06.17
ムーランルージュ Moulin Rouge パリの大人なナイトショー
パリのナイトライフを代表する伝統的なキャバレー ムーランルージュ Moulin Rouge のディナーショーを初体験!
名物フレンチカンカンはもちろん、大掛かりな舞台装置を使ったアトラクションや合間のコントなど息をつく暇もない1時間45分でした。思わずオッパイに目が行ってしまいますが(笑)どなたでも楽しめる内容です。
フランスのキャバレーとはどんなところかよく分からず今まで行ったことが無かったのですが、パリに住む友人に勧められて今年みんなで覗いてみることにしました。女性のほうが「行って良かった!」と口を揃えるくらいなので、ここはぜひご家族やカップルで。半分は女性のお客さんですよ。
予約
チケットの購入は公式サイトから行なえますが、今回は日本の窓口を利用しました。
日本出発前なら払戻し可能でメニューや当日の案内も日本語で送ってもらえるので利用価値が高いと思います。
お食事の後にショーを楽しむ「ディナー&ショー」と、ショーが始まるタイミングで入場する「ドリンク&ショー」があります。せっかくなのでディナー&ショーを選びました。ドリンクのみの方は午後9時~と午後11時~の二部あります。
行き方
場所はモンマルトル、メトロ2号線「ブランシュ Blanche」の駅を出たら目の前に赤い風車が見えます。
Moulin Rouge とはフランス語で「赤い風車」の意味なので分かりやすいですね。
Moulin Rouge
【住所】 82 Boulevard de Clichy, Paris 75018, FRANCE
【TEL】 +33 1 53 09 82 82
【URL】 www.moulinrouge.fr/
ディナーの入場は午後6時45分~7時45分が目安と案内されましたが、ショーは午後9時まで始まりませんので少し時間を持て余してしまいました。食事の流れからすると午後7時半くらいの到着で十分だったかな。席のリクエストはできませんが、ステージを見やすいテーブルに案内していただけました。
ドレスコードについて、特にジーンズ・ショートパンツ・スニーカーはNGで、男性はジャケットが推奨されています。中華系の観光客など崩れた服装の人も中にはいますが、少しドレスアップして楽しみたいですね。
メニュー
ディナーのコースは「ミスタンゲット(21,100円)」「トゥールズ・ロートレック(23,700円)」「ベルエポック(26,800円)」の3種類。メインの内容を勘案してトゥールズロートレックを選びました。シャンパンがボトルで付くので追加で何かを頼まない限りこの料金にすべて含まれていると考えてOKです。
劇場内は真っ赤で煌びやか!テーブルにはキャンドルが灯り優艶な空間でした。
残念ながら館内での写真撮影は禁止。ディナーの途中にカメラマンが巡回していて写真を撮ってくれます。テーブルではなく舞台の前で撮ってもらう方が記念になりそうです。後で仕上がりを見て買うかどうか決めることができ、料金は€21でした。
ムーランルージュはあくまでショーがメイン。お料理やサービスは一流のレストランほど洗練されておらず、気軽にいただくことができました。
2016年の春に上演中のショーはミレニアムを記念した フェリ Feerie。
フランス語で「妖精・魔法・おとぎの国・夢の世界」を意味するそうです。
パフォーマンスはまったく予想外のバラエティに富んだ内容でした。
まずはダイナミックな動きとテンポの速さにビックリ。女性ダンサーがズラリ並ぶダンスが終わったと思えば黒服男性3人組による曲芸が始まったりと、次に何か起こるのかまったく分からないプログラム。舞台装置も凝っていて…これは詳しく書かない方が楽しめると思いますが、人間だけでなくロバや大蛇まで!出てきて衝撃を受けました。
女性のダンサーがトップレスで踊ることがクローズアップして伝えられたりしますが、いかがわしさは皆無で、女性の目線でも上品に感じるお色気とのこと。お客さんの半分は女性ですし中には子供連れもいるくらいなので、変な心配は無用です。もちろん男性のダンサーも登場し、これがまた格好イイんですよ。
そして最大の見どころは本場のフレンチカンカン!
フレンチカンカンは他のショーで見たことがありますが、衣装の作りやダンスの規模と完成度はさすがムーランルージュ。音楽もクラシックに始まりジャズありポップスあり、知っている曲がいくつもあるハズ。フィナーレは圧巻でした。
全体を通して派手なアクションの中にどこかノスタルジックな色を残しているところがフランスらしいなと感じました。
パリならではの夜遊び、キャバレーのショーは一見の価値あり!です。また機会があればリドやクレイジーホースなども覗いてみたいと思います。
おまけ
シンガポールのch5でムーランルージュが演じたフレンチカンカンの動画と、ギネス受賞時にAFP通信が撮影したダンサーや店内の様子を見つけたので掲載しておきます。
見に行かれた方は「天国と地獄」の曲を改めて聴くと懐かしいのではないでしょうか?
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