2013
09.20

モルディブの熱帯魚

モルディブ スキューバダイビング

Kitagawa@モルディブです。
真っ青に広がる海をちょっと覗いてみると、サンゴ礁や色鮮やかなトロピカルフィッシュで溢れています。しかも魚影が濃く固有種の宝庫!そんな水中を気軽に散策できるモルディブは、ダイバーにとってパラダイスです♪

モルディブでスキューバダイビング

モルディブでは本当に手軽にダイビングを楽しめます。一つの島が丸ごと一つのホテルになっているので、ダイブショップに行って名前を告げるだけ!僕はそれほど熱心なダイバーじゃないんですが、それでもモルディブに来ると必ず潜っています。
こちらは現在滞在中のセンタラ・ラス フシ リゾート&スパ・モルディブにあるPADIのダイビングセンターです。

モルディブ PADI ダイブショップ

料金は1本ごとなので、好きな時に好きなだけ潜れます。
モルディブでは機材も料金に含まれていることが多く、お部屋から水着のまま手ぶらで行ってもOKです。初回だけはCカードとログブックをお忘れなく!

モルディブ ダイビング 料金

ここセンタラでは、最初の1本はチェックダイブを兼ねてハウスリーフでのダイビングとなりました。
潜る場所は島の真ん前、海の色が濃く変わる辺りです。ここをドロップオフと言い、ラグーンから急に深くなる場所ですが、壁面にそってたくさんのお魚が集まっています。

モルジブ 旅行記

2本目からはボートダイビングにも出られます。
リゾートの桟橋から船に乗り込んで、近くの環礁へ。ブリーフィングや機材の装備をしているうちにポイントに到着です。

モルディブ スキューバダイビング

ちなみにダイバーは全員が日本人でした!しかも皆さん、日本から機材持参のフル装備。
僕はと言えば、暖かい所でしか潜らないので、丈の短かなウェットスーツで充分です。ボートからはジャイアントストライドでエントリー。

モルジブ スキューバダイビング

では、行ってきま~す!

モルディブの熱帯魚

今回は防水ハウジングを持って来たので、モルディブで出会ったトロピカルフィッシュを少しばかり掲載しておきます。

モルジブ 熱帯魚

いかにも熱帯という雰囲気のお魚がいっぱい!左上はツノダシ、右下はエバンスアンティアスです。
下の写真の左下にいる凶暴そうな顔はその名もドクウツボ、気性も荒いんですが見かけるとついつい「あっち向いてホイ」をしてからかってしまいます。右下はオオフエヤッコダイ、何かを食べてる姿が憎めません。

モルディブ 熱帯魚

続いて、固有種と言われるモルディブにしか生息しないお魚をいくつか紹介しておきます。
シュノーケリングでも見られたりするので、モルディブに行かれる方はぜひ実物を探してみてください。

モルディブアネモネフィッシュ Black-footed Clownfish

まずはアネモネフィッシュ、ことクマノミです。
映画「ファインディングニモ」の主人公がカクレクマノミですね。こいつはモルディブの固有種で、腹鰭が黒いのが特徴です。

モルディブアネモネフィッシュ Black-footed Clownfish

クマノミはたいていイソギンチャクの中にペアで潜んでいます。
動画だと、こんな感じ。お腹の下が黒いのが分かりますか?

サドルバックバタフライフィッシュ Saddleback Butterflyfish

いわゆるチョウチョウウオですが、こちらも固有種で、モルディブならではの模様です。
ペアで泳いでいることが多いお魚です。

サドルバックバタフライフィッシュ Saddleback Butterflyfish

パウダーブルーサージオンフィッシュ Powderblue Surgeonfish

いかにも熱帯魚!という鮮やかな色のパウダーブルーサージオンフィッシュ。
人気の高いお魚で、よくモルディブのお土産物のデザインにもなっています。

パウダーブルーサージオンフィッシュ Powderblue Surgeonfish

浅瀬にもいるので、水上バンガローからラグーンに飛び込めばシュノーケリングでも簡単に見つけられると思います。

ブラックピラミッドバタフライフィッシュとコラーレバタフライフィッシュ

続いてモルディブの固有種を2種類、動画でご紹介します。
最初の方に出てくる黒白黒のツートンカラーのお魚はブラックピラミッドバタフライフィッシュ Blackpyramid Butterflyfish、割といっぱい群れています。ひっそりと岩の下に潜んでいたペアは、コラーレバタフライフィッシュ Collare Butterflyfishです。

