2014
11.09

モン族の村「メオ・トライバル・ビレッジ」(タイ・チェンマイ)

チェンマイ旅行記

Kitagawa@Thailand です、サワディーチャーオ。
チェンマイの山岳民族の子供たちと写真を撮って来ました、しかも民族衣装で!先日ソウルでも民族衣装を着てはしゃいでいましたが、割とこういうの好きなんです。という訳で今日はドイ・プイにあるモン族(メオ族)の観光村 メオ・トライバル・ビレッジ Meo Tribal Village をご紹介します。

チェンマイ

場所はチェンマイ市内から西に見えている ステープ山 Doi Suthep の山中です。
目指す ドイ・プイ は ワット・プラタート・ドイステープ という有名なお寺の先にあるのでツアーだと一緒に回ってもらえるかも知れません。今回はチェンマイ在住の友人が運転する車で向かいました。くねくねと急な山道が続きますが、道はすべて舗装されているので安心です。

メオトライバルビレッジ

こちらがドイ・プイにある通称メオ・トライバル・ビレッジ。地図では Doi Pui Hmong Hill Tribe Village となっています。
今回は市内が渋滞していて時間がかかりましたが、チェンマイから車で1時間くらいが目安です。

Meo Tribal Village

この地域に住む少数民族はメオ族と呼ばれることもありますが、ここでは現地にならって モン族 と記載することに。
一昔前まで道は舗装されておらず、電気も通じていなかったのだとか。

ドイ・プイ メオ族の村

今ではしっかり観光地になっており、お土産物屋さんがびっしり。民族衣装を着た人もいますが、普段着なのか観光客向けなのかは分かりません。
それほど熱心に商売している様子はなく、値段もかなり安めに感じました。

メオ・トライバル・ビレッジ

村の上の方には撮影に絶好の場所があるそうで、細い階段を昇って行きます。

入場料は 10バーツ(約30円)。タイ人も外国人も共通の金額です。
一応、ミュージアムという名の掘っ立て小屋もあって…

Doi Pui Mong Hill Tribe Village

中には農機具などが展示?されていました。
そのワイルドさにはタイ人も少し引いていたようです。

ドイ・プイ メオ族の村

こちら、タイの山岳民族の名前や分布を示す図です。データが古いものの、資料としては分かりやすいかと。
ちなみにモン族は下から2番目、タイ語を見ると分かりますね。

少数民族

周りは色とりどりのお花が咲き乱れて美しいお庭になっています。
ここでは民族衣装に着替えて写真撮影!傾斜地で変化があるので、なかなか絵になりますね。

タイ旅行記

お借りしたモン族の衣装、レンタル代は 50バーツ(約150円)でした。
ビーズやコインがいっぱいついていて賑やか!歩くたびにカチャカチャ音がします。服の派手さもモン族の特徴ですね。何でこういう飾りや模様がついているの?と訊いたら、綺麗だからだそうです。なんとも明快な回答、納得です。

民族衣装

以上でお分かりの通り、ここはモン族の写真を撮れると言うより、モン族になりきって写真を撮って楽しむ場所なんです。
もちろんお土産屋さんをはじめ現地にいる人達はれっきとしたモン族なんですが、日常生活で民族衣装を着ている人は少ないのであまり大きな期待を抱いて来ない方が良いでしょう。昔はケシ栽培をしていたメオの人達も、現在は政府の支援でお花の栽培や観光業で生計を立てているそうです。

メオ・トライバル・ビレッジ

一番上まで上り詰めると、村を一望できる食堂があります。
山の天気は変わりやすく、霧が出ればひときわ幻想的。チェンマイから近いので、タイの山岳民族の様子をちょっと覗いてみるのにいかがでしょうか?

メオ・トライバル・ビレッジ
Meo Tribal Village

タイ王国チェンマイにあるステープ山、ドイ・プイの村。
チェンマイ市内から車で約1時間。

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17205枚と心に残った体験を1101件公開しています。(2024.03.29)

2014年, '14 タイ

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