バタマリバ人の土地クタマクを目指し、アフリカの大地をバイクで駆ける (トーゴ旅行記)

2015年, '15 トーゴ Add comments

トーゴ旅行記 世界遺産 クタマク 行き方

Kitagawa@西アフリカです、ボンジュール!
今年訪れた15か国の中でもぶっちぎりの辺境であろうトーゴ共和国の内陸部。少数民族の暮らす泥の住居タキヤンタを見学するためにやって来ました。途方に暮れるほど情報の少ないエリア、進むも地獄・退くも地獄。と言うのは大げさですが、出会ったシャリティ君のお蔭で実に快適なツーリングで現地入り。何人ものアフリカンに助けられたこの旅行、彼には本当に感謝しています。

トーゴ共和国 クタマク
Koutammakou, Togo

カラ Kara の町から北に60km、バイクで約1時間

※ 地図中の 黒い線 が、このページの移動区間です。

カラ Kara

トーゴ北部の主要都市、カラ Kara
ここまでのアクセスや町の様子は トーゴ旅行記・カラ観光 をご覧いただくとして、お天気にも恵まれた5月7日、この旅最大の目的であるバタマリバ人の土地を目指します。

Kara, Togo トーゴ カラ

時刻は朝8時ちょうど。こんな道を歩いて、まずは国土を縦断する幹線道路との交差点にある Shell のガソリンスタンドに来ました。各地に向かうブッシュタクシー(ミニバス)のたまり場になっているのです。

クタマクに行くつもりだと告げて手前のカンデ行きの車を探すものの、出発したばかりなのかしばらく時間がかかりそうな雰囲気。そこで出会ったのが Zemi-John、もといバイタクのお兄ちゃんで、今日一日でクタマクを往復してくれると言います。

トーゴ旅行記

車をチャーターするのも有りかと考えてはいましたが、カラからバイクで行ってしまうという発想はありませんでした。
しかも彼、おおよそフランス語しか通じないトーゴにおいて英語を話すというアドバンテージ。とりあえず話を聞いてみることに。人の多いガソリンスタンドでは目立ってしまい良いカモなので、まずは適当に走ってもらい場所を変えましょう…

トーゴ旅行記 世界遺産 クタマク 行き方

僕が見たいのは泥造りのタタというお家です。
アフリカン、人は良いのですが実にいい加減。本当に知っているのかしつこく尋ねたところ、見学にはユネスコのガイドが必要なことや入場料の金額など、どれだけ検索しても見つけられない情報がポンポンと出てきます。決定的だったのは彼の携帯電話に収められた写真で、半年ほど前にヨーロピアンの観光客をクタマクまで案内したとのこと。そこにはまさにタタが写っていました。

トーゴ共和国

あとは金額交渉ですね。お互い時間は有り余っているので、焦った方が負けてしまいます。
結局、炎天下で30分近くもああ言えばこう言うを繰返した挙句、その後さらに30分も押したり引いたりしながら、彼の言い値と(その半額以下の)僕の提示のちょうど真ん中で妥結。

安全のためお互いヘルメットを着用することを条件に付けて、出発前にシャリティの自宅に寄りました。ここで服も長袖・ジーンズに着替えて準備万端。日差しは強烈ですから!

トーゴ旅行記

カラを出発、この国唯一の幹線道路である国道1号線を北上します。
道は舗装されていて快適そのものでした。途中ニャムトゥーグーの集落を通ったくらいで周りは見渡す限りの大自然、風を感じられるツーリングも良いものですね!忘れられない移動になりました。

トーゴ旅行記

カンテ Kandé

ミニバスで来るはずだった カンテ Kandé の集落、その少し手前で右折です。
ここから先はオフロードとなり、バタマリバ人の土地に入ります。

カンテ Kandé

ちなみにこの舗装路をずーっと真っ直ぐ行けば隣国ブルキナファソに続き、バタマリバ人の土地を突っ切って行けばベナン共和国に通じています。

当初、ベナンからこの道を抜けてトーゴにやって来る計画でした。しかし トーゴのビザ に別の入国ポイントが記載されてしまったため諦めたのですが、旅を終えてみればこちらトーゴからクタマクを訪れた方が何かと安心です。特に国境にはイミグレがありませんので、もしこの道を通って国境を超えようとしている場合は ナドバ Nadoba 国境、トーゴ・ベナン陸路越境 のページをご参考に。

クタマク Koutammakou

程なくエントランスに到着しました。と言っても木切れが道に突っ立ててあるだけ…
ここから先が クタマク Koutammakou のようです。

Koutammakou Togo トーゴ クタマク

時刻は午前10時になる5分前、思いのほか順調でした。
iPhoneは 前日に落として割れた ものの動作に支障はなく、驚くことにクタマクも全域で携帯電話が通じました。

Koutammakou Togo トーゴ クタマク

2004年には バタマリバ人の土地クタマク Koutammakou, the Land of the Batammariba としてユネスコ世界遺産に登録されています。ただし観光化はされておらず、場所が場所だけに勝手に見て歩くのはトラブルになりそう。そもそも公用語のフランス語すら通じないそうで…

トーゴ 世界遺産 バタマリバ人 クタマク

入域料が掲出された小屋は無人。シャリティが木の下で寝ているオジサンを叩き起こして、彼がどこかからガイドを呼ぶそうです。一事が万事この調子、何がどうなっているのか訳が分かりませんが、来れば何とかなるアフリカではあります。

トーゴ 世界遺産 バタマリバ人 クタマク

27歳のシャリティ、口数は少ないものの頼りになってイイ奴でした!この先も彼のバイクで旅は続きます。
続きの旅行記は ユネスコ世界遺産バタマリバ人の住む土地クタマクと伝統的な泥造りの家タタ をご覧ください。

“バタマリバ人の土地クタマクを目指し、アフリカの大地をバイクで駆ける (トーゴ旅行記)”へのコメントが 2件あります

  1. yasuko Says:

    楽しく読ませていただいております。
    トーゴへ行きたくて情報を集めています。
    〜ユネスコ世界遺産バタマリバ人の住む土地クタマクと伝統的な泥造りの家タタ をご覧ください。〜この先が見たいのですが、アップされてい無いのでしょうか?
    トーゴを象徴するものといえばこのクタマクの景観とタタでしょうか?

  2. kitagawa Says:

    yasukoさん、こんにちは。
    こんなマニアックな地域へ行こうという方からコメントをいただけるとは…ありがとうございます。

    クタマクは写真の整理は終わっているのですが、動画も載せようか現地の皆さんのお顔が入っても良いものかどうか迷っているうちにアップしないまま現在に至っております。いつか公開するかもしれませんし、ずっと思い出のまま仕舞っておくかもしれません。
    良くも悪くも世界遺産となったことで変化も見受けられますが、あまり下調べせずぜひご自身で素敵な出会いと体験をしていただければと願っています。良いご旅行を!

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