11.18
発見のモニュメント、大航海時代の立役者たち (ポルトガル・ベレン)
ポルトガルのベレン、テージョ川に面して建つ記念碑は 発見のモニュメント Padrão dos Descobrimentos。エンリケ航海王子を先頭にマゼランやヴァスコ・ダ・ガマなど大航海時代に活躍した偉人たち33名の像を見られました。
行き方
リスボンから発見のモニュメントへ行くには公共交通機関が便利。
黄色いトラムの15番ほか、市バスの 728、714、727、729、751番、または近郊鉄道にて Estação de Belém 駅へ。ベレンは見どころが集まっており、ユネスコ世界遺産でもある ベレンの塔 Torre de Belém や ジェロニモス修道院 Mosteiro dos Jerónimos と合わせて観光すると良さそうです。
Padrão dos Descobrimentos
ポルトガル共和国 リスボンの西7km、ベレンのテージョ川沿い
【URL】 www.padraodosdescobrimentos.pt/
【TEL】 +351 213 031 950
発見のモニュメント
Padrão dos Descobrimentos
テージョ川を見下ろす巨大な記念碑。
見た感じから最近建てられたものかと思ったら、これが意外に古くて1960年の築。エンリケ航海王子の没後500年を記念して建てられたそうです。
高さは52mあって、帆船をイメージしているのだとか。
近くで見ると大きさよりその薄さにビックリ。エレベーターで上に登ることもできます。
人物
人物像は33体あり、航海者をはじめ騎士や歴史家、宣教師などの皆さん。
船首に立っているのがエンリケ航海王子で、実際に航海へ出ることは無かったそうですがパトロンとして航海者を援助し大航海時代の幕開けを担ったのだとか。
歴史に疎いKitagawaでも何人か知った名前がありました。
まずは喜望峰を回るインド航路を発見した ヴァスコ・ダ・ガマ Vasco da Gama に、初めて世界一周を成し遂げたマゼランこと フェルナン・デ・マガリャンイス Fernão de Magalhães、そして日本へキリスト教を伝道した宣教師 フランシスコ・ザビエル Francisco de Xavier など。教科書で見ても皆同じ顔なので、さすがに自力で見つけ出すのは無理でした(笑
モニュメント東側
by Walrasiad, Licensed under Creative Commons Attribution 3.0 Unported
モニュメント西側
by Walrasiad, Licensed under Creative Commons Attribution 3.0 Unported
世界地図のモザイク
記念碑の前の広場にはコンパスローズのモザイクがあり、中央に世界地図が描かれていました。
これは南アフリカ共和国から贈られたものだそうです。
地図に印された年号はポルトガルがその国を発見した年。
日本はポルトガルが種子島に上陸する少し前、豊後に漂着した1541年とされていました。
発見のモニュメントに着いたときは曇ってしまったのが残念です。
ここは展望台もあります。今回はすぐ近くの ベレンの塔 から景色を眺めてしまったので上には登りませんでしたが、次回お天気が良い日に訪れたら上からも眺めてみたいと思います!
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