遊覧船ツアーで訪れるリパリ島観光 (イタリア・エオリエ諸島)

2016年, '16 イタリア Add comments

リパリ島ツアー 旅行記

イタリアはシチリア島の北に位置する エオリエ諸島 Aeolian Islands。ユニークな地形の島が点在しておりユネスコ世界遺産にも登録されています。どのように行くか迷いましたがクルーズを利用してお手軽に一日観光してみました。午前中は諸島で一番人気の リパリ島 Lipari を訪れます。

リパリ島
Isola di Lipari

イタリアの エオリエ諸島 Isole Eolie に属し、シチリア島から北に30kmの距離。
エオリエ諸島は2000年、自然遺産としてユネスコ世界遺産に登録されています。

シチリア島の ミラッツォ Milazzo からSiremar社 www.siremar.it/ などの高速船が出ておりリパリ島まで所要50分。高速船なら城塞南側の コルタ港 Corta、フェリーだと城塞北側の ルンガ港 Lunga に到着。リパリの町は徒歩で観光できます。

エオリエ諸島への高速船はミラッツォやメッシーナから出ていますが、そこまで鉄道で行き港まで移動して各島への船に乗り継ぐのはなかなか面倒です。そこでKitagawaはシチリア島で滞在している タオルミーナ Taormina からのツアーを利用しました。タオルミーナは東岸きっての景勝地なのでツアーが充実しているのです。

タオルミーナ Taormina

集合場所はタオルミーナのバスターミナルで、近くのホテルに泊まったので歩いて行けました。
バスターミナルにあるカフェは早朝から営業しておりここで朝食を。イタリアはどこで飲んでもコーヒーが美味しいですね!

イタリア コーヒー

タオルミーナからミラッツォまで観光バスで行き、観光船に乗り換えてリパリ島とヴルカーノ島を巡ります。利用したのは SAT社 www.satexcursions.it/ の英語ガイド付き日帰りクルーズで月・水・金の催行、2016年現在 大人ひとり70ユーロでした。出発は朝7時ちょうど、帰りは午後7時の予定です。

エオリエ諸島クルーズ

さて、ツアーのバスは途中でお客さんを拾ったり展望台に立ち寄ったりしながら ミラッツォ Milazzo の港に到着。他のバスで来たお客さんも同じ船に乗り込むようです。

ミラッツォ Milazzo

午前9時に出航~
残念ながらミラッツォでの観光はありませんが、丘の上に美しい城塞 ミラッツォ城 Castello di Milazzo を眺めることができました。

ミラッツォ Milazzo

シチリア島を離れいざエオリエ諸島へ、イタリアで最初のユネスコ自然遺産です。
一番大きなリパリ島までの距離はおよそ30km、高速船なら1時間もかからずに渡ることができます。船内は年配のヨーロピアンご夫婦ばかり!東洋人はもちろん年齢の若いグループも僕らだけでした(汗

エオリエ諸島 遊覧船

今回訪れるリパリ島・ヴルカーノ島のほか、サリーナ島・ストロンボリ島・パナレーア島・フィリクーディ島・アリクーディ島がエオリエ諸島の主要7島。クルーズ中もガイドさんの解説があり、遠方には左からパナレーア島、バジルッツォ島、ストロンボリ島の島影も見えました。その先ナポリまでの航路もあるそうですが、シチリアからナポリまでメッシーナ海峡を渡る夜行列車 に乗車する予定です。

エオリエ諸島 Aeolien Island

下の写真で真正面にヴルカーノ島とリパリ島が並んでいます。
向かって左にある 火山と温泉のヴルカーノ島 は午後に訪れますよ。

ヴルカーノ島 Vulcano

近付いてくるリパリ島は思ったより起伏に富んだ大きな島。
お天気も晴れてくれたのが嬉しい。

リパリ島 Lipari

リパリ島 Isola di Lipari

リパリはエオリエ諸島きっての観光地。
とは言っても町は小さくまとまっているようで、徒歩で観光できます。右手にそびえる城壁が目を惹きました。

リパリ島

城塞

観光船が着いたのは城塞の南にある コルタ港 Marina Corta で、午前10時20分に下船。
島では自由行動ですが、どうもガイドさんは僕らが迷子になるのではないかと心配しており(笑)案内してくれるそうなのでお言葉に甘えました。