後半に大群で横切るのはノコギリダイ、食べられるお魚ですよ。

インディアンバナーフィッシュ Indian Banner Fish

今回初めて見てすっかり気に入ったお魚は、インディアンバナーフィッシュです。
動画が始まってすぐに、真ん中の岩陰から左上にかけて悠々と泳いで行きます。体が三角形で、まん丸の目が超カワイイ!こちらもモルディブでしか見られない固有種とのことです。

小さな愛らしい熱帯魚もたくさん写っています。
尾鰭が黄色いお魚のうち、体が黒いのはフィリピンスズメダイ、体が青いのはカールレアンダムゼルのようです。

撮影地

インド洋の北マーレ環礁で撮影しました。
洋上のため地名がありませんので、GPSから割り出した潜水地を示しておきます。南にスクロールすると滞在先のセンタラに辿り着きます。


大きな地図で見る

泳ぎながらの撮影って、結構難しいものなんですね。なかなか鮮明な写真が撮れませんでした。
さらに9月は雨期のため、海中はプランクトンが増えて透明度も落ちてしまっています。もし写真やビデオを撮る方は、透明度の高い乾季の方が絶対おすすめです。モルディブには年末にも来ますので、改めて水中撮影に挑戦してみたいと思います。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.03.29)

2013年, '13 モルディブ

コメント

    • takinomakoh
    • 2013年 9月 24日

    Kitagawa 様
    モルディブでのダイビング、ホント!楽しそうですね。
    動画や写真を拝見して、その美しさに感動しています。
    まるでTVのドキュメントを見ているかのように感じます。
    私はダイビングの経験は、ありませんがこれを見させて頂くと、
    一度は潜ってみたいなぁって、思いますね!
    素晴らしいバケーションを楽しんで下さい。
    今後のブログも、もちろん期待しております。

    • 東人
    • 2013年 9月 25日

    日本はお彼岸の3連休でしたので、伊豆高原の断食ホテルで、胃腸をリセットしてきました。
    サスペンスドラマのロケが多い城が崎海岸は、ドロップオフもあり、魚影も濃いらしいです。
    カラフルな魚でなく、食べられる魚が多いみたいです。
    たぶん、金目鯛とか真鯵とか、煮付けや干物にすると美味しい連中が泳いでいるらしいです。
    食べられる魚とダイブというのも楽しいかもしれませんよ(笑)

    ちなみに、自分の断食メニューは、1日2食で1000カロリーの自然食を摂るコースですので、あまりアクティブなことはできませんが、ダイビングくらいなら大丈夫らしいです。

    • kitagawa
    • 2013年 9月 25日

    takinomakohさん、こんばんは。
    ダイビングは年齢・性別に関わらず長く続けられる趣味なのでおすすめです。もちろん潜らなくっても、シュノーケリングでも充分に楽しめます。
    たしかプーケットではメリディアンのプールでスキューバダイビングを体験できるようなサービスがあったはずです。もし機会がありましたら、ぜひ挑戦してみてください!

    • kitagawa
    • 2013年 9月 25日

    東人さん、いつもコメントありがとうございます。
    1日1000カロリーですか!とても健康に良さそうですが、お味やボリュームはいかがでしたか?断食ホテルと例えるあたり、やはり修行みたいな感じなのでしょうか。
    僕はもっとカロリーを採れと栄養士から言われているのですが、ついつい寝坊して朝食を抜きがちです。

    ダイビングでは食用のお魚もよく見かけるんですが、熱帯魚って鑑賞するのは良いんですけど、どうもド派手な柄は食指が動きません。(笑
    イワシの大群は、本当に美味しそう!って思えるんですけどね。

    • 東人
    • 2013年 10月 05日

    修行というより、健康志向が徹底したプチホテルって雰囲気です。

    食事は魚と野菜、玄米が中心で、化学調味料無し。高級食材は高カロリーなので無く、糖質カットで薄味、油も最低限ですが、良い味付けだと思います。しかし、繊維質が多いので、満腹になります。
    昼ごはんは無くて、朝夕のみですので、食事が待ち遠しいですよ。

    KITAGAWAさんも、そろそろ体をいたわる年頃かもしれませんよ。

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