07.03
正午に大砲を発射!アッパー・バラッカ・ガーデン (マルタ共和国・ヴァレッタ)
Kitagawa@マルタ島です。
高台にある公園 アッパー・バラッカ・ガーデン Upper Barrakka Gardens からは首都ヴァレッタの特徴的な町並みを一望できます。そしてここでは時報を兼ねた大砲を毎日撃っているそうで必見!本物の大砲の音を初めて聞きました。
バレッタ Valletta はシベラス半島の丘の上から港を見下ろすように築かれ、1571年に完成した城塞都市。ぐるりと高い城壁で囲まれたシルエットは遠くから眺めると軍艦のようにも見えました。城壁内には地形に沿ってぎっしり並ぶ古めかしい建物群。その間をスパッと一直線に伸びる通りを歩けば閉塞感と開放感が入り混じる不思議な異国情緒を感じました。バレッタは1980年、ユネスコ世界遺産 に登録されています。(Kitagawa)
多くの観光客が集まるのは町の中央を貫くリパブリック通りで、博物館や宮殿などの見どころもここに並んでいました。通りは全長2kmあり、半島の先端まで坂を下ればかつて海を見張っていた聖エルモ砦に到達。そこかしこに現れる坂や階段に息を切らせ、地形の急峻さを感じずにはいられません。一歩裏通りに入れば古いまま残された土色の町並みが現れ、建物から無秩序に突き出すカラフルな出窓が特に印象的でした。(Kitagawa)
地中海のマルタ共和国に来てまずはヴァレッタに泊まりました。
ここアッパーバラッカガーデンはホテルから歩いてスグなので何度も訪れました。吹き抜ける風が心地よく観光の一休みに最高の場所。公園なので入場料はかかりません。
目を惹くのは整然と居並ぶ大砲。
ここでは毎日正午に大砲をブッ放すと聞いてお昼に覗いてみました。伝統的な時報を今も踏襲しているのでしょうか?Kitagawaは本物の大砲の音を初めて聞きました。
アッパーバラッカガーデンのテラスからは グランド港 Grand Harbor を見下ろせます。
対岸に見えるのはスリーシティーズ(ヴィットリーオーザ、セングレア、コスピークワ)の町並みと 聖アンジェロ砦 Fort St. Angelo。
そして左手の見晴台からはヴァレッタ市内を一望できました。
ガッチリ城壁に囲まれている様子がよく分かりますね。地形に沿って作られた建物群は時間帯によってまったく違った陰影を見せてくれます。
大砲のほかにタイミングが合わないと見られないイベントとしては、半島の先端にある 聖エルモ砦のインガーディアのショー もオススメです。市内の主な見どころは マルタ旅行記ヴァレッタ観光 のページにまとめています。
マルタ滞在後はグランド港から出ている マルタからイタリア・シチリア行きフェリー に乗ってイタリアに渡ってみました。
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