モルディブ旅行記・首都マーレ市内観光

2013年, '13 モルディブ Add comments

モルディブのモスク

リゾート好きのKitagawa、モルディブにはちょくちょく行くのですが、首都マレに立寄る機会はほとんどなく。
2013年の旅行では、約10年ぶりにマーレの街を歩いてみました。リゾートの世界とは全く異なる、雑然とした南アジアの日常生活を垣間見ることが出来ます。

モルディブ空港からマーレへの行き方

モルディブの玄関口であるマーレ国際空港(MLE)はフルレ島にあり、島一つが丸ごとエアポートになっています。首都マレは南西2キロにあるお隣の島。マーレに行く船着場は空港を出て右手にあります。
チケットは米ドルで買えますが、現地通貨ルフィアで買った方が僅かにお得なようです。

首都 マーレ 行き方 料金

もし荷物がある人は空港のインフォメーションにて有料で預かっていただけます。飛行機の出発まで何時間もある場合には、ちょっとマーレまで足を伸ばしてみるのも良いかもしれません。
空港とマーレを結ぶ船は15分おきに出ており、現地の言葉で「ドーニ」と呼ばれています。

ドーニ

海上から見たモルディブの首都マーレ。
東西2.5キロ、南北1.5キロという小さな島です。

モルディブ旅行記

地元の人で満員のドーニに揺られて、あっという間にマーレに到着です。
海の真ん前にビルが立ち並んでおり、ちょっと異様な光景ですね。なんと世界一の人口密度だそうです。標高がほとんど無いので津波が心配ですが、マーレの周りには防波堤が築かれており、これは日本のODAで作られたものです。

マーレ市内観光

マーレ市内観光

見所は島の北側に集まっており、一通り見所を廻っても2時間あれば充分です。
今回は代理店を通じて手配したため、プライヴェートガイドが付きました。いや、実を言うと帰りは空港でハンバーガーでも食べてのんびりしようと思っていたのですが、空港に着いたらガイドさんが待ち構えていて、マーレ半日観光に連れ出されてしまったという次第なんです。(笑

マレ 地図 モルジブ

今回歩いたルートは地図の通り。以下の写真も、この順に掲載しています。見所を一通り巡れる典型的なコースなので、自分で歩かれる方も参考になるかと思います。
船着場からしばらくは路地裏を歩きながら、モルディブの歴史やイスラム教との関わりについてお話を聞きました。さすがライセンスを受けているガイドさんだけあり、ちょっとした質問にも充分な回答が返ってきます。

PEOPLE’S MAJLIS

まず現れたのが国民議会の建物。日本の国会議事堂に相当するのかな。
モルディブの議会は一院制だそうです。

PEOPLE'S MAJLIS

見所の半分くらいは政府関係の建物なので、外から眺めるだけ。
行政機関はこちらの近代的な建物に入っているとのこと。

ビル

ゼヤラス墓地

モルディブにイスラム教を伝えた聖人、バルベリのお墓です。
残念ながら中には入れません。

ゼヤラス墓地

フクル・ミスキー

ゼヤラス墓地の向かいにあるのは、Hukuru Miskiy。モルディブで最も古いモスクで、木とサンゴ石でできています。建造には2年以上かかり、1658年に完成とのこと。
ここはオールドフライデーモスクとも呼ばれています。

オールドフライデーモスク フクルミスキー

旧大統領官邸

フクルミスキーの向かい、ゼヤラス墓地のお隣にあるのは大統領官邸です。マーレにおいてイスラム色の全くないコロニアル様式の建物が目を惹きました。
現在の官邸は1994年に別の場所に作られています。

旧大統領官邸

ロータリー

以上の見所はすべて、メドゥジヤライ・マグ Medhuziyaarai Magu という通りに並んでいます。
ロータリーのモニュメントが見えたら、観光も3分の1が終わりです。ここまでどんなにゆっくり歩いても15分くらいでしょうか…早っ!(笑

モルジブ旅行記 首都マーレ市内観光

ここを右に曲がって海に向かえばイスラミックセンターや共和国広場、そのまま直進すれば目抜き通りのチャンダニー・マグ、左手に見えているのはスルタンパークという公園の入口です。

The November 3rd Memorial

ロータリーの壁面で目に留まったのがこれ。
1988年11月3日に起こったクーデターで亡くなった兵士や市民の慰霊碑だそうです。

11月3日慰霊碑 The November 3rd Memorial

この一角はちょうど警察署の裏手にあたります。
警察署の周辺は撮影が禁止されているのですが、昔ほど厳しくは無いようで、今回はガイド同行のためか特に問題なく写真を撮ることが出来ました。

スルタンパーク

ロータリーからスルタンパークに入ってみました。
マーレ最大の公園だと思うのですが…どこか閉塞感があり、ほとんど人気なし!

スルタンパーク

旧国立博物館

スルタンパークの一角にある古めかしい小さな建物。
以前マーレに来た時は、なんとこれが国立博物館でした。失礼ながら、パッと見たら山奥の幽霊屋敷にしか見えません。

モルディブ国立博物館

新国立博物館

現在はこちら、中国の支援によって作られた近代的な建物に取って代わられています。
もちろん昔の博物館の建物も残っていますが、随分と立派になりました。

Maldives National Museum

しかし近年の中国の存在感は凄いですね。日本の作った防波堤は先の津波の被害を抑えたというのに、中国ほど目立たないのが残念でなりません。

チャンダニー・マグ

マーレを南北に貫く大通り、チャンダニー・マグ Chandhanee Magu です。
モルディブのバイクはすべて日本製とのこと。

チャンダニー・マグ Chandhanee Magu

商店も多く、お土産物もこの通りで入手可能かと。ただしガイドさんが連れて行くお店は例外なくコミッションが上乗せされます。できればガイドブックに載っているようなお店に行くか、空港の出発ロビーでのお買い物でも充分だと思います。

イスラミックセンター

先ほどのロータリーに戻り、海の方へ。
1984年に作られたモルディブ最大のモスク、イスラミックセンターです。こちらは見学OKとのこと。

イスラミックセンター

共和国広場

海に面した広場は市民の憩いのスペースになっていました。
ちなみにこの日は金曜日、ご存じの通りイスラムでは金曜日が休日となっています。

共和国広場 Jumhooree Maidhaan

ローカルマーケット

海に面して建つこちらの青い倉庫は市場だそうです。
これ10年前には無かった記憶ですが…海を埋め立てて造ったのかな?

