08.05
シェラトン ドゥブロヴニク リヴィエラ ホテル宿泊記 (クロアチア・ドブロブニク)
クロアチアのリゾート地ドブロブニク郊外の シェラトン・ドゥブロヴニク・リヴィエラ Sheraton Dubrovnik Riviera に滞在しました。旧市街から離れていますが日本からのツアーではよく利用されるホテルの一つ。客室が新しく、全室バルコニー付きで解放感に溢れていました!
Sheraton Dubrovnik Riviera
【住所】 Šetalište dr. F. Tuđmana 17, Srebreno, Mlini, 20207 CROATIA
【TEL】 +385 20 601 500
【FAX】 +385 20 601 550
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前回の クロアチア旅行記 では首都ザグレブをはじめクロアチア北部を観光しました。2度目となる今回はクロアチア南部のドブロブニクを拠点に、周辺国の モンテネグロ や ボスニアヘルツェゴビナ へ足を延ばします。そのため旅行の前半は長距離バスや現地発ツアーに乗りやすい新市街のグルージュ地区に滞在し、後半をここシェラトンドブロブニクで過ごしました。
シェラトンドブロブニクは ドブロブニク空港とドブロブニク旧市街のちょうど中間 に位置します。ホテル自体は快適で良いのですが、見どころであるドブロブニク旧市街まで10kmほど離れています。もちろんバスやタクシーで行き来できますが、短期のご旅行なら ヒルトン・インペリアル・ドゥブロヴニク Hilton Imperial Dubrovnik など旧市街に近いホテルに泊まった方が時間を気にすることなく観光できそうです。
旧市街までは16Aの路線バスでアクセスできます。
下の写真で大きな樹の後ろがホテルのエントランスなのでバス停はホテルの前と言って良いくらい。僕らは一度も乗りませんでしたが、参考までにバス時刻表を掲載しておきます。
なお現在、クロアチアでもっとも快適に移動できる手段はUberとなっているようです。
現地の知り合いに手配してもらったところ、新市街のバスターミナルからホテルまで 94クーナ(所要15分)、ホテルからドブロブニク空港まで 98クーナ(所要20分)でした。空港までホテルに送迎を頼むと割高なので、アプリをお持ちの方は上手くUberを使ってみてはいかがでしょうか?
ロビー
車寄せから入って右手がレセプションで、英語も問題なく通じます。
コンシェルジュの対応はあっさりしており、観光の相談に対しては基本的にタクシーやツアーを薦められます。
ロビーは吹き抜けになっていて明るさ十分。
大きな窓からはプールが広がっていますが、その先の建物が視界を遮って海はほとんど見えません!ホテル名に付くリビエラって海岸という意味なんですけどね…
フロアマップ
スイートを除くスタンダードな客室は「Classic Double Room」「Superior Double Room」「Deluxe Double Room」の3タイプ。いずれも室内の作りは共通のようで、眺望のみでカテゴリーを分けていると予想します。上層階に位置するデラックスルームからはアドリア海の眺めを期待できます。
デラックスダブルルーム
最上階にあたる Level 3(日本で言うところの4階)のお部屋をアサインしていただきました。
広さは34㎡。新しいホテルながら奇をてらったところは無く、オーソドックスな室内のレイアウトです。2台のベッドが入ったいわゆるツインルームですが、それぞれ大きめのベッドでゆったり眠れました。窓側にはファブリックのチェアも柄違いで2脚置かれています。
ワークデスク
仕事を持ち込むようなホテルではありませんがデスクも設えられていました。
テレビの後ろがミラーになっていて実際より広く感じ、バスルームまで行かなくても近くに鏡があるのは何かと便利です。
ミニバー
ルームサービス
ルームサービスでサーモンステーキとほうれん草のリゾットを注文したところ、どういう訳かサーモンだけ届きました。注文通りではないことを指摘するとライスが切れていると言われ、それではキャンセルするので下げてくれと伝えれば作り直したものがリゾット付きで改めて届き…まったく理解できません。
ホテルの正面をはじめ徒歩圏内にはお洒落な感じのバーやピザ屋さんが営業しています。
言うまでもなく、二度とルームサービスは頼みませんでした。
バスルーム
バスタブのほか独立したシャワーブースもあり水回りは機能的。
ミラーの縁にライトを埋め込むのはここ数年に開業したホテルではもはや定番と言えましょう。ベイシンもダブルになっていました。
アメニティ
バスアメニティはシェラトンで採用が始まったばかりの la grand bain に早速切り替わっていました。ここもヨーロッパなので歯ブラシこそありませんが、使い捨てのレザーが用意されているのは珍しいですね。
クローゼット
アイロンやセーフティボックス。
バスローブはクローゼットではなくベイシン下に置かれています。
バルコニー
全室バルコニー付きのシェラトンドゥブロヴニクリヴィエラホテル。
クッションは自分でセットする必要がありましたが、バルコニーにはリラックスできるようにチェアやテーブルが置かれていました。
お部屋からの眺め。
前述の通り数本の樹木や建物が湾の眺めを遮っており、土地の買収に失敗したのか正面の建物の存在がとても残念です。
雨が降っちゃうとこんな感じ。
ここで飲んでいるビールは オッタークリンガー Ottakringer で、クロアチアと全然関係なくてごめんなさい…直前にトランジットしたウィーンから持って来たものです。
朝食
レストランは一か所のみで、空調の効いた屋内のほかテラス席もありました。
朝食は午前6時~10時半。品数はそこそこあってチーズ・サラダ・フルーツが多め、エッグステーションもあり。ヨーグルトが無いのとセルフサービスのコーヒーが薄いのが気になりました。日中はプールサイド以外にアラカルトを供するダイニングが存在せず、夕食もバッフェのみ。観光に出たら食事を済ませてホテルに戻って来た方が良さそうです。
ビーチ
ホテルは海に面していますが、プライベートビーチではありません。
滞在したシーズンはプロムナードの造成中で、工事が終わったら綺麗になりそうですが…いかにも人工的でナチュラル感に乏しいと感じました。
プール
ゲストで賑わうプール。
ロビーでは何度かツアーでお泊りの日本人の団体客を見かけたものの、さすがに日中ホテル内で寛いでいるのはヨーロピアンばかりですね。
屋内プールもありました。
ジムもあり、利用されているゲストが多いので撮影は遠慮しました。
今回も旅程が流動的で、シェラトンドゥブロヴニクリヴィエラホテルには到着前に4回予約を入れ直したのですが、どういう訳か最終的な一番安い料金ではなく最初に仮で入れた一番高いキャンセル可能レートで請求が成されました。
現地で気付いたものの、ホテル側では原因が分からず記録も見つからないと言うので日本のデスクを通して予約の履歴を遡ってもらい、チェックアウト時に修正してもらう一幕がありました。口コミによると 誤請求をたびたび起こすホテル のようで、現地払いの場合はクロアチアクーナ建てで気付きにくいこともあり、しっかり金額を確認した方が良さそうです。
ハードは申し分ないのでツアーで泊まる分には良いと思いますが、空港と旧市街の中間にあって自力で観光するには必ず車やバスでの移動が必要となります。眺望やビーチもリゾートと言うには中途半端な感じが否めません。ルームサービスの一件など開業から数年経っているとは思えないオペレーションの杜撰さも垣間見え、個人旅行で泊まるなら時間や気持ちに余裕のある方におすすめします。
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