世界遺産 タージ・マハル (インド)

2017年, '17 インド Add comments

タージマハル

インドきっての観光名所、タージ・マハル Taj Mahal にやって来ました!
ヤムナー河のほとりに輝く白い大理石造りの墓廟で、端正なドームが鏡写しになった水路が美しく工事中にも関わらず完璧なシンメトリーの姿を見せてくれました。まさにインド旅行のハイライトであり大満足です。

タージ・マハール
ताज महल

インド共和国 アーグラ (首都デリーから南東に約200km)

【開園時間】 日の出~日没
【休園日】 金曜日

タージマハールとは?

タージマハールは、ムガール帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが最愛の妻ムムタズ・マハールのために建てた墓廟で、1631年から22年の歳月をかけて完成しました。建造には3万人近い建築家や職人が集められ、国が傾くほど莫大な費用が投じられたタージマハールはムガール建築の最高峰。1983年にユネスコ世界遺産として登録されています。

行き方

今回はデリー・ジャイプール・アグラの三都市、いわゆるインドのゴールデントライアングルと呼ばれるエリアをチャーター車で回っており、最後にここ アーグラ Agra を訪れました。首都デリーからの距離は約220km、ニューデリー発の日本語ツアー や特急列車で日帰りも可能です。高速道路が出来たのでこの区間の移動は劇的に快適になり、復路のアグラからデリーまでは所要4時間30分ちょうどでした。

タージマハル 行き方

パーキングは3か所あるそうで、タクシーや観光バスは主にタージマハルの東1kmにある駐車場に着きます。
巡回している無料の送迎カートに乗ってエントランスに向かいました。

タージマハル 行き方

入場料

入場料は2017年11月現在、1,000ルピー(1,919円)でした。
チケット売り場はエントランスの手前右手(通りの北側)にあり、一つだけクレジットカードが使える窓口もあります。同日に限りアグラ城の入場料のうちADA料金 50ルピーが不要となるので入場券は無くさないように!

タージマハル チケット

混み合うのは入口のセキュリティチェックです。
大きな荷物やライター、水以外の飲み物・食べ物(飴を含む)を持ち込めないので車に置いて手ぶらで来ました。提示は求められませんでしたが パスポートも必携 とされています。列は男女別でセキュリティチェックは丁寧、つまり時間を要します。午前中はスムーズに入れたものの午後は大行列になっていました。

タージマハル 混雑

地図

英語とヒンディー語のタージマハル案内図。
歩いて白いお墓まで行って帰ってくるだけながら、列に並んだりあちこち写真を撮ったりしていたらタージマハル見学に2時間かかりました。多くのツアーも2時間の滞在を予定しているようで、見学後は昼食を挟んで アグラ城 Agra Fort に向かうのが定番の観光コースです。

Taj Mahal

ताज महल

中に入ると広場があり、まだタージマハルはその姿を現しません。
もったいぶりますね~ここは従者の控えの場所だったそうで、東門から入ったので右手にタージマハルへと続く巨大な大楼門が近付いてきました。

メインゲート

タージマハル メインゲート

大楼門 The Great Gate

この大楼門は赤砂岩で作られており、四方が八角形の塔で囲まれています。
先が尖った特徴的なアーチは イーワン Iwan、上部に連なる白い小塔は チャトリ Chattri と呼ばれ、前日に訪れたアグラ近郊の世界遺産 ファテープル・シークリー のモスクでも見られたムガール建築を代表するアーキテクチャです。まるでお城のように立派ですが、ここは下をくぐり抜けるだけでした。

大楼門

大楼門

大楼門から姿を現すタージマハルに感動

大楼門をくぐるとようやく姿を見せるタージマハル。
白銀の墓廟がシルエットの中にすっぽり収まって見えました!このアプローチが素晴らしい演出になっていて感動を高めてくれますね~