ローカルマーケット

フィッシュマーケット

その向かいにあるのは魚市場。大きなお魚も地面に並べて豪快に売られており、市場の中で捌いてもらうこともできるようです。
あまり清潔とは言えませんが、採れたばかりなので鮮度は抜群でしょう。モルディブの最大の輸出品目はお魚です。

フィッシュマーケット

ベジタブルマーケット

もう少し歩を進めると見えてくるテント村は、野菜市場です。
とても小さなマーレ、市場も可愛らしいですね。

Dhathuruveringe Market

ここは輸入品ではなくモルディブ国内で生産されたものを販売しているとのこと。
一国の首都の中央市場とは思えないほのぼのとした雰囲気です。

ベジタブル・マーケット

賑やかなマーレ市内

2013年の訪問時には街の至るところに派手な飾りつけが成されていました。
お祭りかと思いきや、これはモルディブ大統領選挙の宣伝だそうで。なるほど爆音を立てて走り回っているのは街宣車でしたか。この直後に行なわれた投票は無効となり再選挙となるなど、この後しばらくモルディブの政局は混乱が続くことになります。

モルディブ大統領選挙

その他の見所

リクエストをして、通常の観光ルートに無い場所にもいくつか連れて行っていただきました。
こちらは学校です。ガイドさんがいると、行ってみたいところに乗り込んで行って話を聞いたり写真を撮ったりできるのが良いですね!

Majeedhiyya School

大統領事務所

海沿いの通りには銀行や政府の建物が並んでいます。
船着場に戻る途中に見かけたこちらの建物は、The President's Office。大統領選が混乱している割には平穏でした。デモで大混乱に陥っているバンコクとは随分と様相が違います。(笑

The President's Office

ナサンドラ・ジェッティ

出発点のナサンドラ桟橋に戻ってきました。

ナサンドラ・ジェッティ

これと言った見所があるわけでもないので、リゾート目当てにモルディブを訪れるならわざわざ立ち寄らなくても良いかなぁという気はしますが、マーレに来ればモルディブがイスラム教であり南アジアの一国であることを実感させられますので、リピーターの方は一度くらい覗いてみても良さそうです。

ディベヒ語とターナ文字

そうそう、モルディブではディベヒ語という言葉が使われています。
そのターナ文字がとてもユニーク。ビルマ語の可愛らしさにはかないませんが、やる気のない字面はなんともキュート。右から左に読み書きするそうですよ。

ディベヒ語

さらに余談ですが、モルディブの国歌はかつて「蛍の光」でした。もっとも歌詞は無いものだったようですが、日本だともっぱら閉店の曲として使われるオールド・ラング・サインをモルディブでは国歌にしていたことに意外性を感じます。

マレ地図

改めて、マーレの全図です。
この地図は北が下になっているのでご注意を。

マーレ 地図 モルディブ

Kitagawaはこういう小さな街は大好きで、特に首都となるとむしろその小ささが魅力でもあり。
最近ブログでご紹介した国だと、アンドラやブルネイなんかも歩いて半日で一回りできてしまう規模の首都でした。マニアックな国になると、例えばスワジランドのムババネなどはどこが街の中心かすら分からない小ささ!また折を見てご紹介したいと思います。

Malé
މާލެ

モルディブ共和国

【行き方】 マーレ国際空港からドーニ船

“モルディブ旅行記・首都マーレ市内観光”へのコメントが 2件あります

  1. ながろう Says:

    Kitagawa さま

    こんばんは。

    マーレは美しいところですね!
    モルディブはアイランドリゾートが大きく取り上げられることが多いですが
    お写真を拝見すると首都も楽しそう。

    モルディブではソネバかワン&オンリー リーティラが気になるところです
    ちょっと長めの休みがとれたらぜひ足を伸ばしたい!
    私はダイビングはしないので1島1リゾートで楽しめるかわかりませんけど(笑)

    話は変わりますが。。。
    フォートナム&メイソンの紅茶は私も大好きです。
    ジャムも美味しいので
    マーマレードはあっという間になくなっちゃいます(汗)

  2. kitagawa Says:

    ながろうさん、こんにちは。
    いつも刺激的なコメント!ありがとうございます。

    ジャムはまだ購入したことがありませんでした。
    これは必ず買ってこなければ…

    ながろうさんのチョイスされるホテルは、僕の泊まってみたいリゾートばかりです。(笑
    実はソネバフシの陸上ヴィラはいつも候補にあがるんですが、僕がホテルのアワードにこだわったり連れが水上ヴィラにこだわるとなかなか泊まれず。かえって「通」が集まるリゾートなんじゃないか?と、ますます泊まりたくなってしまいます。でもきっと、ワン&オンリーと並べるということは旧ソネバギリの方ですよね?ぜひぜひ、レポートお願いします!

    ちなみに今気になっている未訪問国にマダガスカルが急上昇中で、ベストシーズン待ちという状態。
    休みを長くとれればセーシェルも噛ましたいな~なんて妄想を繰り広げております。

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