オーシャンビューコーナージュニアスイート＠イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル（日本・沖縄）

沖縄は宮古島のお隣にある伊良部島に昨年末開業したばかりの イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古 IRAPH SUI, a Luxury Collection Hotel, Miyako Okinawa。お部屋から美しい海や日没を望むことができるオーシャンビューコーナージュニアスイートに泊まりました。

宮古島では 伊良部大橋 が開通してアクセスしやすくなった伊良部島にぜひ滞在したいと考え、2018年12月にオープンしたイラフSUIラグジュアリーコレクションホテルを選びました。ホテルマンの対応は一人ひとりとても丁寧で、そのホスピタリティの高さに癒されます。プールや朝食をいただくレストランなど館内のファシリティについては イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル宿泊記 のページをご覧ください。

58室あるゲストルームはすべて海に面しています。
今回泊まったオーシャンビューコーナージュニアスイートは76㎡、バルコニーも含めると面積は93㎡もあります。居間と寝室が分かれていないためスイートの前にジュニアと付きますが、むしろ分離しなくて正解と思えるゆったりとした空間の使い方。そして無駄な装飾を省いたミニマルなインテリアが窓から見える景色を引き立てます。

日中は海に面したフルハイトの窓から差し込む陽射しが気持ち良く、閉めたカーテンの裾が青くなっているのはきっと窓から見えた海をイメージさせる演出でしょう。
リゾートなので室内にワークデスクは無く、こまごまとしたものはソファにある丸いテーブルに置きました。テレビは映像に問題ないものの民放が中心となってしまっているので海外チャンネルがもっと欲しいところ。Wi-Fiによるインターネット接続は無料です。

館内のインフォメーションはタブレットに入っており、ダイニングのメニューもこちらで確認できます。主な電源はヘッドボードの両側それぞれにUSBと日本型のコンセントが一つずつだけなので、他にマルチタイプのコンセントが何か所かあれば便利だと感じました。

ウェットエリアとの間はスライドドアを閉めて仕切ることができますが、このドアもフルハイトなので開けたまま使うと開放的。空調も静かで効きは良好でした。予めお部屋に置かれていないのはアイロンくらいで、もちろん頼めば持って来てくれます。チェックインの際に「何かあれば走って参ります」なんて冗談交じりに言われましたが、実際に電話の応答やリクエストへの対応は恐ろしいほど迅速でした。

バスルーム

タイル張りのウェットエリアも白を基調にかっちり施工されています。ベイシンはダブルで、バスタブのほかシャワーブースもあってハンドシャワーとレインシャワーの併設と水回りの機能は充分。これだけバスが広いと海外のビーチリゾートなら中央に据え置き型のバスタブをどーんと置きそうです。鏡やガラスは曇り一つなく、滞在中もハウスキーピングが入るとピカピカに戻っていて慎重に清掃されているのが窺えます。

バスアメニティはストックホルム発の バレード BYREDO が採用されていました。派手さを避けて控えめでありながらこだわりは忘れないイラフSUIにマッチするブランドを持って来たと感心しました。僕らは使いませんが、使い捨てのアメニティも一通り揃っています。

ミニバー

館内にラウンジはありませんが、マリオットの会員プログラム Marriott Bonvoy のプラチナメンバーのせいかフリッジの中身を無料にてご提供いただけました。とは言えKitagawaは缶やペットボトルに入った飲料を好まないのでマンゴージュースのみ飲んでみました。これらは酒類含め毎日補充されます。ミニバーのコーヒーはネスプレッソが置かれていて、紅茶もネスプレッソで抽出するタイプとは珍しいですね。

お部屋に地元のフルーツとクッキーが届いていました。
電話でお願いすると綺麗にカットしてくれます。パイナップルは小ぶりながらはっきりした酸味があり、スターフルーツも東南アジア産のそれと比べて水っぽさが少なく味が濃厚でした。

クローゼット

お部屋の入り口とバスの両側からアクセスできるウォークインクローゼットがあります。スーツケース２つを開いておいても余裕の面積で、滞在中は室内を散らかさずに済みました。使い捨てスリッパのほか無料のビーチサンダルも用意されており、品質はそれなりですが気兼ねなくビーチ巡りに使えて便利でした。

お部屋からの眺め

コーナールームなので南側のほか西側も窓になっています。
ホテルのお隣は砂利の敷かれた空き地で面白みのない景色なので、横の窓はレースのカーテンを常に閉めて過ごしました。バルコニーは広く、お部屋から日没を眺めるゲストも多いようです。惜しむらくはフェンスの設計で（子供がよじ登れないよう安全上の理由もあるのでしょうが）高めのバーティカルのフェンスがせっかくの眺望に被って気になりました。

室内のアクセントに青色が使われていますが、最小限のため品があって良いですね。やかましいブローシュア類が置かれていないのも好印象。全体的に調和のとれた落ち着いたデザインで、広く快適に過ごせます。宮古島ではイラフSUIラグジュアリーコレクションホテルの一択で、ここに連泊して正解でした。
プールや朝食をいただくレストランなど館内のファシリティについては イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル宿泊記 のページをご覧ください。

2019年, '19 日本