Taj Mahal

タージマハル 絶景

庭園へ出るとようやく4つのミナレットに囲まれたお馴染みの正面像を見ることができ、ここは格好の記念撮影スポット。シンメトリーな作りが分かりやすいシーンなので忘れずに写真を撮っておきたい。また、左手に見えるドームがモスク、右手に見えるものがかつての集会所です。

タージ・マハル

鏡写しの絶景

噴水が止まっていたので水路には鏡写しになった姿が鮮明に浮かんでいました。
訪れた11月は乾季にあたり雨のまったく降らないインド旅行のベストシーズン、朝晩は冷えますが日中は半袖で過ごすことができ、暑さもほどほどでとても観光しやすい時期でした。

タージマハル 鏡写し

ミナレット

タージマハルの四隅に建つ礼拝告知用の塔、ミナレット。
改修が済んだばかりで白く美しい!高さは42mあり、見た目のバランスを考慮して少し外側に傾けて作られているそうです。残念ながら上には登れません。

ताज महल

墓廟は土足厳禁で、履物を預けるかシューズカバーを付ける必要あり。
このカバーは外国人がチケットを買うと無料でくれるそうですが、どこで貰えるのか分からずにその辺に転がっているのを拾って使いました(笑

土足厳禁

ドーム

巨大なドームの高さは約70m。二重構造になっているそうで、内側から見るより圧倒的に大きなドームです。
周りを囲む小さな尖塔のうち修繕の終わった右側とこれから修繕を行なう左側の色の違いも見てとれました。複雑な文字はコーランを書いたものだそうです。

ドーム

コーラン

ファサード

美しいファサードの装飾も見逃せません。
大理石の基礎にはお花をモチーフとした彫りの深いレリーフがあり必見、周りを彩るカラフルな象嵌細工はスリランカ、中国、チベットなど周辺国から集められた貴石が使われています。これらはペルシア建築の影響を受けているそうです。

レリーフ

タージマハル

ファサード

墓廟

霊廟内はとても混み合っていて、列になって反時計回りに石棺の周りを見学しました。
妻ムムタズ・マハールに並んで皇帝シャー・ジャハーンの棺(いずれもレプリカ)が安置されており、内部の写真撮影は禁止です。

墓廟

ヤムナー河

タージマハルの裏を流れるヤムナー河。
遠くにアグラ城のシルエットも見え、アグラ観光での二大名所となっています。

ヤムナー河

アグラ城

庭園を挟んで正対する大楼門を望む。
中央には正方形の泉があり、そこから四方に流れる水路はイスラム教の天界を表しているそうです。

タージマハル

メインゲート

集会所

墓廟の向かって右側(東)にあるのは集会所。
ここもやはりイーワンなどムガール建築の特徴が顕著ですね、中は空洞で目立った見どころはありません。

集会所

集会所

モスク

対する左側(西)にあるのがモスクで、外観は集会所とほとんど同じ。
こちらは中へ上がる際に靴を脱いで裸足になる必要があり、祈りを捧げるインド人の姿も見られました。

モスク

モスク

改修工事

2017年現在、タージマハルは大規模な改修工事を実施中。
足場や覆いで一部が見えないことを心配していましたが、来てみると工事は裏側まで進んでおり運良く正面からの眺めはほとんど気になりません。遅くても2018年中には終わる見込みです。

タージマハール

タージマハール 工事

タージマハル 工事

改修工事

感想

ゴールデントライアングルを反時計回りに廻ったので最後にアグラを観光することになり、旅の締めくくりに相応しい体験になりました!インド旅行で必ず訪れたいムガール建築の最高傑作、近くで見ると大理石に穿たれたレリーフの細かさに驚かされます。こればかりは一度来てみるしかない名所ですね。デリーから日帰りもでき、また満月の夜には予約制でライトアップも見られるとのこと。次回はインドの鉄道に乗って訪れたいと思います。

タージマハール

コメントを書込む

WP Theme & Icons by N.Design Studio
Entries RSS Comments RSS ログイン