗くお客さんがまったく入っていません。

グランドコモロ島 市場

モロニ 市場

コモロ 市場

銀行の辺りから海岸へ下っていく坂道に沿って露天のマーケットが形成されていて、こちらの方が賑わっていました。市中であまり見かけない女性もマーケットには大勢いました。

モロニ マーケット

コモロ マーケット

コモロ 観光

グランドコモロ島モロニ

ここはバスターミナルなのかな?
路地裏にタクシーブルースが溜まっていた一角。

バスターミナル

島の中央の山脈を見上げる。
訪れたのは3月、午前中は晴れているのにお昼を過ぎると一気に雲が出てくる毎日でした。

グランドコモロ島 観光

モロニ新モスク
 Nouvelle Mosquée de Moroni

町中に建つ新しいモスク。
外から眺めるに留めましたが、礼拝の時間には多くの市民が集まっていました。

モロニ モスク

金曜モスク
 Ancienne Mosquée du Vendredi

海に面して建つ大きな白い建物もモスクです。

金曜モスク

海岸通り

ロータリーの前にある小さな公園。
暑さを避けているのか皆さん何もせずに座っていました。僕も一休みしていると声を掛けられましたが、すべてフランス語ですね。アフリカの貧困国なのでマナーなど無いに等しくゴミがそこら中に散乱しているのが残念です。

モロニ 公園

モロニ中心部を遠望。
車の往来が多いので出歩くときは事故に遭わないよう注意。島内に近代的な医療施設は無く、緊急時はマヨットへの国外移送が必要となるそうです。

モロニ観光

モロニの港。

グランドコモロ島モロニ

引き潮で干しあがっている船に水を貯めて子供たちがプールよろしく水遊びをしていました。

コモロ 旅行記

モロニ 旅行記

コモロ モロニ

市内交通 乗合いタクシーの乗り方

徒歩でも観光できますが、辺りを乗合いタクシーが走り回っており、慣れてきたら近距離でもタクシーを使って移動しました。満席になっていない車を見つけたら手を挙げて停め、ドライバーに目的地を告げて方角が合えば料金を確認のうえ乗車します。

コモロ 乗り合いタクシー

市内なら200~250フラン(0.5ユーロ、2019年現在)が目安です。
乗合いですが基本的に行きたい場所の真ん前まで連れて行ってくれますし、色んな人の生活模様を見られて興味深い。親切なドライバーが多いのでボラれることはまず無いでしょう。

ホテル・安宿・ゲストハウス
 Hotel Jardin de la Paix

グランドコモロ島では英語が通じて空港送迎も行なっている ゴールデンチューリップ グランデ コモロ モロニ リゾート&スパ Golden Tulip Grande Comore Moroni Resort & Spa に滞在しましたが、到着日のみ満室で予約を取れず、モロニにあるゲストハウス Hotel Jardin de la Paix に泊まりました。

Hotel Jardin de la Paix

こちらも人気が高くエアコン付きのお部屋は満室。扇風機のみのシングルルームで1泊25ユーロでした。設備の整った宿泊施設が極めて少ないコモロにおいてインターネットで予約できる貴重な安宿で、コモロ博物館 などモロニ中心部までも歩いて行ける距離(1.5km)なのでホテルの候補にしてみてください。

コモロ 安宿 ゲストハウス

Hotel Jardin de la Paix

朝食は宿泊料に込み。
席に着いてから一人分ずつ準備するので出てくるのにとても時間がかかるのがアフリカっぽい。一階のバーの近くはWi-Fiが使えるのでパソコンを広げているゲストも見かけました。

モロニ 安宿 ゲストハウス

泊まった日は偶然にもこのホテルのレストランでフランス料理のフルコースを出す企画があり予約して食べてみました。前菜からデザートまで付くフルコースでメインは地元で採れたロブスターのテルミドール!なかなか凝ったフレンチを7,500フランで楽しめたので、結果としては Hotel Jardin de la Paix に泊まって正解でした。

フランス料理

まとめ

周辺にあるインド洋のアフリカ諸国もすべて回ってしまったので エチオピア航空の特典航空券 を上手く使って未訪問のコモロ諸島まで来てみました。航空券が高く便も少ないうえに大した見どころも無いので多くの人には面白味を感じにくい国だと思いますが、旅しやすいマヨット島でごまかさずにフランスから独立を果たしたコモロ連合に来ることができて満足です。

コモロ旅行記 モロニ観光

ビザは空港で取れますが一応は コモロ連合ビザ が必要ですし、移動の度にフランス語での交渉も要求され、そしてまともなホテルやレストランがほとんどない…など決して旅が簡単な国ではありませんが、貧しさの割に大人も子供も話せばフレンドリーで親身に接していただき、不愉快な思いをすることは一度もありませんでした。

モロニ観光

選挙の影響でインターネットが使い物にならなくなった点は参りましたが、活気ある街宣活動を見ると不安定な政情よりむしろ若者の政治への関心の高さを感じたほど。今回はモロニ周辺だけの観光に終わってしまいましたが、グランドコモロ島は乗合いタクシーやタクシーブルースで移動できるので郊外に足を伸ばすのも面白そう。モロニを少し離れるとビーチも良くなり、シーラカンスの棲む海に沈むサンセットは印象に残りました。

コモロ サンセット

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