2014
02.14

ホテル テレグラフ (エストニア・タリン)

ホテル テレグラフ タリン

エストニアの首都タリンにあるホテル、テレグラフ Hotel Telegraaf をご紹介します。
19世紀の電報局を改装して造られており、クラシックとモダンがミックスした個性的なホテルです。立地は良いし朝食も美味しく、タリン旧市街の観光におすすめ。SLH、スモールラグジュアリーホテルズの加盟ホテルでもあります。

スモール・ラグジュアリー・ホテルズ

スモールラグジュアリーホテルズ Small Luxury Hotels は、独立系の比較的小規模な高級ホテルで構成されるホテルブランドです。70か国以上に520軒以上の加盟ホテルを持ち、日本でも2014年現在 7か所が登録されています。実は自宅の数百メートル先にも1軒あって、ときどきお世話になっています。(笑

Small Luxury Hotels of the World
   www.slh.com/ja/

チェーン展開している訳ではないのでホテルに関心の薄い方は聞き慣れない名称かも知れませんが、SLHのロゴが付いていれば一定水準以上のサービスを期待できます。パーソナルサービスにも力が入っているホテルが多いので、隠れ家的なホテルを好まれる方は要チェックです。

ホテルテレグラフ Hotel Telegraaf

こちらがホテルテレグラフの外観です。あえてホテルと表示していないエントランスが渋いっ!
タリン旧市街は自動車の乗り入れが制限されていますが、ここはタクシーも横付けできます。

ホテル テレグラフ タリン

タリンは町自体がユネスコ世界遺産になっていて観光客は多く、ホテルも外国人の対応に慣れています。
レセプションは英語もよく通じ、見どころの提案やレストランの予約など親身に相談に乗っていただけました。

ホテル テレグラフ

ホテルは6階建て。ゲストルームは86室です。
全体的に落ち着いた感じの宿泊客が多く、ホテル内は非常に静かでした。

Hotel Telegraaf

通りに面したスーペリアダブルルームをアサインしていただきました。ホテルテレグラフのうちこのお部屋は戦前に建てられたオリジナルの部分に当たりますが、まったく古さは感じられません。

ホテル テレグラフ タリン

クローゼット。ヨーロッパのホテルにしては珍しく、バスローブのほかディスポのスリッパまで用意されていました。
シューシャインサービスも提供されています。

クローゼット

クローゼットの一部は、客室のドアを開けなくてもホテルと荷物の受け渡しができるようになっています。例えばランドリーに出した服が仕上がった場合、スタッフが客室に入ることなくドアの横にある小さな扉を開けて、クローゼットの中に戻しておいてくれる…という寸法です。お部屋にいる時って服着ていないことも多いので、何気に便利です。(笑

ところでこれ、正式にはなんて呼ぶんでしょうね。ホテルによって名前が変わり、ペニンシュラだと「バレーボックス」、セントレジスでは「バトラーボックス」なんて呼んでいましたが。個人的にはマンダリンオリエンタルの「パススルークローゼット」って名称が一番しっくりくる気がします。

スーペリアダブルルーム

スーペリアルームは横に長く、明るくて快適な室内です。いかにもヨーロッパらしい天井の高さにモダンクラシックな調度品でまとめられています☆
もっとも、日中は観光に出ていてほとんどお部屋にいないんですが…

ホテル テレグラフ

窓も二重になっているので、防音・保温ともに問題なく。
こちらはデスク周り。Wi-Fiによるインターネット接続は無料です。

SLH スモールラグジュアリーホテルズ

ベッド

ホテル テレグラフ

もちろん毎日ターンダウンもしていただけます。サービスに隙がなくて、安心して泊まれますね。

ホテル テレグラフ タリン

ミニバー

フリッジにはお酒がいっぱい。僕が気に入る理由も分かってきましたでしょうか?(笑
アルコールに力を入れていることがはっきり伺えるミニバーで、常温の赤ワインも別途用意されていました。

ミニバー

バスルーム

バスもコンパクトながら上手くまとまっています。
バスアメニティはエレミス Elemisのものが用意されていました。スッキリとした洗い上がりに好感を持っているブランドです。テレグラフにはスパもあり、同様にエレミスのスキンケア用品を使っています。

バスルーム

しかもビューバスですよ、眺めはともかくバスに窓があると明るくて好印象です。

ビューバス

フロアマップ

お部屋によって結構作りが違うようです。
他の方の宿泊記を見ると全然違うお部屋の写真が載っていたりするので、今後もタリンではホテルテレグラフを選んでみようと思っています。

フロアマップ

朝食

朝食もヨーロッパのホテルとしては満足度の高い内容でした。天窓がイイですね~

テレグラフ レストラン

朝から泡もあります。なみなみとグラスいっぱい注いで、お恥ずかしい限り。
卵料理にエッグヴェネディクトをオーダーしてみましたよ♪

朝食バッフェ

周辺情報

ホテル真横のこの道を行けば、すぐにタリン旧市街のど真ん中 タリン旧市庁舎のあるラエコヤ広場に出られます。
ね、便利な立地でしょ?