エオリエ諸島ツアー

リパリ島コルタ港

城塞 Castello

目指すは船から見えた城壁の要塞、カステッロ Castello です。
港からの小道 ガリバルディ通り Garibaldi を歩いて行くと右手に緑の階段が現れました。その先に顔を出す教会のファサード、旅情を掻き立てるアングルです。

リパリ カステッロ

観光客がはけるのを待って何枚か記念写真を撮りました。
ここは天然の地形を活かしてギリシャ時代に築かれた要塞で、16世紀にスペインによって増強されたもの。現在は教会や博物館などの見どころが集まっています。

カステッロ Castello

大聖堂 Cattedrale

階段を昇った真正面に現れるバロック様式の カテドラル Cattedrale
出迎えてくれた黒猫のパッチリした目!魔女の宅急便は ストックホルム旧市街ガムラスタン が舞台だなんて言われますが、リパリの小道とこの黒猫の佇まいは劇中のジジそのもの。

リパリ島ツアー

大聖堂

リパリ島の守護聖人、聖バルトロメオ San Bartolomeo に捧げられた教会です。
1131年に建造され現在のものは1515年の再建ですが、外の回廊部分に創建当時のものが残っていて有料で見学できます。古めかしい外観からは想像できないほど中は端正で、特に丸天井のフレスコ画が鮮やか!白い身廊全体がまるで大きな額縁のように見えました。

リパリ島カテドラル

パイプオルガン

パイプオルガンも芸術作品のような装飾をまとっています。
カテドラルの南の林の中に隠れているのは扇形の 劇場 Ricostruzione di un Teatro で、パネルの年号を見ると1978年造。ここからの眺めは爽快で、コルタ港やリパリの町並みを見下ろしながら一息つきました。

リパリ島 見どころ

リパリ島旅行記

ここまではガイドさんと一緒に見学。
年配のツアー客ばかりの中でよほど僕らは目立つのでしょう、何かと世話を焼いてくれるのですがまるで子ども扱い!僕らはヨーロッパの国を既にすべて訪れているんですよ、と言ったらビックリしていました。

リパリ島の町歩き

一番大きいと言っても人口1万人の静かな町。
ガイドさんと別れた後は少し自分たちで散策してみることに。初夏の柔らかな光を浴びた何でもない光景が魅力的で、曲がりくねった路地裏を気ままに歩いてみました。

エオリエ諸島旅行記

Lipari

リパリ島観光

リパリ島旅行記

Lipari

フェリーの発着する城塞の北側の町並み。
諸島の中ではホテルが多く、周辺の島へのクルーズも充実しているので個人旅行ならリパリを拠点にすると良さそう、宿泊先は リパリのホテル から探してみてください。下の写真は民家の壁ですが、よく見ると諸島の地図になっていて面白い!

エオリエ諸島 地図

イタリア リパリ

リパリ島 観光

黒曜石

観光客の多い島なのでお土産物屋さんもいっぱい。
店先には石ころが売られており、尋ねてみると特産品の黒曜石だそうです。安いし一つ欲しかったのですが、ガラクタになるようなものを買ってはダメ!と反対されてしまいました(涙

黒曜石

リパリ島レストラン

一時間ほど歩き回ってそろそろお腹が空くころ。
シーフードの写真がたくさん出ていたこちらの一軒でランチにしました。ポスターの写真を指差して注文するという荒業、もちろん辛口の白ワインを合わせて。

リパリ島レストラン

イタリア シーフード

リパリ島レストラン

イタリア スパゲッティ

軒先でノンビリしていたらガイドさんが僕らを見つけてくれて船着場へ。リパリ島での自由時間は3時間足らずですが島の雰囲気を感じるには充分でした。
エオリエ諸島クルーズ、続いてお隣の 珍しい海底温泉と泥風呂のあるヴルカーノ島 に向かいます。

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