エストニア旅行記

エストニアのタリンを観光で訪れるなら、Kitagawaは宿泊先にホテルテレグラフをおすすめします。
でも滞在が長い場合など、ちょっと高いかな?という方には、別ページにて大型ホテルのノルディックホテルフォーラムも合わせてご紹介していますので参考にしてください。

ご予約

booking.com で 最新の口コミと料金をチェック!
   www.booking.com/hotel/ee/telegraaf.ja.html

事前決済でお得なプラン
   エクスペディア予約: Hotel Telegraaf

ホテルテレグラフ
Hotel Telegraaf

【住所】 Vene 9, Tallinn, 10123 ESTONIA
【URL】 www.telegraafhotel.com/
【TEL】 +372   600 0600
【FAX】 +372   600 0601

ヘルシンキとタリンを結ぶ船が発着するタリンDターミナルからは、歩けなくはないけどタクシーの利用が便利。旧市庁舎広場まではすぐなので、タリン旧市街の観光は徒歩でOKです。

更新履歴

2014年 2月16日 作成
2015年 8月13日 リンクと地図を追加

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.03.29)

2015年, 2013年, 2012年以前, '13 エストニア, '12 エストニア

コメント

    • 東人
    • 2014年 2月 16日

    うーん、仕事放り出して、つい行きたくなっちゃうじゃないですか~(苦笑)

    エストニアといえども、SLHは良いお値段でしょうね!?

    • kitagawa
    • 2014年 2月 20日

    エストニアはユーロ導入されて久しいですが、物価上昇はそれほどでもなく
    割とリーズナブルに滞在できました。バルト三国、おすすめです!

    • honja
    • 2014年 2月 23日

    Kitagawa様初めまして。
    私も11月末にフィンランド・バルト三国を旅行してきました。タリン、良いですよね。リガのようにギラつかずヴィリニュスのように田舎過ぎず、中世の息吹を感じられてとても楽しかったです。
    それにしてもかなり格式高いホテルに宿泊してらっしゃいますね。当方学生のため、1泊€16のホステルでしたから羨ましい限りですw

    コブレンツ~マインツ間の観光船について検索したところ、御ブログがヒットしたため書き込ませて頂きました。3/9に乗ろうとしたのですが、どうやら運休してるようで残念。。。

    • kitagawa
    • 2014年 2月 23日

    honjaさん、サワディーカップ!
    Kitagawa@Bangkokです。初のコメント、ありがとうございます。バルト三国はヨーロッパの中で訪れるのが後回しになってしまったのですが、落ち着いた街並みに癒されました。その後ヴィリニュスでは食にはまってしまい、バルト三国には随分長く滞在しました。バス網が発達していて、旅行しやすい国々ですよね!
    僕は首都ばかり結ぶ旅で、田舎には足を延ばせなかったのが残念ですが、honjaさんのご旅行はいかがでしたでしょうか?

    さて、コブレンツ~マインツ間の観光船についてですが、僕が乗ったのはKDラインの観光船です。
    http://kitagawa.ws/rhineriver/

    2014年は4月17日までオフシーズンとなるためコブレンツ~マインツ間の直行便は運行されていませんが、冬もマインツ手前のリューデスハイムRüdesheimまで1日1便の運航があるようです。
    Boppardを9:30発の船に乗り、1時間のクルーズ。St.GoarshausenかSt.Goarで早めのランチを取り、12:00発の船に乗り継げばリューデスハイムに14:30着というスケジュールが組めます。
    本当は少し暖かい時期の方が良いのかもしれませんが、オフシーズンはオフシーズンなりに観光客が少なくてまた違った魅力があるものです。ご検討の参考になれば幸いです。

    ご出発までもう2週間ですね!
    どうか良いご旅行になりますように。

    • honja
    • 2014年 2月 23日

    Kitagawa様

    僕もバルト三国は首都巡りのみでした。時間とお金の事情から。。。

    観光船についてご丁寧にお教え頂いてありがとうございます。8日にコブレンツに宿泊して鉄道でゴアへ向かい、乗船しようと思います。17:30からマインツにてヘルタベルリン戦があるのでちょうど良いですね。
    ドイツの前にスペイン観光があるのですが、割りと治安が悪いようなので十二分に用心して楽しみたいです。スリ・ひったくり・スキミング、遭わないといいなー。

    • kitagawa
    • 2014年 3月 01日

    honjaさん、スペインに行かれるなんて羨ましい!
    もしマドリッドに立ち寄られたら、サン・ミゲル市場へぜひ。

    旅先で面白いお店や場所を見つけられましたら、ぜひ帰国後に教えていただければ嬉しいです。
    では、お気をつけて!

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